利用しているレンタルサーバー「エックスサーバー」から2週間連続で、新機能追加の発表がありました。
その名も「Xアクセラレータ」、「Expiresヘッダ」。
特に「Xアクセラレータ」は、最大で10倍以上のパフォーマンスが期待できるとのこと。
この度エックスサーバー、エックスサーバービジネスでは、Webサイトの高速化・同時アクセス数の拡張を実現する「Xアクセラレータ」機能の提供を開始いたしました。最大で10倍以上のパフォーマンスが期待できます。ぜひ当機能をご活用ください。https://t.co/BZCnYbYE7Y
— レンタルサーバー【エックスサーバー】 (@xserverjp) 2018年9月11日
…ということで、さっそく設定してみました。
目次
Xアクセラレータの設定手順
続いては、Expiresヘッダの設定。
Expiresヘッダの設定手順
設定完了。
続いて、どれだけ改善されたのか「PageSpeed Insights」、「TestMySite」で設定前後の読み込み速度を比較します。
「PageSpeed Insights」で設定前後の読み込み速度を比較
まずは、モバイル(スマホ)。
続いては、PC(パソコン)。
続いては「TestMySite」で比較。
「TestMySite」で設定前後の読み込み速度を比較
まとめ
はい。ということで、エックスサーバーの新機能である「Xアクセラレータ」、「Expiresヘッダ」の機能を設定しましたが、読み込み速度は、それほど改善されませんでした。
ただ、ぶっちゃけ、設定する前からそれほど改善はされないだろうなーと思ってはいました。
なぜなら「Expiresヘッダ」、「Xアクセラレータ」ともにキャッシュを利用した高速化機能だから。
キャッシュというのは、一度訪れたサイトの画像やHTMLファイルなどをパソコンの中に一時保存することで、2回目以降の訪問時、サーバーを介すことなく、訪れたサイトが表示される仕組みのことです。
Expiresヘッダは「ブラウザキャッシュ」、Xアクセラレータは、どんな技術を用いて高速化しているかを明示していませんが、仕様を見る限り、キャッシュぽいんですよね。
ぼくの場合、ブラウザキャッシュに関しては、既に対策済み。
Xアクセラレータは、キャッシュデータがどこに保持されるか分かりませんが、なんというか…所詮キャッシュですからね…
根本的は速度改善とは違う…(CPUのアップグレードなどサーバー自体のパフォーマンスが上がった訳ではないので。)
とはいえ、”やらない”よりは”やった”方がいいことは間違いないので、エックスサーバーを利用している方は、「Xアクセラレータ」、「Expiresヘッダ」ともに設定しましょう。
そんな感じで。終わりッ!!
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