アナリティクスの設定・使い方が学べる本「Webサイトの分析・改善の教科書」を読了|感想・レビュー

Googleアナリティクスの勉強におすすめの本「現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書」を読んでみた|感想・レビュー

「現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書」を読了。

ちなみに読んだのは、改訂版です。てな訳で感想をば。

「現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書」の感想・レビュー

現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書の写真

著者自身が「施策」と「実践」を意識した一冊と謳っている通り、現場で即使えるノウハウが詰まった本でした。

これまで、いわゆる「Web系の本」の本は何冊も読んできましたが、それら、過去の本と比べても本書は飛び抜けて面白かったです。

理由としては…

  1. 解析ツールの操作方法・各画面については「前提知識」があるため、内容がスッと入ってくるし、頭の中で、それらのイメージが鮮明に浮かぶ。
  2. 現場で起こったリアルな事例を交えながら解説しているため、実践的な手法や考え方が身につく。
  3. 「良いサイト」「悪いサイト」の指標となる数値が明確に記載されている。
  4. それぞれの用途に適したおすすめの「解析ツール」が掲載されている。(ex.フォームの改善 → ナビキャストフォームアシスト など)
  5. セグメントの切り方、そして、それらのユーザーをあぶり出すために”どのような設定を施せば良いか”がバッチリ記載されている。
ぼく

かゆいところに手の届く感がすごい。おかげさまで断片的な知識がクリアになっていきました。

特に「5」の情報は、「はーそういうやり方で特定の行動をとったユーザーを割り出すのね〜」と、とても参考になりました。

例えば、LP(ランディングページ)を展開していた場合、そのページが「直接的」、もしくは「間接的」、どちらの内容で目的達成(申し込みなど)に影響を与えたか…

「直接」「間接」それぞれの違いについて|直接は、LP上のお申し込みフォームから直接お申し込みに至ったパターン。間接は、LPから離脱。後日、ブランドワードで検索し、別ページ(ホームページ上)にてお申し込みに至ったパターン。

“その差”を知りたい場合は、以下の設定を行うことで確認ができます。

設定方法(Googleアナリティクスの場合)

【Googleアナリティクス_シーケンスの設定】LP上のお申し込みフォームから直接お申し込みに至ったパターン|手順1

「すべてのユーザー 」→「 +新しいセグメント」をクリック

【Googleアナリティクス_シーケンスの設定】LP上のお申し込みフォームから直接お申し込みに至ったパターン|手順2

  • 直接:「シーケンス」を選び、フィルタ「セッション」を選択。
    ステップ1で「ランディングページ」「含む」を選択。「LPのURL」を入力。
    ステップ2で「トランザクション数」「セッションごと」「≧」「1」を選ぶ。
  • 間接:直接と同様、シーケンスにて設定。設定内容も、直接とほぼ同様。
    直接との違いは、フィルタは「セッション」ではなく「ユーザー」を選択、ステップ2の「セッションごと」を「ユーザーごと」に変えるだけ。あとは同じ。
ぼく

間接のデータ数値の中には直接ユーザーも混じっているなど、いくつか注意点がありますが、割愛。


その他、興味深かったのは、出稿している広告バナーがWebサイト上に表示された際、そのバナーをユーザーが実際に見たかどうかを計測する方法。

 

広告の表示回数 ≠ ユーザーの目に広告が触れた回数

これは”あるある”ですね。…が、ヒートマップは有料なので導入していない会社も多々ある筈。

その場合、Google広告(旧称 Googleアドワーズ)上で、下記設定を行うことにより、見たか否かを判定することができます。

出稿している広告バナーをユーザーが実際に見たかどうかを計測する方法(Google広告の場合)

STEP.1
Google広告の管理画面_左側のメニューから「広告グループ」を選択、画面右側_表上部にある「表示項目」から「表示項目の変更」をクリック。
出稿している広告バナーをユーザーが実際に見たかどうかを計測する方法|手順1「表示項目」から「表示項目を変更」をクリック」
STEP.2
メニューから「視認性」を選択、「視認範囲のインプレッション」「視認範囲のクリック率」のチェックボックスにチェックをつける。
ぼく

「視認範囲」とみなされるのは、広告の面積の50%以上が、ディスプレイ広告で1秒以上、動画広告で2秒以上表示された場合とのこと。


あと、「良い」「悪い」の具体的な指標が数値として明確化されているのもよかった。

例えば…

メルマガの開封率・クリック率について、目指すべきラインは?

開封率は20%、クリック率は4%

 

ABテスト終了の判断基準、効果の判定は?(Google オプティマイズ利用時)

オリジナルを上回る可能性が「80%」になった時

ぼく

当然、その数値に至った根拠も明示されております。


…とまぁ、このように、経験に裏打ちされた”現場で即座に使える知識”がゴリゴリに掲載されているので、読んでてとにかく楽しかったです。

こちらの本については、できれば実際の画面を見ながら、読み直しを行い、知識の定着を図りたいですね。(まぁ、そんな余裕があるかは分かりませんが…)

そんな感じで。終わりッ!!

ぼく

ちなみにブログをやっている方も本書はめちゃくちゃ参考になると思います。特に「Chap2-6:オウンドメディア」は必読。

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