広島・呉(くれ) – この世界の片隅に・艦これファン必見! アニメの舞台となった観光スポットをめぐる聖地巡礼の旅。

「広島・呉」の観光スポットをめぐる聖地巡礼の旅_アイキャッチ画像

ゴールデンウィークに、前々から行きたかった呉へ。

↓きっかけは、この記事。

広島県呉市の観光といえば大和ミュージアムを代表とする海軍ゆかりのスポットが並びますが、最近では映画「この世界の片隅に」の舞台としても人気です。今回は呉市にゆ...

記事に出てくる美味しそうなご飯・フォトジェニックな景色、そして何より”のん”さんの可愛さにやられ、速攻でブックマークに登録。

何度も見返しては「呉」への想いを募らせていました。

そして!ようやく!今年のゴールデンウィークに念願の呉へ。

他に用事があったので、あまり長居はできませんでしたが、上述の記事を参考にどういった行程で回るかを綿密に計画し、さらには、その土地への没入感を高める為、「呉」を舞台にした作品を鑑賞しました。

具体的には、”のん”さんの写真集「のん、呉へ。2泊3日の旅」を購入し、読了。

のん、呉へ。 2泊3日の旅

そして、旅行の前日には、呉を舞台にした映画「この世界の片隅に」も鑑賞。

ぼく
時代考証の緻密さ・骨太のストーリー、そして何より主人公である”すず”さんのキャラがとても良い。素晴らしい映画でした。

「呉へ行きたい!」という気持ちを最大限に高めた状態で、呉観光。

結果、満足感と幸福感に満たされた旅行になりました。

ということで振り返り。

10時12分:呉駅へ到着

呉駅

朝ごはんを食べる為、この旅一番の目的といっても過言ではない「森田食堂」へ。

10時20分:女優”のん”が人生で一番美味しいご飯と評した”森田食堂”へ

呉駅からは50mと激近。ようやくご飯にありつけると思っていましたが…

森田食堂

ぼく
…ん??
ぼく
えっ、まさか…

森田食堂_休業日

臨  時  休  業

マジかよ…到着して10分でもう計画が狂うのかよ…

森田食堂_のんのポスター

店頭には”のん”の写真集に掲載されたことを知らせる告知が。

美味しいご飯だけではなく、”のん”さんのサインや写真集のオフショットも展示されているみたいなので、ここは何が何でも行きたかった…残念無念。

#のん #この世界の片隅に #今日の水口さん

森田食堂

気を取り直し、食べログで評価が高い店を検索。そして出てきたのが「麺処 いつか」。

11時00分:呉市で一番食べログの評価が高いラーメン屋「麺処 いつか」にて昼食

呉駅からは徒歩10分と少々歩きます。

中心部から少し離れているにも関わらず、呉市の総合ランキング2位(ラーメンでは1位)と高評価を叩き出しているお店。

開店前に到着しましたが、すでにお客さんが並んでいました。

麺処いつかの外観

こちらは食べ終わった後に撮った写真

注文したのは鰹鶏そば(700円)。

麺処いつかの鰹鶏そば

とにかくスープが絶品。

鶏と野菜から抽出した濃厚なスープに醤油ダレ・鰹(かつお)・香味油で旨味を重ねている為、「濃厚な香り」と「コクの深い味わい」が楽しめます。

麺は自家製のストレート中細麺。コレがスープと絡んで、まぁー美味い。

ぼく
誤解されがちですが、ちぢれ麺よりストレート麺の方がスープに絡みやすいです。

一番人気のラーメン屋さんは伊達じゃない。期待を上回る味でした。ココはもう一回行きたいなー。

麺処 いつか

お腹も満たされたので、呉駅前にあるバスターミナルに行き、最初の目的地である「アレイからすこじま」へ。

busブルル…

ルート呉駅前 ~ 潜水隊前
料金220円
所要時間約13分

11時45分:日本国内で唯一、潜水艦を間近で鑑賞できる公園「アレイからすこじま」へ到着

ここの見所はなんといっても潜水艦や護衛艦。中でも潜水艦を間近で見れるのは、全国でもココだけ。 アレイからすこじま_護衛艦と潜水艦

…といっても、間近で見れるのは、日曜日のみとなります。しかも事前予約が必須。

なので、基本的には公園から遠巻きに見ることしかできません。

ちょっと残念でしたが、多数の護衛艦が並んでいる姿は圧巻です。

アレイからすこじま_護衛艦

無骨な美しさ…という言葉があるのかは分かりませんが、戦うことに特化した雄々しい姿には、惹かれるものがありますねー。

普段見ることのできない光景なので、テンション高めで写真撮影に興じてました。

そして、もう一つの見所が「旧魚雷積載用クレーン」。

アレイからすこじま_旧魚雷積載用クレーン

旧魚雷積載用クレーン

まぁ、これはアニメ”艦これ”を見てなければ全くそそられないかと思いますが 笑

実は、コレ、れっきとした聖地巡礼スポットなんですよねー。

“艦これ”ファンにはたまらない筈。コレがあるということは、当然”桟橋”もあります…

…がッ!!

