【乃木坂46】ななみん(橋本奈々未)、今日の卒業コンサートで芸能界引退だってばよ… (+アイドル論について語ってみる。)

アイドル論

この機を逃したら、今の熱量でこの内容を書けないだろうから書く。

ななみん(橋本奈々未)がいよいよ卒業ですね。5年半にわたる活動お疲れ様です。

 

下記の記事、プロフィールページでも書きましたが・・・

芸能界の第一線で活躍している人が「地位・名誉・お金」を捨てて、一般人になるって決断は相当すごいと思うんですよ。

 

お金でいうと、乃木坂工事中の企画「私服コレクション2016」内での演者のやりとりを聞く限り、OLでは決して貰えないであろう額を貰ってるはず。


広海・深海

大人チームは予算感が凄いですね・・・

バナナマン・日村

まぁね..ここら辺の子達はねー。


 

誰もが羨む、恵まれた待遇を捨ててまで普通になることを望む。

世の中からは私はすぐに過去になってなかったものになる!もうなりつつある!わたしはそれも望んでる!

引用:橋本奈々未 OFFICIAL BLOG(2017/02/13)※2017年3月31日をもってブログは閉鎖されました。

 

ぼくはどちらかというと「石橋を叩いて渡るタイプ」です。

そして、現状のままでは「ダメ」だという自覚はありつつも、今得られる安定にしがみつく楽天家でもあります。

ぼく

安定なんて幻想なのに・・・

 

そういうぼくからしたら、この決断はまぶしくて仕方がない。

 

親の借金で相当苦労したことが根っこにあるかと思いますが。それでも、中々決断できることではありません。

単純に人として尊敬します。

 

↑ほんとこれ。

 

最初から席が用意されているのが良いか、一から積み上げた方が良いか。

浮き沈みの激しい生活より安定を望む。芸能界はテレビに出るだけがお仕事じゃないかと思いますが、実力が無かったら行き着く先は何なのか?

ぼく

1年位前に地元のパチンコ屋に「石川梨華」が来てたんですが、全盛期を知っているだけに悲しくなった。

ぼく

パチンコ屋の営業から漂う落ち目感は何なんだろうか…?

 

 「モーニング娘。」、「AKB」の卒業生を見てると、芸能界を生き残ることがいかに厳しいかを痛感します。

 

アイドルは、ほんと儚い。

 

グループから卒業した瞬間、まるで魔法が解けたが如く、見かけることが少なくなります。

ぼく

元々ファンだった人はその後も追い続けるのか?それとも別の推しメンを見つけるのか?

 

その時思うのが「最初から席が用意されているのが良いか、一から積み上げた方が良いか。」

 

昔ダウンタウンのまっちゃんが、「二世タレントは二世タレントなりの悩みがあるかもしれんけど、そんなんしれてるよ。一から積み上げていく方が絶対キツイ。」  

そしてこうも言ってます。「芸人は強い」と。

 

ぼく

浜ちゃんも、ハマ・オカモト(息子)とラジオで共演した際、同じ様な事を言ってます。


浜ちゃん

畑が違うところいってくれて助かったよ。こっちもね。

ハマ・オカモト

当たり前でしょ。

浜ちゃん

いや!いうたっておるやん。

ハマ・オカモト

まぁね。いや..でも否定はしないよ。

浜ちゃん

いやいやいやいや…もう..そんな甘いもんじゃ..舐めてもうたら困るで!ってなるわけやん。

浜ちゃん

もしやで..お前が「お笑い」やりたいって言ってきたら、そらもう「ボッコボッコ」ですよ。お前舐めんじゃねーぞ!!と。


 

アイドルの場合、スタート時点でタイアップやら何やらがついていてかなり恵まれています。

乃木坂の番組内でもアンダーの待遇について不満をぶちまけるメンバーに対し、バナナマンが苦言を呈してます。


選抜に選ばれなかったメンバーは辛い。テレビに出れないし、マイクもつけさせてもらえないこともある。

それに対して・・・

バナナマン・設楽

そんなこと言ったら俺ら20年位やってるからね。そっち2年目でしょ!

バナナマン・日村

ナマイキだよ!君たち 笑

バナナマン・設楽

冠番組もってんじゃん!

「乃木坂って、どこ? 」大所帯アイドルあるある勉強会! 2013年7月14日より抜粋


 

ただ、これが良いのか悪いのか問題。

 

アイドルは発展途上。成長していく過程をリアルタイムで見れることが何よりの魅力である。

アイドルや二世タレント以外で「ポンッ」ってテレビに出れる人って中々いないですよね。

ぼくは、あらゆる職種の中で「芸人」を一番尊敬していますが、苦労話を聞くたび「あ〜やっぱスゲェな…こんだけ苦労したから今があるんだな…」ってことを感じます。

 


芸人の苦労話でパッと思いだせるのが「バナナムーン」の土田さんゲスト回。これは定期的に聴きたくなる。まさに神回。苦労を共にしてきた戦友との掛け合いはグッときます。

ぼく

この御三方が今や「乃木坂46・欅坂46」の冠番組のパーソナリティですからね…


芸人の当面の目標って「テレビに出る事」に尽きると思いますが、テレビに出る頃には、相当な下積みを経験されてるので、ある程度完成されています。

 

