SSL化したサイトをhttpsのままサーバー移行する際の手順まとめ|ロリポップからエックスサーバー【WordPress編】

https化したサイトロリポップからエックスサーバーへ移転する際の手順まとめ

「SSL化したサイト(httpsサイト)」でサーバー移行を行う際は、事前に移行先のサーバーでSSL化を済ましておく必要があります。

“これ”をしないで移行すると、移行先のサーバーが初期状態では「http」とSSL化していない関係上、画面が真っ白になります。(「https→http」とURLが強制的に変わるので。)

通常であれば、無料SSL証明書(Let’s Encrypt)を持ち込んで、SSL化を済ませておけばいいだけの話ですが、エックスサーバーの場合、他社SSL証明書の持ち込みに対応していません。

よって、エックスサーバーで販売されている有料SSL証明書(年額990円〜)を購入する必要があります。

この記事では、「サイトが表示されない期間なし」で「httpsのまま」、「ロリポップからエックスサーバー」へ移行する際の手順をまとめています。

2019年4月7日追記
エックスサーバーより「WordPress簡単移行」機能が新たに提供されたので、有料SSL証明書の購入は必要なくなりました。詳細は下記ツイートのリンク先にてご確認ください。

WordPress側の作業

キャッシュ系のプラグインを削除する

「WP Super Cache」、「W3 Total Cache」などキャッシュ系のプラグインを利用している場合は、削除する必要があります。

↓以下、例(WP Super Cache の場合)

STEP.1
サイドメニュー「設定」から「WP Super Cache」をクリック
サイドメニュー「設定」から「WP Super Cache」をクリック。
STEP.2
タブ「簡易」を選択し、「キャッシュを削除」ボタンをクリック。
タブ「簡易」を選択し、「キャッシュを削除」ボタンを押します。
STEP.3
サイドメニュー「プラグイン」から「インストール済みプラグイン」をクリック。
サイドメニュー「プラグイン」から「インストール済みプラグイン」をクリック。
STEP.4
「WP Super Cache」の停止をクリック。
「WP Super Cache」の停止をクリック
STEP.5
削除をクリック。
削除をクリック

プラグイン削除後、問題なくサイトが表示されるかを確認します。

続いては、移行元のサーバー「ロリポップ」で行う作業について。

ロリポップ側の作業

まずは、ウェブサイトのファイルデータ(HTML・CSSや画像など)とデータベースのデータをダウンロードします。

バックアップファイルのダウンロード

注意
バックアップ機能は、有料オプションになります(月額300円)。契約していない方は、FTPソフトから直接データをダウンロードする必要があります。
STEP.1
サーバーの管理・設定メニューからバックアップをクリック
バックアップを選択
STEP.2
バックアップ管理画面をクリック
バックアップ管理画面を選択
STEP.3
Webサイトのファイルとデータベースのファイルをダウンロード
ファイルのダウンロード
STEP.4
デスクトップにダウンロードしたファイルを置いておく
デスクトップにバックアップファイルを置いておく

続いては、PHPのバージョンを最新にして、移行元・移行先でのバージョンの差異を無くします。

PHPのバージョンを最新にする

STEP.1
サーバーの管理・設定メニューからPHP設定をクリック
PHP設定を選択
STEP.2
PHPの最新バージョンを選択
PHPの最新バージョンを選択
STEP.3
変更をクリック
変更を選択

続いては、メールアカウントの作成。

SSL証明書の取得には、「admin@コモンネーム」などの特殊なメールアドレス(管理者アドレス)が必須です。

Gメールなど、任意のメールアドレスの利用はNGなため、サーバー側で作成する必要があります。

メールアカウントを作成

STEP.1
メールメニューからメール設定⁄ロリポップ!webメーラーをクリック
メール設定 ⁄ ロリポップ!webメーラーを選択
STEP.2
新規作成をクリック
新規作成を選択
STEP.3
admin@ドメイン名のメールアカウントを新規作成
admin@ドメイン名のメールアカウントを新規作成
STEP.4
パスワードを入力し、作成をクリック
パスワードを入力し、作成をクリック
STEP.5
admin@ドメイン名のメールアカウントが作成完了
admin@ドメイン名のメールアカウントが作成完了