桟橋は軍基地の敷地内の為、許可を得ないと当然入ることはできません。

ぼく
本当は桟橋側から撮りたかった…

ちなみにこのクレーン、昔は魚雷の揚げ下しなどで実際に利用していたとのこと。今はその役目を終えモニュメントとして設置されています。

道路を挟んだ向かい側には、赤レンガで作られた倉庫がズラーっと並んでいます。

アレイからすこじま_昭和町れんが倉庫群

昭和町れんが倉庫群

レトロ感満載でオシャンティ!!…と言いたいところですが、目の前が道路で車が”びゅんびゅん”走っているので、引きで見ると昭和レトロな雰囲気は皆無です。

アレイからすこじま:MAP(地図)

トータルで1時間程滞在した後、バスで「入船山記念館」へ。

busブルル…

ルート潜水隊前 ~ 眼鏡橋
料金220円
所要時間約8分

13時15分:国の重要文化財であり坂の上の雲のロケ地にも選ばれた「入船山記念館」へ到着

入船山記念館は、「美術館通り」を登った先にあります。

美術館通り

美術館通り(松並木の緩やかな坂道)

ちなみに”この通り”は「日本の道百選」にも選ばれており、見所満載。

遊歩道には彫刻作品が何点も展示されており、芸術性に富んだつくりになっています。

走る童子 (呉美術館通り)

せんとくんの作者「薮内佐斗司」氏による作品:走る童子

“通り”の長さは全長約200m。コレはあの”戦艦大和”とほぼ同じ長さだそう。

戦艦大和のマンホール

美術館通りの入り口付近に設置されている戦艦大和のデザインマンホール

ちなみに呉は、かつて「東洋一の軍港」と謳われ、戦艦大和が建造された場所としても有名です。

ここだけではなく、市内のあちこちに戦艦大和のデザインマンホールが設置されており、蓋に描かれている絵も各々違います。

こだわりっぷりが半端ないので、呉に行った際はぜひ足元にも注意を払ってみてください。

また、美術館通りにあるカフェ「Cafe The Bricks」には、”この世界の片隅に”の監督「片渕須直 氏」のサインが展示されています。

この世界の片隅にのサイン台本

坂道を登りきった先に今回の目的地である「入船山記念館」が。

目印は「時計台」。

入船山記念館_旧呉海軍工廠塔時計

旧呉海軍工廠(こうしょう)塔時計

“のん”さんの写真集にも掲載されたこの時計。なんと、日本で最初の電子時計とのこと。

製造時期は「大正時代」。元々は軍需工場の屋上にあった時計台だったそうですが、今から約50年ほど前にこちらの場所に移設したとのこと。歴史的なエピソードが凄い。

ここでバシャバシャ写真を撮っていると…

ガイド
良かったら案内しましょうか?ガイド料は不要ですので。
ぼく
えっ!?…いいんですか??
ガイド
もちろん。その方が理解が深まり楽しめるかと思います。
ぼく
お願いします!!

ということで、ガイドさん付きで敷地内へ。(入場料(250円)が必要です。)

以下、印象に残ったことを抜粋。

米軍が散布したビラ

米軍の投降勧告ビラ

ガイド
日本の領土はほぼ制圧しました。本土制圧まで残り5分です。もう時間が無いので早く投降した方がいいですよ。という意味のビラです。当時はこういった投降を呼びかけるビラが米軍の飛行機からバラまかれてました。
ぼく
はー。なるほど。
入船山記念館_旧呉鎮守府司令長官官舎

旧呉鎮守府司令長官官舎(外観)

ガイド
この官舎は「ハーフティンバー様式」というヨーロッパの建築様式で建てられた官舎となります。
ガイド
この建築様式の特徴は”木の骨組みを全面に押し出した作り”。ちなみに原宿駅も同じ建築様式を採用しています。
ぼく
ほーん。そうなんや…
ガイド
そして、この官舎の内装には、元々”金唐紙(きんからかみ)”が貼られていたんですが、戦後、イギリス軍に接収され、上から白いペンキが塗られてしまったんですね。
金唐紙