アイドルの場合は、それが皆無。

 

乃木坂でいうと、結成してから2ヶ月で冠番組が始まり、半年後にはCDデビュー。しかもデビュー曲は「明治チョコレート」のタイアップが付き、CMにも出てます。

 

これを・・・

スゲェ、恵まれてるな…と取るか、めっちゃ大変!!と取るか。

 

ぼく

ぼくは若い時は「前者」、今は「後者」です。

 

アイドルは舐められる!?。

アイドルって舐められてるなーと思います。

昔、嵐の二宮くんも「情熱大陸」出演時に言ってましたね。「同年代 + 自分より若い世代」に舐められると。

そして、それが頑張れる原動力になっているとも。

ぼく

「楽にデビューできて良いよねー!」みたいな。

特に秋元康率いるグループは「握手券」ありきでCDの売上を伸ばしている為、

何百万枚売ろうとも、売上に見合った評価はされません。

 

と言いつつも、ぼくも若い頃(アイドルに興味がない時)はぶっちゃけ舐めてました。

 

モーニング娘。は思春期という事もあり、CDとかは聞いてましたが、AKBは全スルー。

握手会も存在は知っていたものの、基本冷めた目で見てました。

 

が!!!

 

めちゃイケでAKBの握手会が放送された時、大島優子の対応がクローズアップされてましたが、その時のファンの無茶ぶりに応える機転の速さ振りには目を見張りました。

ぼく

とにかく凄かった。今思うとそこからアイドルに対する見る目が変わっていった気がする…

↑完全に同意。

 

その時点で大島優子はアイドルとして完成されてたんでしょうね。単純にスゲェとは思いましたが、その後、AKBにハマることはありませんでした。

 

その後、「ももクロ」が出てくるわけです。

 

まぁ、ハマりました。「ももクロ」なんてまさに「成長過程を見せることにより好きになる。」の代名詞じゃないですか。

ぼく

川上マネジャーのメンバーに対する負荷のかけ方の半端なさよ。

 

そこに魅せられました。

「なるほど〜」と。「アイドルの魅力ってコレか〜」というのは、ももクロを見て学びました。

 

 

アイドルの負荷(プレッシャー)って半端なくない!?

や、単純にスゲェと思うんですよ。

乃木坂でいうと、結成当時は全員10代。一番下は中学生です。

 

しかも下積み経験は皆無。そんな状態で結成してから2ヶ月後に「バナナマンと番組やれ!」って言われてすんなり受け入れられます?

無理だろ…

 

バナナマンの負荷も相当だと思うんですが、彼女達自身の負荷(プレッシャー)はそれ以上な筈。

絶えずそういったプレッシャーを受けつつ、10代という多感な時期を過ごす訳です。

するとどうなるか・・・

 

バラエティでの立ち居振る舞い〜容姿まで全てが洗練されていきます。

要はどんどん「素人」から「芸能人」になっていく訳ですよ。

ぼく

その過程を見るのが「アイドルを応援する醍醐味」と言えます。

 

アイドルは凄い

ぼくがアイドルに尊敬の念を抱いてます。

10代という若い時期、周りが皆遊んでる中、与えられた課題・目標に向かって努力、奮闘する姿はおっさんになれば成る程刺さります。

Dragon Ash_Kj:そうだなあ……。なんというか、俺、AKB48はマジですごいと思ってるのね。やったことのないことをやってるし、青春の全てを賭してあの子たちはやってるわけなんだから。

引用:nexus

 

周り(演者・裏方含め)は超一流。(少なくともテレビで見る限りは)こういった方々に臆さず、堂々と渡り歩いてきてるんですよ!これを凄いと言わずしてなんと言うのか!!

ぼく

その他、アイドルを通してもう二度と戻れない青春を追体験していることも魅力の一つと言えます。うん、これは確実にある。by おっさん。

 

 

なのに、なぜ卒業すると・・・

結局行き着くのはコレ。

最初から席が用意されているのが良いか、一から積み上げた方が良いか。

 

「TVで生きて行く」ことを考えると物凄く恵まれた環境(バラエティ・女優・歌手と一通りやらせてもらえる)にも関わらず、卒業後はほぼ生き残れない。

ぼく

才能がないって言ってしまえばそれまでだけど…

 

アイドルはウサギとカメでいうとウサギ側なのか…?

 否!断じて否!

 

仕事をしてると、自ずと携わってる分野のプロフェッショナルになっていきます。芸能界ではそれは通用しないのか…?

 

「集団」でいるから魅力が発揮されるのか?「個」でスタートした方が、生き残れる可能性が高くなるのか..?

ぼく

広末涼子・長澤まさみ・上戸彩・ガッキーみたく..

 

ぼく

うーん..

 

打ち上げ花火の如く一瞬バッと輝き、そして消えていく、この儚さもアイドルの魅力…なのか..?

 

最後に・・・

長々と書いてきましたが、言いたかったことはコレ。

ななみんお疲れー!!

 

 

小学館
¥1,900
(2024/12/08 00:13:31時点 Amazon調べ-詳細)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください