特別展「毒」 in 大阪の感想。グッズ・所要時間・混み具合について

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の感想。グッズ・所要時間・混み具合について

大阪市立自然史博物館で開催中の 特別展「毒」に行ってきました。

てな訳で感想をば。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館のグッズ

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館のグッズ売り場の写真

グッズ売り場。営業は17時まで

図録、お菓子、雑貨などの定番品はもちろんのこと、Tシャツやコーチジャケット、バッグなどのアパレルグッズも取り揃えられています。

他、めずらしどころだと、鷹の爪とのコラボグッズなんかもありました。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の秘密結社 鷹の爪とのコラボグッズ

コラボグッズ。価格は440円〜880円

ぼく

鷹の爪以外にもBiSHや中村悠一も起用してるので、彼らとのコラボグッズも作って欲しかった。。

なお「3月21日(火)17時」時点では売り切れ商品はなく、在庫も潤沢にあるように感じました。

状況見る限り、お目当てのグッズが買えないことは無いかと思います。

ちなみにグッズ売り場への入場、および、グッズの購入は、チケットが無くても可能です。

本展のタイアップ曲

¥750
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ぼく

タイアップ曲がある展覧会は初めて。ちなみにアーティストはBiSHです。すげー。

購入グッズ

九谷焼の豆皿を購入しました。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の購入グッズ(拡大写真)

価格は1,100円

ぼく

柄はカエルとテントウムシがありましたが、色彩が華やかなテントウムシをチョイス。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の購入グッズ

豆皿は2種類。テントウムシをチョイス

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の所要時間

ぼくは展覧会で3時間20分、グッズ選びで10分かかりました。

↓内訳としてはこんな感じ。

滞在時間3時間20分の内訳
  • 展示物に添えられた説明文は全部読む
  • 撮影可能な展示物は全て写真に収める
  • 展覧会を1周する
  • 展示映像を全部見る
  • 音声ガイドを一通り聴く(収録時間30分)

“ガッツリめ”のように見えますが、一通り見て回っただけですね。

しかも、興味があまり持てなかった「第2章の鉱物」「第3章の導入部」は流し見です。

それでも3時間20分かかりました。

本音をいえば、もう1周したかったし、音声ガイドもリピートしたかったです。。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の音声ガイドの写真

五条悟ボイスで誘(いざな)ってくれます

なので、最低でも4時間は居たかったですね。

ぼく

13時30分に入場したので、閉館まで3時間30分しかなかった…

なお、ここまで時間がかかった1番の原因は「大混雑」です。

土・日・祝に行く方は、可能限り早めに行った方が良いかと。こんなに人気だとは…正直舐めてました。

ぼく

逆に平日で音声ガイドなし、かつ、展覧会場を1巡しかしないのであれば、2時間くらいで見て回れると思います。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の混雑具合

めちゃくちゃ混雑してました。。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の混雑具合

祝日「14時頃」の混雑具合

1回目、日曜日の14時50分頃に行きましたが、人で溢れかえっていたため、断念。

仕切り直して、祝日の13時30分に再トライしましたが、状況変わらず。

なので、ゆっくり見たければ、早めの時間帯(午前中)に行くのがベストですね。

なお、チケットは現地で買うのでは無く、事前に買っておくことを強くおすすめします。

理由は、当日券窓口もかなり混んでいるからです。。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の入場口

当日券 購入窓口 or 入場口で入り口が分岐

ここまで混雑するのは、時間指定なく入場可能、かつ、入場制限も特に設けていないからですね。

コロナ渦以前の通常運転といった感じで、事前予約の煩(わずら)わしさが無いのはよいですが、ゆっくり見れないのはちょっとしんどいですね。。




特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の注意点

グッズ売り場と展覧会の閉館時間が同じ「17時」なことですね。

つまり、閉館ギリギリまで鑑賞しちゃうと、グッズが買えなくなります。。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の閉館時間とグッズ売り場の閉館時間は同じ

この点ご注意ください。

あと、会場内にトイレは無いので入場前に済ましておきましょう。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の感想

知的好奇心が刺激され非常に楽しめました。

言い換えるなら”毒に対する知識がゼロの状態”でも楽しめるよう工夫されていました。

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:酒類(アルコール)とスギ(花粉)

身近な毒

これが非常に良かった。

ぼくが行く主な展覧会は、漫画の原画展やアート展ですが、これらは作品について知らないと100%楽しむことはできません。

対し、本展覧会は”知らないことが前提”、その制約の中でどう楽しませるか…がベースにあるため、懇切丁寧(こんせつていねい)に解説してくれるし、途中で飽きさせないよう”ちゃんと”エンタメに昇華されていました。


印象的だった展示物は以下

  1. シュミット指数
  2. フグ
  3. マンゴー

印象的だった展示物1:シュミット指数

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:シュミット指数

シュミット指数とは「ハチの痛みを数値化したもの」です。

なんでも考案者が自らハチに刺され、その痛みを1〜4のレベルに分類。

でも”それだけじゃあ”痛みが伝わらないから、身近(?)なものに置き換えて、その痛みを例える訳です。

その”例え”も面白かったし、いや、何してんねん(笑)と突っ込みたくなる感じも面白かったですね。

印象的だった展示物2:フグの開腹

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:クサフグ(開腹)

ほぼ毒やん…

↑これを見たとき、なんで食おうと思ったん…!と思いました  

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:フグ刺身(てっさ)

みんな大好き「てっさ」

ぼく

ここに行き着くまで、何人が犠牲になったんだろうか…食への探究心すごすぎ。

印象的だった展示物3:マンゴーが熟す前/熟した後の香りを比較体験

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:未熟果と熟果の香りを比較

マンゴーが熟す前の香りと熟した後の香りを体験することができます。

熟した後の香りは芳醇(ほうじゅん)な訳ですが、これは匂いで引きつけ、色んな動物に食べてもらい種子を拡散する狙いがあるんですよね。

対し、熟す前の香りは、全然惹きつけられない香り。これは種子が熟してないので、拡散されても意味がない訳です。

なので、匂い・味とも微妙。それで食害を防いでいるという。

ぼく

めちゃめちゃ理にかなってますね。ほんとよくできてる。


特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の展示品:白粉化粧を施した江戸時代人女性腹顔像

江戸時代の女性。白粉(おしろい)にも毒性が…

毒でパッと浮かぶのは、トリカブトやキノコ、フグや蛇(へび)ぐらい。

そんなぼくでも…というか”その程度の知識しか無い”からぼくだからこそ楽しめました。

解説がとにかく丁寧だし、ちゃんと標本や模型なども用意してくれてるから視覚的にも楽しめるし、わかりやすい。

ぼく

ここまで一見さんに優しい展覧会は「デザインあ展」以来かな。

展示数も、250点以上とボリューム満点。

人間が生成したモノから自然界のモノまでバリエーションも豊か。おかげさまで非常に楽しめました。

そんな感じで。終わりッ!!

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館:概要

特別展「毒」 in 大阪市立自然史博物館の概要

会期 2023年3月18日(土)〜 5月28日(日)
開館時間 9:30〜17:00
※入場は16時30分まで
チケット料金
一般 1,800円
高大校生 1,500円
小中生 700円
定休日 月曜日
※3月27日、4月3日、5月1日は除く
電話番号 06-6697-6221
所在地 大阪市東住吉区長居公園1-23
HP 大阪市立自然史博物館ホームページ

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