NHK Eテレ発の展覧会「デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)」に行ってきた|感想や写真など

NHK Eテレ発の展覧会「デザインあ展2020 in SHIGA(滋賀)」を見に佐川美術館に行ってきた|感想や写真など

コロナの影響で楽しみにしていたイベントが軒並み中止 or 延期。

そして、ついには外出自粛要請まで。なんつーか閉塞感が半端ないですね。。

ぼく
本来ならば「ゴッホ展」に行って、色鮮やかな色彩を目に焼き付ける筈だったのに…

なので、先月行った展覧会の思い出に浸る事で、行き場のない鬱々とした気持ちを昇華させ、明日への活力にしたいと思います。

ぼく
いうならば、本記事は「自己セラピー」の記事ですね。

滋賀・佐川美術館で開催された「デザインあ展」に行ってきた|感想や写真など

デザインあ展については、一昨年「東京」で”すで”に鑑賞済みのため、本展覧会はスルーするつもりでした。

…が、京都方面に行く用事があったので、ついでに寄ることに。

ちなみに、当日はこの冬一番の寒波が到来。それに加え、入場規制もかかっており、美術館周辺は会場入りを待ちわびる大勢の人で長蛇の列が形成されていました。

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|雪の中、寒さに震えながら順番を待つ人々

雪が降る中、寒さに震えながら待つという…

なので、現地に着いた瞬間思いました。「帰りたいと。

ぼく
マジで辛かった…いうて、東京で見てるしね。
デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|会場への入り口

入り口。ここまで辿り着くのに2時間かかった..

足が棒のようになりながら、会場にIN。

印象に残っている作品は、以下4作品です。

  • 抽象度のオブジェ
  • ごちゃまぜ文庫
  • マークだけの群れ
  • ちょうどいい

抽象度のオブジェ

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「抽象度のオブジェ」具体的

トイレのマークが、いわゆる”馴染みのある形”まで抽象化されていく過程を段階的に描いた作品。

左側が一番具体的。凝った装飾に加え、陰影もバッチリ書き込まれているため、めちゃくちゃリアル。

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「抽象度のオブジェ」抽象的

右に行くにつれ、無駄な要素が省かれていき、情報伝達に適した形状、つまり「アイコン化」され、最終的には街中で良く見かける「馴染みのある形」に。

仕事などでアイコンや図解など、要点を絞り、簡略化されたパターン図は度々作成していますが、ここまで段階的に考えてる?と問われれば、考えてないかも 笑 と思ったり。

また、(これまでの成果物の中には)そぎ落としが足りず、情報伝達のノイズになってるものもあるかもしれない…とも思いました。

まぁ、「図解」などではそこまでの厳密さは求められないとは思いますが、「ロゴ」では絶対必要ですよね。

ぼくは、概念や理念など形のないもの(?)をシンボリックに際立たせ、具現化していく作業がとても苦手です。

なので、この作品同様、いくつかのステップに分け、少しずつ前に進んでいく…つまり苦手意識を克服するため、段階的に慣らしていくのがいいかもな…と思いました。

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「抽象度のオブジェ」リアルな人形

ぼく
あと、こんだけリアルな人形がトイレマークだったら…と考えると「ピューと吹く!ジャガー」の歯医者並にトラウマになりそうやな…とも思いましたww

ごちゃまぜ文庫

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「ごちゃまぜ文庫」

これはもう完全に「面雀(オモジャン)」ですね。サンプリングの要素はゼロ。”まんま”といった感じ。

ここに来て、「松本人志」の偉大さを再認識するとは。20年以上経った今でもその発想が取り沙汰されるなんて凄すぎ。やっぱ天才。

このコーナーに関しては、懐かしさも相まって割と長い時間、留まってました。

ぼく
久々に「一人ごっつ」が見たいな〜。30代の才気溢れる松ちゃんと板尾を見たい。

あと、子供達が「何か違う…」と違和感(戸惑い)を感じながら、見ていたのも印象的でした。

そんな様子を尻目に「これを機に固定概念に縛られず柔軟な発想ができるようになるといいな〜」と思いながら、このコーナーを後にしました。(おそらくそれが制作者の意図だと思うので。)

