シン・エヴァンゲリオン劇場版:||の舞台挨拶に行ってきました。(感想をサクッと見たい方はこちら→感想に飛ぶ▼)
声優陣が集う…ということで、できれば現地(東京)で見たかったですが、コロナ禍、かつ、チケット争奪戦が容易に想像できたので、中継を選択。
ただ、それすらも、”予約開始時間”直後は、アクセス過多でサイトに中々繋がらず、かなり焦りましたが、無事GET。
上映開始時間は9時、かつ、都心の映画館を避けたため、朝一から電車を乗り継ぎ、遠方の映画館へ。
てな訳で感想をば。
登壇者は以下の通り ※敬称略
- 緒方 恵美(碇 シンジ役)
- 林原 めぐみ(綾波 レイ役)
- 宮村 優子(式波・アスカ・ラングレー役)
- 三石 琴乃(葛城 ミサト役)
- 山口 由里子(赤木 リツコ役)
- 石田 彰(渚 カヲル役)
- 立木 文彦(碇 ゲンドウ役)
- 岩永 哲哉(相田 ケンスケ役)
- 岩男 潤子(洞木 ヒカリ役)
- 長沢 美樹(伊吹 マヤ役)
- 優希 比呂(日向 マコト役)
- 伊瀬 茉莉也(北上 ミドリ役)
- 勝 杏里(多摩 ヒデキ役)
- 山寺 宏一(加持 リョウジ役)
【シン・エヴァンゲリオン劇場版】声優陣の舞台挨拶・生中継ライブビューイングを鑑賞|内容や感想など
個人的に一番ツボだったのは、赤木 リツコ役「山口 由里子(やまぐち ゆりこ)」さんがおっしゃっていた「殺らなきゃ殺られる」です ww
ゲンドウを躊躇(ちゅうちょ)なく発砲するシーンについての感想ですね。
頭をぶち抜いたのに死んでないわ。何なら脳みそを拾うわ…で怯(ひる)んでしまい、その怯みが声にのってるそうです。
そのため、NG食らうと思っていたようですが、予想に反し1発OKだったとのこと。
…が、自分では納得いっていないため、それが未だに心残りだそうです。
あと、山口さんの感想で印象に残っているのは、ミサトとのお別れのシーン。
葛城 ミサト役「三石 琴乃(みついし ことの)」さんとは、現場で一緒になることが多く、それだけに最後“言葉“を交わすシーンは、かなり感極まったとのこと。
結果、何テイクかは、感情がのってしまい、庵野監督から「リツコじゃないよね…」と窘(たしな)められたそうです。
後日、採用されたものを聞くと、一番あっさりした言い方が選ばれており、「ですよね」と思ったとのこと。
続いて、印象に残っているのは、渚 カヲル役「石田 彰(いしだ あきら)」さん。
声から受ける印象で、クールな、いわゆる“GACKT“みたいな人なんだろうな〜と思ってたら、めっちゃ面白い人でした。
石田さんで印象に残ってるのは2点。
1つは、シン・エヴァの感想を振られた時の感想が、「ゲンドウくゥゥン!!」とイケボ、かつ、大声量で言ったこと。
これには、会場大爆笑。
ちなみに、このセリフには、「寂しいのは分かる、分かるよ。でも、お前何してくれてんねん!!」の意味が込められています。
2つ目は、渚 カヲルの役割について。
レイやアスカなど、他のエヴァパイロットと違い、終劇に向けて舞台を整える、それが渚 カヲルの役割だったのではないか…と。
シンジに幸せになって欲しくて、いろいろ立ち回ったけど、最終的にシンジは自分の力で幸せになった。
それで、カヲルの役割は終わった…と思ったそう。
さらに、止めを刺すかのごとく、(劇中で)シャッターがガシャーンと閉まるもんだから、そこで、“本当に終わった“と感じたそうです ww
続いて、印象に残っているのは、綾波 レイ役「林原(はやしばら) めぐみ」さん。
アフレコブースにいる時は、完全に「ON」の状態なのか?の質問に対し、意識してない。覚えてない。とのこと。
