「コム・デ・ギャルソン」と「ア・ベイシング・エイプ」のコラボウェアを購入しました。(商品レビューだけ見たい方はこちらをクリック→レビューに飛ぶ▼)
人気ブランド同士のコラボ…ということで発売日当日は、混乱や転売を避けるための措置として、入店時刻を決める抽選を実施。
さらに、大阪限定、かつ、実店舗1店のみでの販売という、対象者をかなり絞った形での販売だったため、「あ〜これめっちゃ並ぶやつや…」と思ったら、案の定。
引き当てた時刻は、「13時45分」。開店時間が11時のため、(開店から)2時間45分後の入店ということになります。
なので、「終わった」と思いました。…が予想に反し、無事お目当のTシャツとパーカーをGET。
それにしても、まさか「ギャルソン」が「エイプ」とコラボするとは…
やや意外でしたが、コム デ ギャルソン大阪店のインショップとして「BAPE STORE」が出店されてるのは、もっと意外でした。
A BATHING APE®が⼤阪⼼斎橋の御堂筋沿いに、BAPE STORE® #コムデギャルソン大阪 をオープン。#bape #ABATHINGAPE #大阪 #心斎橋 #ギャルソン https://t.co/nDDjsdji0H pic.twitter.com/xyKPhc0Vhw
— Aoyama Design Forum (@NPO_ADF) April 5, 2020
アンダーカバーやヨウジヤマモトならわかるんですけどね。ギャルソンとエイプの客層って全然違うような…(=相乗効果が見込めない)
目次
A BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)とは
90年代後半〜2000年代前半に爆発的な人気を誇ったブランドです。
その頃は、今のトレンドと同様、ストリート系がファッションシーンを席巻していました。
そのムーブメントの総称は「裏原系」と呼ばれ、その火付け役となったブランドが「ア・ベイシング・エイプ」です。
設立当初は、スチャダラパーやコーネリアス(小山田圭吾)など音楽シーンと蜜月関係にありましたが、それが徐々に芸能界にまで波及。芸能人がCMやドラマなどで着用し、人気が爆発したって感じですね。
「キムタク服」といえば裏原期のAPE
『ラブジェネレーション』のネルシャツとか『HERO』のダウンジャケットが当時狂おしく欲しくて、手は届かないけどひたすら憧れてたな
そして『プライド』のテンダーロインも語る上で外すことはできない……
いつだって僕らのファッション、拓哉とともにあった… pic.twitter.com/fIuuEW7UZV
— 清崎 耀介(yosuke kiyosaki) (@kiyogy) July 25, 2020
ちなみに、HERO(ヒーロー)でキムタクが着ているダウンジャケット。定価は確か30万円だったと思いますが、最盛期はプレミア価格が上乗せされ100万円という値段がついてました。
そんな感じなので、(当時の)エイプを定価、かつ、新品で買ったことは無いです。
心斎橋のカンフルというブランド古着屋で真贋(しんがん)の判別がつかないものを、(ものによっては)定価以上の価格で買ってましたね。。
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エイプの創業者 NIGO(ニゴー)氏について
名前の由来は、ファッション界の御大”藤原ヒロシ”とクリソツだから(今はそんなに似てないですが…)。
似ている=藤原ヒロシの2号、その部分(2号)をローマ字に変換し、自身を表す名称として使用した…という訳です。
裏原で成し遂げた功績が今をときめくデザイナーたちの原動力となり、(現代的にアップデートされた上で)リバイバルされてる現状は、90年代ファッションに影響を受けた自分としてはとにかく胸熱。
裏原には影響受けてるだろうねぇ。。藤原ヒロシがコラボの走りだし、ジョニオとかNIGOとかもそれを見て育った世代には神格化されてるんよ。
コレクションでドーンとコラボを打ち出したのがキムって感じだねー。それも本来交わらないラグジュアリーとストリートを。— マーボー (@banmyou) September 9, 2020
なお、(NIGO氏は)現状エイプとは全く関わりがありません。今の運営元は香港のアパレル企業です。
そのため、今のA BATHING APE(ア・ベイシング・エイプ)には全く興味がありません。なので、古き良き思い出って感じですね。
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ギャルソン×エイプのコラボTシャツとパーカー|写真・レビュー
価格は、約9,900円(税込)。素材は、綿(コットン)100%。
色は「黒」。サイズは「L」をチョイス。
肩幅は約49.5cm、身幅55cm、着丈が約67.5cm。
身長173センチ、体重61kgのぼくからすると、”かなり”ゆとりのあるサイズ感となります。
続いては、パーカー。
価格は、約27,500円(税込)。素材は、綿(コットン)100%。
色は「グレー」。サイズは「L」をチョイス。肩幅は約50cm、身幅57cm、着丈が約68cm。
こちらもTシャツ同様のサイズ感といった感じ。
なお、こちらのパーカー、エイプの代表作である”シャークパーカー”を踏襲しているため、フードの上部までジップがあり、顔全体を覆うことができます。(そんな機会ないけど)
ただ、シャークパーカーは、フードの部分に柄があるため、このギミックにする必然性を感じるのですが、無地パーカーでは別にいらないんじゃ…とも思いました。
今回購入したコラボウェアの気に入ってる点は、デザインの主張が控えめなところ。
あと、ポイントして用いられているのが「エイプヘッド」なのも大きかったです。個人的には。
青春時代に熱狂した思い出のグラフィックであり、あと”それ(思い出補正)“を差し引いて見たとしても、かっこいいな…と。
2020年現在においても、デザインの強度が全く薄れてないですね。さすが、SKATE THING(スケシン)。
…にしても、今回のデザイン。エイプが好きな人には刺さらないかと思います。シンプルすぎるので。
また、ギャルソン好きな人にもそこまで刺さらないじゃないかと。モードな雰囲気が皆無、完全にストリート寄りなので。
とはいえ、完売。なので、どの層に受けたのか、そこはめっちゃ興味がありますね。
ア ベイシング エイプ×ギャルソン第2弾コラボが登場。エイプヘッドに吹き出し調のギャルソンロゴをデザインしたウェア3型を発売する。https://t.co/xKEK3wbkRl pic.twitter.com/2E5RVz7ueR
— FASHIONSNAP.COM (@fashionsnap) July 20, 2020
そんな感じで。終わりッ!!