マークだけの群れ

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「マークだけの群れ」

パッケージが無い世界ってこんなに無機質なんだ〜と、今一度デザインの重要性を再認識させてくれる展示作品。

まぁ、ぼくはビジュアル至上主義では無く、どちらかというと使い勝手(操作性)の良さや売上・集客につながるデザイン=正義って考えなので、いわゆる”オシャンティ”なデザインは、二の次….

な ん で す が

ぱっと見で”ええな“と思うデザインは、心情的に間違いなくプラスに働くはずなので、最近は”ビジュアルによる表現力”も伸ばしたいな〜と考えています。

ぼく
単純に相手型の反応が良くなるので。なので、どっちかというと、内政向けのパフォーマンス…という意味合いが強いです。

あと、これは完全に余談ですが、最近デザイン関連の話で感銘を受けたのは、「TENGA」の話です。

↑TENGAの話は10分10秒から。

ぼく
がなり氏はジョブズと同じ考えですね。この動画を見終わった後、ジョブズがNextのロゴに10万ドルもの大金を払った話を思い出しました。

ちょうどいい

デザインあ展 in 滋賀(佐川美術館)|展示作品「ちょうどいい」

見た目のインパクト」でむちゃくちゃ印象に残ってる作品。

まぁー”タイトル”といい”見た目”といい分かりやすいですよね

ぼくはこういうキャッチーな作品が大好きです。単純に見てて楽しいし。

この作品は、子供達もむちゃくちゃテンションが上がってました。

それにしても「ちょうどいい」ってタイトルの付け方が秀逸だなぁ〜。色んなことを想起させますね。

あと、この作品を見て、「直島の巨大ゴミ箱」を思い出しました。

直島|三島喜美代作「もうひとつの再生」

三島喜美代作「もうひとつの再生」

ぼく
ちなみに両者のコンセプトは全く違います。直島のは、アート作品のため「問題提起」といった意味合いが強いです。

デザインあ展|感想まとめ

“デザイン”と名が付いている通り、わかりやすさ重視、それこそ子供にまで伝わるくらい”コンセプトを作品に落とし込んでいる点”は素晴らしいと思います。

だからこれだけ反響があるんでしょうね。

あと、これだけ人気の展覧会が関西で開催されるとなれば、大体「大阪文化館・天保山」か「兵庫県立美術館」、「京都市美術館」あたりが選ばれますが、滋賀の「佐川美術館」をチョイスするあたりが、いいな…と思いました。

初めて行きましたが、めちゃくちゃいいです、佐川美術館。周囲の景色、建物の造形美含め、とても素晴らしい美術館でした。これを機に行けて良かった。

佐川美術館の外観

デザインあ展 in SHIGA:概要

会期2019年12月14日(土) ~ 2020年2月11日(火・祝)
開場時間9:30~17:00
※最終入館16:30
入場料
一般1,000円
高大生600円
中学生以下無料
休館日月曜日
電話番号077-585-7800
所在地滋賀県守山市水保町北川2891
HP佐川美術館

ぼく
中学生以下は”なんと”無料!若者にこそ見てほしい!…という強い意思を感じますね。

佐川美術館:MAP(地図)

アクセス
  • JR守山駅下車、近江鉄道バスまたはタクシーにて約35分
  • JR堅田駅下車、江若交通バスまたはタクシーにて約15分

あと”デザインあ展”のみならず地下で開催されていた「吉左衞門 深見陶治×十五代吉左衞門・樂直入」も相当良かったです。

佐川美術館|吉左衞門X 深見陶治×十五代吉左衞門・樂直入

ぼく
ゼルダのマスターソードやん!って思いながら、撮ってました。…にしてもかっこよすぎでしょ。

そんな感じで。終わりッ!

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