これにて移行元(ロリポップ)の作業は終了。

続いては、移行先のサーバー「エックスサーバー」で行う作業について。

エックスサーバー側の作業

移転するサイトのドメインを登録

STEP.1
サーバーパネルへログイン
サーバーパネルへログイン
STEP.2
ドメイン設定をクリック
ドメイン設定を選択
STEP.3
移転するサイトのドメインを追加し、ドメインの設定の追加(確認)をクリック
ドメインの設定の追加タブをクリック。ドメインを追加し、ドメインの設定の追加(確認)を選択
STEP.4
ドメインの設定の追加(確定)をクリック
ドメインの設定の追加タブをクリック。ドメインを追加し、ドメインの設定の追加(確認)を選択

続いては、SSL化(https)に必須な証明書の申し込みを行います。

SSL証明書の申し込み

STEP.1
追加のお申し込み・同意するをクリック
追加のお申し込み・同意するをクリック
STEP.2
オプション独自SSLの新規申し込みをクリック
オプション独自SSLの新規申し込みをクリック
STEP.3
SSLブランド・SSLプラン・契約期間を選択
SSLブランド・SSLプラン・契約期間を選択

SSLブランドCoreSSL(最安値のSSL証明書)
SSLプランSNI SSL(ネームベース)
ご利用期間1年
STEP.4
対象サーバーID・コモンネームを選択後、お申し込み内容の確認・料金のお支払いをクリック
対象サーバーID・コモンネームを選択後、お申し込み内容の確認・料金のお支払いをクリック
STEP.5
お支払い方法を選択(クレジットカードの場合)
お支払い方法を選択(クレジットカードの場合)
STEP.6
必要事項を入力後、カードでのお支払い(確認)をクリック
必要事項を入力後、カードでのお支払い(確認)をクリック
STEP.7
カードでのお支払い(確定)をクリック
カードでのお支払い(確定)をクリック
STEP.8
お支払いが完了
お支払いが完了
STEP.9
SSL証明書の取得申請をクリック
SSL証明書の取得申請をクリック
STEP.10
必要事項を入力後、SSL登録者情報入力へ進むをクリック
必要事項を入力後、SSL登録者情報入力へ進むをクリック
STEP.11
必要事項を入力後、SSL新規取得申請を行う(確認)をクリック
必要事項を入力後、SSL新規取得申請を行う(確認)をクリック
STEP.12
SSL新規取得申請を行う(確定)をクリック
SSL新規取得申請を行う(確定)をクリック
STEP.13
ロリポップのメールメニューからメール設定⁄ロリポップ!webメーラーをクリック
メール設定 ⁄ ロリポップ!webメーラーを選択
STEP.14
ロリポップ!webメーラーにログインする
ロリポップ!webメーラーにログインする
STEP.15
SSL証明書の発行元から届いているメールをクリック
SSL証明書の発行元から届いているメールをクリック
STEP.16
validation codeをコピーして、承認用URLをクリック
validation codeをコピーして、承認用URLをクリック
STEP.17
コピーしたvalidation codeを貼り付け、Nextをクリック
コピーしたvalidation codeを貼り付け、Next >をクリック
STEP.18
SSL証明書の取得申請が完了
SSL証明書の取得申請が完了
STEP.19
審査が完了するまで待機
審査が完了するまで待機

審査が完了すると、SSL証明書が発行され、エックスサーバー側で証明書のインストール作業が行われます。

作業完了後、エックスサーバーからメールが届きます。

エックスサーバーからSSL証明書設定完了のメールが届きます

到着するメール

これにてSSL化(https)は完了。

続いては、エックスサーバーにWordPressを設置します。

WordPressをインストール

STEP.1
サーバーパネルへログイン
サーバーパネルへログイン
STEP.2
WordPress簡単インストールをクリック
WordPress簡単インストールをクリック
STEP.3
WordPressをインストールするドメインをクリック
WordPressをインストールするドメインの選択するをクリック
STEP.4
必要事項を入力後、インストール(確認)をクリック
必要事項を入力後、インストール(確認)をクリック
STEP.5
インストール(確定)をクリック
インストール(確定)をクリック
STEP.6
WordPressのインストールが完了
WordPressのインストールが完了

続いては、ロリポップのバックアップファイルからダウンロードしたデータベースのインポート(取り込み)作業を行います。

ロリポップのデータベースをインポート

STEP.1
phpmyadmin(MySQL5.7)をクリック
phpmyadmin(MySQL5.7)を選択
STEP.2
phpmyadminへログイン
phpmyadminへログイン
STEP.3
左メニューの〇〇_wp1をクリック
左メニューの〇〇_wp1をクリック
STEP.4
初期データを削除する
初期データを削除する
STEP.5
ロリポップのバックアップデータからダウンロードしたデータベースのファイルをアップロード
ロリポップのバックアップデータからダウンロードしたデータベースのファイルをアップロード
STEP.6
ロリポップのデータベースファイルのインポートが完了
ロリポップのデータベースファイルのインポートが完了

続いては、WordPressデータの書き換えを行います。

FTPソフトを使っての作業

wp-configファイルの書き換え

ファイルの書き換えにはファイルの送受信を行う「FTPソフト」とソースコードを編集する「テキストエディタ」が必要です。

FTPソフト(無料)FFFTP(Win)
Cyberduck(Mac)
テキストエディタ(無料)サクラエディタ(Win)
Sublime Text(Mac)
STEP.1
FTPソフトを使い、エックスサーバーのサーバーアカウントへ接続
Cyberduckを用いてFTP接続する
STEP.2
public_htmlフォルダをクリック
public_htmlフォルダをクリック
STEP.3
public_htmlフォルダの中にあるwp-config.phpをデスクトップにダウンロード
wp-config.phpをデスクトップにダウンロード
STEP.4
FTPソフトを使い、ロリポップのサーバーアカウントへFTP接続
Cyberduckを用いてFTP接続する
STEP.5
public_htmlフォルダの中にあるwp-config.phpをダウンロード
(STEP.3でダウンロードしたデータを上書きしない様に気をつける)
wp-config.phpをダウンロード
STEP.6
テキストエディタを起動
テキストエディタを起動

テキストエディタ(無料)サクラエディタ(Win)
Sublime Text(Mac)
STEP.7
ロリポップのwp-config.phpに記載されているデータベース情報をエックスサーバーの情報に書き換える
ロリポップのwp-config.phpに記載されているデータベース情報をエックスサーバーの情報に書き換える

↓書き換える情報は以下の通り。

  1. MySQLのデータベース名
  2. MySQLのユーザー名
  3. MySQLのパスワード
  4. MySQLのホスト名

↓書き換える箇所は、以下画像の赤枠部分です。

書き換える情報

書き換えた「wp-config」ファイルはサイトファイルのアップロード時に使用するため、一旦わかりやすいところに保存しておいてください。

.htaccessファイルの書き換え(※ロリポップ使用時、.htaccessファイルに何らかの記述をしていた場合のみ必要な作業)

Macの場合、初期状態では「.htaccess」ファイルは表示されません。下記の記事を参考にして、表示させてください。

STEP.1
FTPソフトを使い、エックスサーバーのサーバーアカウントへ接続
Cyberduckを用いてFTP接続する
STEP.2
.htaccessをデスクトップにダウンロード
.htaccessをデスクトップにダウンロード
STEP.3
FTPソフトを使い、ロリポップのサーバーアカウントへFTP接続
Cyberduckを用いてFTP接続する
STEP.4
.htaccessをデスクトップにダウンロード(STEP.3でダウンロードしたデータを上書きしない様に気をつける)
.htaccessをデスクトップにダウンロード
STEP.5
テキストエディタを起動
テキストエディタを起動
STEP.6
エックスサーバーの.htaccessに記述されている内容をコピーし、ロリポップの.htaccessの最上部に貼り付ける。
エックスサーバーの.htaccessに記述されている内容をコピーし、ロリポップの.htaccessの最上部に貼り付ける。

書き換えた「.htaccess」ファイルはサイトファイルのアップロード時に使用するため、一旦わかりやすいところに保存しておいてください。

サイトファイルをアップロード

ロリポップのバックアップファイルからダウンロードしたWebサイトのデータをFTPソフトを使って、エックスサーバーの「public_html」フォルダ内へアップロードします。

STEP.1
FTPソフトを使い、エックスサーバーのサーバーアカウントへ接続
Cyberduckを用いてFTP接続する
STEP.2
public_htmlフォルダをクリック
public_htmlフォルダをクリック
STEP.3
ロリポップのバックアップデータからダウンロードしたWebサイトのデータを、エックスサーバーのpublic_htmlフォルダ内へアップロード
ロリポップのバックアップファイルからダウンロードしたWebサイトのデータを、エックスサーバーのpublic_htmlフォルダ内へアップロード
STEP.4
全ファイルがアップロード(上書き)されるまで待機
全ファイルがアップロード(上書き)されるまで待機
STEP.5
index.html、default_page.pngを削除(※無い場合もあります。)
index.html、default_page.pngを消す
STEP.6
「wp-config.php」、「.htaccess」ファイルを「public_html」フォルダ内へアップロード
wp-config.php、.htaccessファイルをpublic_htmlフォルダ内へアップロード

これにてWordPressデータの書き換え作業は終了。

続いては、ネームサーバーの設定作業を行います。

ドメイン側の作業

ネームサーバーを設定する

ドメインとサーバーの紐付けを行うため、ネームサーバーをエックスサーバーの情報に書き換えます。 ネームサーバーの変更は、ドメイン契約会社の管理画面上で行います。
↓以下、お名前.comの場合

STEP.1
ドメインNavi」にログイン
「ドメインNavi」にログイン
STEP.2
ドメイン設定をクリック
ドメイン設定をクリック
STEP.3
ネームサーバーの変更メニューを押し、手続きを進める
ネームサーバーの変更メニューを押し、手続きを進める
STEP.4
エックスサーバーのネームサーバーを入力する
エックスサーバーのネームサーバーを入力する

↓入力する内容は以下の通り。

  1. ns1.xserver.jp
  2. ns2.xserver.jp
  3. ns3.xserver.jp
  4. ns4.xserver.jp
  5. ns5.xserver.jp
STEP.5
設定完了
設定完了

変更手続きをしてから有効になるまで、「数時間〜72時間程度」時間がかかります。(完全に変更(浸透)しきるまでは、新旧いずれかのサーバー側のサイトが表示されます。)

これにて移行作業は完了です。

SSL化したサイトをhttpsのままサーバー移行する際の手順まとめ

以下の手順を踏むことによって移行作業が完了します。

従来の移行作業との変更点は、「SSL証明書の申し込み」位ですね。

ただ、そもそも移行作業自体がややこしいので、私には手が負えない!!って方は、サーバー自体を「mixhost」に切り替えるのも一つの手かと。

…というのも、mixhostでは「WordPress移転代行サービス」というサービスを実施しており、お金さえ払えば、移行作業自体を丸々引き受けてくれます。

性能的には、高速サーバーの部類に入るサービスのため、エックスサーバーにも引けをとらないかと。あと、料金も同じ位なので、運用コストもエックスサーバーとほぼほぼ変わりません。

これに関しては、時間と労力・お金を天秤にかけて判断していただければと思います。

そんな感じで。終わりッ!!

 

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