メインで履いているユニクロの「ルーズフィットテーパードジーンズ」がだいぶヘタってきたので、ジーパンを1着買い足しました。
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ブランドは「masao shimizu(マサオシミズ)」です。
目次
masao shimizu(マサオシミズ)とは
デザイナーは清水 真生(しみず まさお)さん。
スタートは2010年なので、今年でちょうど10年目ですね。
デザインの特徴としては、「手が込んでるけど一見シンプルな服」、もしくは「素材の切り返しを多用したインパクトのある服」というイメージ。
個人的に、(ドメスティックでは)いま一番好きな服のブランドで、masao shimizu(マサオシミズ)に関しては、今年上半期で3着目の購入となります。
masao shimizu(マサオシミズ)の代名詞的なアイテムといえば「再構築デニムパンツ」。
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古着のリーバイスを数本解体し、パーツごとに分解。それら分割したパーツを、再度組み立て直したものが「再構築デニム」です。
これだけ聞くと「それ…元の状態に戻すだけじゃ…?意味ある??」と思うかもしれませんが、色や風味の異なるパーツをパズルを組み替えるかの如く、ドッキング(再構築)させる訳ですから、形は同じでも元のデニムとは全くの別物。
また、パッチワークみたく色んな柄の布を張り合わせる訳ではなく、パーツはあくまでも同じデニム生地のため、構築後のデニムには ほどよい「統一感」と「差異」が生まれます。
その小さな差異から生じる違和感が、再構築デニムの一番の魅力です。
ただ、知識がない人がそれをやると単なる”つぎはぎ”になっちゃいます。
形が決まっている中で”いかにやりすぎないように崩すか”、デザイナーとしての手腕がそこで問われる訳ですが「masao shimizu(マサオシミズ)」のさじ加減・バランス感は絶妙です。
masao shimizu(マサオシミズ)の再構築デニム|商品詳細・レビュー
購入したモデルは、2015-16年秋冬に発売された「再構築デニムパンツ」。
素材は、綿(コットン)100%。
色は「アイスブルー」。
サイズは2(Mサイズ)。
ウエストは約41cm、総丈が約101cmのため、身長173センチ、体重61kgのぼくからすると”若干大きめ”の作りとなります。
ただ、個人的にはジャストサイズといった感じ。…というのもデニムは、少しルーズなシルエットでラフに履きこなすのが、一番かっこいいと思っているので。(DTの浜ちゃん的な)
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再構築デニムは、毎シーズン発表されていますが、その中でも「2015AW」を選んだのは、やりすぎ感のない“ちょうどいい塩梅(あんばい)のデザイン”だからです。
例えば、下記は今期(2020ss)の再構築デニムになりますが、個人的には、デザインが凝りすぎてて、主張が強い様に感じました。(あくまでも個人の嗜好の話です。)
不要不急の外出自粛など全く苦にならないレベルで見惚れてしまうmasao shimizuの20ss再構築デニム。ストライプの切り替えが異次元。後ろは左右で1本ずつストライプに切り替え。インディゴ濃淡のバランスがすこすこのすこてぃっしゅほーるど。攻撃特化型っぽいのでトップスと靴はミニマルに削ぎ落として pic.twitter.com/shBy42lrYe
— 🐋 (@suhr7010) April 4, 2020
これは、好みでしかないのですが、個人的にボトムスは主張の少ないシンプルなものがベスト。
なので、これまで派手目のボトムスを購入したことは”ほとんど”ありません。
ぼくの中で、ボトムスはコーデの”引き算”的要素です。
その(引き算の)数値の中で許容範囲ギリギリのラインが今回購入した「2015AWの再構築デニム」という訳です。
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このパンツの”もっとも”気に入ってるポイントは、「股上」の部分ですね。
スナップとフックの二重ボタン構造が特徴的な本作。
ボタンに”メタルボタン”を採用しているあたり、マルジェラの影響(リスペクト)が垣間見えますね〜。
また、右側のコインポケットは外され、デニム本来の色である深いインディゴカラーが露出しています。
↓背面はこんな感じ
3種のデニム生地を切り替えたデザイン。ベルト部のパッチ・左ポケットは剥がされ、かつてそこにあったことを示す痕跡だけを残した状態に。
右ポケットはそのままですが、両縁は、インディゴのデニム生地で補強されています。
続いて気に入っているポイントは、右膝のパッチ。
視覚的アプローチが一番強い箇所ですが、他の部位とのコントラストがそれほど無いため、違和感なくスッと収まっています。さじ加減の妙味ですね。
着用した感じ
はい、100点。トップスがシンプルだと映えますね〜。足元のジャーマントレーナーもいい感じ。(マルジェラかな??)
上の画像見たく、ダークトーンのシンプルなものと組み合わるのが一番ベストな着こなしかと。ぜひ真似したい。
デザインの元となっている素材
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ここからスタート。解体作業だけでも数時間かかり、デザイン、縫製含めると1本仕上げるのにどれほど手間がかけられているか…想像に難くありません。もはや実用的なコラージュアートですね。素晴らしい…!これからも買い続けます。
そんな感じで。終わりッ!!
違いの根本は、古着のデザインを活かしつつ今風にリファインするか(マルジェラ)、古着を素材として使い、別物としてリメイクするか(マサオシミズ)にある気がする。ちょっと前のマルジェラの影響を受けてる自分としては、マサオシミズのほうが、今風のファッション取り入れてる感がある。
— margielamarni (@margielamarni) 2014年3月10日
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