これは、「プロフェッショナル 仕事の流儀」を踏まえての質問。
番組内で、アフレコの様子が流れていましが、庵野監督の指摘に対し、「林原 めぐみ」ではなく、明らかに「綾波 レイ」で返答してるんですよね。
今日エヴァの舞台挨拶の中継見にいったんだけど メンツ豪華すぎたのとその圧に負けずガチファンな質問ガンガンする司会の人で面白かった プロフェッショナルの林原さんの「うん」って言ったとこまで言及してた…
— kokokisu A5 (@_kokokisu) March 28, 2021
とても印象に残ったシーンだったので、そこに言及してくれたのは嬉しかったです。
ただ、林原さん、おそらく「プロフェッショナル 」を見ていなかったのか、この質問を振られ、やや困惑してたんですよね。
その困惑ぶりを察し、山寺 宏一(やまでら こういち)さんが即座にフォローしたのは、“さすが“だなーと思いました。
あと、林原さんで印象に残っているのは、破までの綾波と、Q以降の綾波は別人。頭では分かっていても、中々切り替えれず、とても苦労したとのこと。
いわく「ポカポカ」を抜くのが大変だった…とおっしゃっていたのが印象的でした。
続いて、印象に残っているのは、碇 シンジ役「 緒方 恵美(おがた めぐみ)」さん。
大観衆を前に冗談も言えるし、場を締める総括的な内容まで言える。非常にしっかりした方だなーという印象を持ちました。
印象に残ってるのは、シン・エヴァの感想を振られ「さようなら、全ての関係者」と言ったこと ww
そして、自分はまだエヴァの世界に“(良い意味で)取り残されてる”と言ったこと。
ラスト、神木君にバトンタッチするので、緒方さんだけ、14歳のシンジ君で止まってるんですよね…
なので、監督・観客含め、送り出した気持ちでいるそうです。私はまだ作品内にいるので会いに来てね!と言っていたのが印象的でした。
キリが無いのでここからは箇条書き
- ケンスケ役の岩永さん、ヒカリ役の岩男(いわお)さんが、再登場すると聞いた時、生きてて良かった!と思ったそう。Qのトウジのシャツ演出=死亡フラグと思い、(自分たちも)死んだと思っていたとのこと。
- 対し、日向役の優希さん。Qで日向(+青葉・マヤ)がヴンダーのクルーになることを告げられ、寿命伸びたー!と思ったそう。
- 加持役の山寺さん、渚(なぎさ)司令は初見時、誤植だと思ったとのこと。
- マヤ役の長沢さん、エヴァはアニメではなく、もはや神話だと。あと、「これだから若い男は 」というセリフはこれからプライベートで積極的に使っていくとのこと。
- ミサト役の三石さん、Qで戦艦が出てきた時に、艦と共に逝くと予想。でもエヴァだし、そんな”ありきたり”な展開にはならんだろーと思ってたら、まさかのww ただ、最後に見せ場を作ってくれて”ありがとう”という気持ちだそう。
- アスカ役の宮村さん、(アスカが)着てる服大きかったけど、ケンケンの?てか、なぜ服を持ってこない?の質問に「いいじゃん!人じゃないし!」と返答。
- ヒカリ役の岩男さん、ヒカリが結婚して子供も授かり幸せになってよかった…としみじみ言い、宮村さんがヒカリは勝ち組ですよ!と讃(たた)える。
- ゲンドウ役の立木さん、テレビシリーズの時はシンジ役の緒方さんとの接触を控えてた。シン・エヴァではあえて距離を近づけたとのこと。
こんな感じかな。
レジェンド声優たちから製作秘話を聞けてとても楽しかったです。まだまだエヴァの世界に浸れそう。
そんな感じで。終わりッ!!
シン・入場者特典も無事GET!
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