金唐紙。元の素材は和紙です。

ガイド
そして、後に返還された時に、そのペンキを剥がして元の姿に復元したのが現官舎となります。
ガイド
例えば、”ココ”なんかは白いペンキが残ったままになってます。

入船山記念館_落ちにくいペンキ

ぼく
ほんまや…
ガイド
以前、復元工事をした方がお客様として来られたんですが、「扉一枚のペンキ剥がすのに一週間かかった…」と仰られてました。
ぼく
めっちゃ大変ですね…
ガイド
あと、客室にはピアノが置いてあるのですが…
入船山記念館_旧呉鎮守府司令長官官舎の客室

旧呉鎮守府司令長官官舎の客室

ガイド
ピアノのペダルが木になってるんですよ。
旧呉鎮守府司令長官官舎の客室にあるピアノ

ピアノ・ペダルが木になっている。

ガイド
元々は真鍮(しんちゅう)が使われていたんですが、戦時中、これらの素材が武器生産に必要ということで、没収されたんですよね。なので、代わりの素材として木が使われた訳です。
ぼく
な、なるほど…

…とまぁこの様に、説明がなければ、知り得ない情報を色々教えていただきました。

背景や歴史を知ることで同じ景色でも全然違って見えるので、行かれた際は、ガイドさんに説明してもらうことをおすすめします。

ぼく
ただし、時間に余裕がある場合に限ります。丁寧に説明してくれますが、反面めちゃくちゃ時間がかかります。

入船山記念館:概要

営業時間9:00 – 17:00 (入館は16:30まで)
料金
 個人団体(20名以上)
一般250円200円
高校大学生150円120円
小中学生100円 80円
定休日毎週火曜日 (ただし祝日・休日の場合は、その翌日)、年末年始(12月29日〜1月3日)
電話番号0823-21-1037
所在地広島県呉市幸町4−6
HP入船山記念館HP

 

入船山記念館:MAP(地図)

小腹が空いたので、名物スイーツを味わいに”れんがどおり商店街”へ。

15時30分:呉の名物スイーツ”フライケーキ”を食しに「福住フライケーキ店」に到着

福住_外観

ゴールデンウィークということもあり、大行列。確か20人〜30人位 並んでた様な…

諦めようかとも思いましたが「揚げ物”なんで回転率は良いはず。」と自分に言い聞かせ、並ぶことに。

そしたら思った通り、どんどん列がはけていき、あっという間に自分の番に。

福住_フライケーキ

その場で食べる用に2個、持ち帰り用に2個と計4個を注文。ちなみにお値段は1個80円と激安。

福住_フライケーキの包み

油がもれない様、竹皮&包装紙&新聞紙で3重に包んであります。

早速、食す。

福住_フライケーキの中身

外はカリッカリ。そして中はクッソ熱い 笑  ハフハフしながら食べること必死です。

その熱さを乗り越えると、”こしあん”のほのかな甘みが口の中に広がります。

あと、包装紙のみならず新聞紙にまでべったり油がついてたので、胸焼けする位くどいのかなーと思ってたら全然そんなことない。揚げ物なのにすごくあっさりしてます。

ちなみに冷えた状態でも食べましたが、”できたて”の方が断然美味しいです。(当たり前か…)

購入時に箸とかおしぼりはついてこないので、口や手が油まみれになりますが、そんなん気にせずにかぶりつきましょう。

福住 フライケーキ

続いては、徒歩で呉定番の観光地へ。

16時50分:呉市の人気観光スポットである「てつのくじら館・大和ミュージアム」へ到着

呉といえば、”ココ”。

巨大な潜水艦がどーんと鎮座している光景は、インパクト抜群!

海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

潜水艦の名前は「あきしお」

ちなみにこの潜水艦は”レプリカ”ではなく、2004年まで実際に使われていた潜水艦です。

潜水艦の内部は史料館となっており、潜航中の生活を疑似体験できたり、普段目にすることのない計器類が見れたりなど、貴重な体験ができます。

入館料が無料な上、気軽に立ち寄ることができるので、時間がある方は是非。

ぼく
今回は時間が無かったんで、外観を撮っただけ…

続いては、”大和ミュージアム”の裏側にある「大和波止場」。

大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)

大和波止場側からの大和ミュージアム

ぼく
“大和ミュージアム”に行っても良かったのですが、閉館まで1時間しか無かったので諦めました。
大和波止場

巨大なタンカー・ガントリークレーン(赤と白のしましまのクレーン)が立ち並ぶ姿は圧巻

海に面していてめちゃくちゃ開放的。歩き疲れたので、椅子に座ってのんびりしてました。

ちなみにこの波止場、戦艦大和の甲板をイメージしてつくられています。

歩いてみることで、戦艦大和の大きさを実感できる筈!

