COMME des GARCONS(コム・デ・ギャルソン)がデザインを手がけた「AIR MAX 95(エアマックス95)」を購入しました。(商品レビューだけ見たい方はこちらをクリック→レビューに飛ぶ▼)
エアマックス95とは
世界的大ブランド「nike(ナイキ)」を象徴するスニーカーと言っても過言ではありません。言わずと知れた名作中の名作スニーカーです。
その人気ぶりは凄まじく、このスニーカーが発売された当初は「強奪(通称:エアマックス狩り)」が横行し、社会問題にまで発展しました。
今考えたら「狂ってんな…」と思わなくもないですが、当時は空前のスニーカーブーム。
転売価格も凄まじく、ナイキの他モデルである「エアジョーダン5」に至っては、強奪どころか殺人事件まで起こっています。(いや、どんだけ…)
つまり、当時の少年〜大人たちがこぞって求めた逸品。それが「エアマックス95」です。
今の若い子は想像もつかないだろうがこの頃はハイテクスニーカーを定価で手に入れるのは難しかったんやで。大阪大国町のトミヤマという靴屋のビルでエアマックス95の赤と青を限定販売するというので高校休んで友達と並んで赤をゲットした思い出。数百人並んでたんやで…https://t.co/hPmpm9chXN
— 星野りゅう@キャンプ/エブリイ車中泊 (@ZsQHLWcYhArbbfS) March 17, 2019
コム・デ・ギャルソンとは
日本が世界に誇るモードブランドです。長(おさ)は「川久保 玲(かわくぼ れい)」。言わずと知れたファッション業界の重鎮ですね。
そして、その影響力や評価の高さは、日本だけに留まらず、ワールドワイド。
なんせ、あのLOUIS VUITTON(ルイ・ ヴィトン)が創立160年という節目に、ブランドの象徴たる「モノグラム」のリ・デザインを依頼するほどですからね。
その他、ニューヨークのメトロポリタン美術館で、日本人デザイナーとして史上初の展覧会を開催するなど、この種のエピソード(つまり功績)を挙げるとなると枚挙にいとまがありません。
・・・
(服のデザイン以外で)個人的にコム・デ・ギャルソンを凄いと思う点は以下3点です。
- 素材から縫製まで全て国産である。
- パタンナーにデザイン画を渡さず、コレクションのイメージを言葉だけで伝える。
- 商業的要素とクリエイション(芸術的要素)を両立させている。
「2」を補足すると「再現性がある」ということですね。
…というのも、通常、パタンナーはデザイナーが作成したデザイン画を元にパターンを起こすのが主な仕事かと思いますが、ギャルソンには、長(おさ)たる「川久保 玲(かわくぼ れい)」が作成したデザイン画が”そもそも”ありません。
そのため、彼女が発する断片的な言葉から意図を汲み取り、パタンナー自身がデザインを形にしていく必要があります。
そして、そのデザインの審美を最終的にジャッジするのは、当然世界的デザイナーである「川久保 玲(かわくぼ れい)」。
つまり、めちゃくちゃ厳しい環境にパタンナー達は晒されている訳です。
するとどうなるのか…?
ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)や サカイ(sacai)、カラー(kolor)のように世界で通用するデザイナーがボコボコ生まれます。
以前、昔のギャルソンのドキュメンタリーみて驚いたのが川久保玲と各パタンナーはそれぞれコンセプトをディスカッションで煮詰めていって形にするんだけどショーの近くになって初めて素材をパタンナーに渡すんだよね。当然素材がコンセプトから時間をかけて落とし込んだフォームとコンフリクトする。
— Ryuca 柳嘉 (@t_ryuca) March 24, 2015
コム・デ・ギャルソン× ナイキのコラボレーションスニーカー「エアマックス 95」|商品詳細・レビュー
価格は、46,200円(税込)。
ラインは「プリュス」。なので、本ラインから出ているアイテムですね。
素材は、メッシュ、スエード、キャンバス生地や天然皮革など様々なもので構成されています。
サイズは28cm(USAサイズでいうと10ですね)。
普段サイズは27cmのものをチョイスしてますが、このスニーカーに関しては、1サイズアップしないとキツかったです。
カラーは、「白・黒・グレー」の全3色展開。今回購入した色は冒頭にも記載した通り「白」と「黒」です。
ただ、本来は「グレー」1色のみを買う予定でした。
…というのも、見た目の格好良さ、使い勝手の良さが一番優れているのは、グレーだと思ったので。
ヘビロテにも程がある🤔 pic.twitter.com/YXtRTnjjgk
— あわつまい (@MaiAwatsu) March 4, 2020
…が、思うことは皆一緒。つまり「グレー」だけ全サイズ即完してました。残る選択肢は「白」と「黒」のみ。
そして、これらも残る数点しか在庫が無い状態。
しかも発売してから1週間を過ぎると電話受付可、つまり”取り置き”を行うと(店員さんが)言っていたため、この機を逃すと100%買えないなと思い、両方買いました。
ギャルソン版「エアマックス95 」の特徴
通常の「エアマックス95」とデザイン的に違う点をざっくりまとめると以下3点になります。
個人的に面白いと思った点は…
- サイドが入れ子構造となっているため、立体的なフォルムが形成されている
- 様々な素材を組み合わせているため、デザイン的に奥行き(深み)がある
- 服の概念を取り入れている
ですね。
せっかくなので「黒」の写真も掲載。
なお、機能性、つまり履きごごちは、ベースが「エアマックス95 」なので抜群。
デザインや色的にも使いやすい(=合わせやすい)ので、ゴリゴリに履いていきたいと思います。
そんな感じで。終わりッ!!
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