てつのくじら館:概要

開館時間9:00~17:00 [最終入館16:30]
休館日火曜日(祝日の場合は翌日) 12月29日~1月3日
入館料無料
住所広島県呉市宝町5番32号
参考サイト海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

てつのくじら館:MAP(地図)

お腹が空いたので、呉名物を味わいにふたたび”れんがどおり商店街”へ。

17時30分:カレー専門店「カレーのマスター」にて呉名物”海自カレー”を食す。

呉といえば「海自カレー」。

海上自衛隊が普段食べているカレーを、市内複数の飲食店で食べることができます。

各店舗とも海上自衛隊から直接レシピを提供されている為、再現度は高く、しかも最終的な味のジャッジは司令・艦長が直接下すというこだわりっぷり。

ちなみに艦艇・部署ごとでカレーのレシピが違う為、呉海自カレーの種類はめっちゃ豊富です。(全29種類)

ぼくが今回選んだ店は「カレーのマスター」。

カレーのマスター_外観

なぜこの店を選んだかというと、カレー専門店だから 笑

呉海自カレーを提供している店は、必ずしもカレー屋さんという訳では無いんですよね。

お好み焼き屋・喫茶店など、色んなお店が「海自カレー」を提供しています。

でも、どうせなら専門のお店で食べたい!!ってことでカレー屋さんをチョイスしました。

カレーのマスター_メニュー表

“呉海自カレーOnly”か”コラボカレー”か….

少し迷ったのち、コラボカレーをチョイス。

カレーのマスター_コラボカレー

ぼく
ちなみに右側が「海自カレー」です。

左側の「カレーのマスター」のカレーは複数のスパイスがブレンドされていてちょっとクセがあり、右の「海自カレー」はTHE・日本のカレーといった感じ。

ピンクのご飯は「五穀米」ですね。これは海自カレー用。

白米に比べ栄養価が高く、太りにくい米を使っているのは、艦内で長期間生活しなければならない乗組員の栄養に配慮して…ということかな??

カレーのマスター_呉海自カレー認定証

これが認定書

どちらのカレーも美味しかったです。大・満・足。

ぼく
ちなみに金曜日は、カレーの日ということで、サラダ(小)が無料でつくみたいです。

カレーのマスター

ここから、徒歩で最後の観光地である「三ッ蔵」へ。

18時15分:”この世界の片隅に”ファンの巡礼地である”三ッ蔵”へ到着

旧澤原家住宅_三ッ蔵

映画のまんま。

「この世界の片隅に」の時代設定は”戦前”と今から70年以上前の話なので、映画にでてくる建物で現存しているのは少ないんですよね。

それがまんま残ってるもんだから、そりゃーもうめちゃくちゃ感動しました。

先に来ていた親子と写真を撮り合いしたのも良い思い出。今や呉を代表する観光地ですね。映画の効果凄い。

ぼく
当然”のん”さんの写真集にもこの三ッ蔵が掲載されています。

行きたいところ全て回ったので、これにて観光は終了。

まとめ

今回、回った観光地は以下の通り。

呉の観光地

  1. アレイからすこじま
  2. 入船山記念館
  3. てつのくじら館
  4. 三ッ蔵

個人的にはすごく楽しめました。

がッ!!!

アニメという”バックボーン”があるから楽しめたんだろうな〜という印象ですね。

正直何の知識・思い入れが無い状態で楽しむにはハードルが高い観光地かと思います。

何せ…目玉は「戦艦」や「旧軍施設」など、戦争にまつわるものばかり。

なので、もし行くのであれば、事前に「呉」を舞台にした作品を見ていくのがおすすめ。

それだけで、見え方が全然違います。

ぼく
いわゆる「コンテンツツーリズム」ってやつですね。オススメはもちろん「この世界の片隅に」です。

そんな感じで。終わりッ!!

ぼく
名作。「火垂るの墓」同様、ずっと語り継がれていく作品になるかと思います。
ぼく
かわいいは正義!同年代の女優の中でも突き抜けてるな〜。魅力がすごい。

 

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