UAからGoogleアナリティクス4(GA4)への移行手順をまとめてみた【最新版】

【最新版】UAからGoogleアナリティクス4(GA4)への移行手順をまとめてみた

アナリティクスにアクセスするたび、下記メッセージが表示されるので、重い腰を上げてGA4へ移行しました。

アナリティクスの画面に表示されるGA4への移行を促すメッセージ

簡易的ではありますが、移行手順を以下に記します。

UAからGoogleアナリティクス4(GA4)への移行手順

前提

「GA4 設定アシスタントに移動」ボタンをクリックすると、以下内容が表示されるかと思います。

「GA4 設定アシスタントに移動」ボタンをクリックすると表示されるアシスタントの設定画面

「えっ、7個も設定する必要があるの!?」と思うかもしれませんが、個人ブログであれば、以下の3つだけで良いかと。

  1. ウェブサイトとアプリのデータを収集する
  2. Google シグナルを有効にする
  3. コンバージョンを設定

…というのも、他4つは「Google 広告用の設定内容」です。

そのため、Google広告に出稿している人”以外”は、上に挙げた3つの設定だけで問題ないかと思います。

アシスタントの設定画面に表示される7個の設定内容

赤枠部分の設定だけで良い

GA4「データの収集」の設定手順

こちらがもっとも重要度の高い設定となります。

…というのも、この設定をしないとGA4でアクセスが計測されません。

設定手順は、以下。

  1. データ ストリームを作成
  2. Google タグを設置

手順1:データ ストリームを作成

STEP.1
「データ ストリーム」から「ストリームを追加 → ウェブ」をクリック

GA4のデータ ストリームを作成画面

STEP.2
URLとサイト名を入力し「ストリームを作成」ボタンをクリック

ウェブ ストリームの設定画面

これでデータ ストリームの作成は完了です。続いては、Google タグの設置。

手順2:Google タグを設置

以下、いずれかの手順で設置します。

  1. 手動設置
  2. Googleタグマネージャー(GTM)上で設置
  3. プラグインから設置 ※WordPressの場合

ぼくは「1」で対応しました。

そのため、以下に記すのは手動対応、つまりhead内に直接追加する方法です。

まず、Google タグがどこにあるか?ですが、データ ストリームの詳細画面から確認できます。

Google タグの確認方法

STEP.1
「データ ストリーム」から「>」をクリック

GA4のデータ ストリームの詳細画面へ遷移

STEP.2
ページ上部の「タグの実装手順を表示する」ボタンをクリック

Google タグの出力画面へ遷移

STEP.3
手動でインストールをクリックすると、下部にGoogleタグが表示されます

Google タグの出力画面

表示されているGoogleタグをコピーしてください。

なお、6月30日までは、旧Googleアナリティクス(UA)でも計測可能です。

そちら(UA)でも計測したければ、UAとGA4のタグを併記する必要があります。

記述内容は以下。

ぼく

UA-から始まる文字列が旧ID。G-から始まる文字列がGA4のIDです。

●の部分に自身のIDを入力してください。

続いては、Webサイトの<head> 内にGoogleタグを記述します。

Google タグの記述方法

WordPressテーマ「SANGO」で「headタグ内にコードを挿入」を表示させる手順

WordPressテーマ「SANGO」の場合

左メニュー「SANGO設定」→「詳細設定」から<head> 内への記述が可能です。

head内への記述方法は、WordPressテーマによって異なりますが、「テーマ名 Googleタグ」で検索すれば、情報いくつか出てくるかと。

GA4「Google シグナルを有効にする」の設定手順

STEP.1
「設定アシスタント」から「Google シグナルを管理する」をクリック

Google シグナルを管理するをクリック

STEP.2
シグナルのデータ収集をONにする

p>Google シグナルのデータ収集をONにする

これにて完了。続いては、コンバージョンの設定。

GA4「コンバージョンを設定」の設定手順

個人ブログで”コンバージョンの設定”は不要かと思いましたが、Rinkerのボタンクリックは計測したいなーと。

そのため、以下記事を参考に設定しました。

イベントの設定方法 analyticsをGA4に切り替えている前提です。設定したあとにイベントに現れるまで、24時間〜48時間程度かかります。 ここからはanalyticsの管理画面で作業をしてください。 メニュ

その他設定

以下設定を行いました。

  • GA4とサーチコンソールの連携
  • データ保持期間を14ヶ月に変更
  • GA4とGoogleアドセンスの連携

GA4とサーチコンソールの連携

サーチコンソールの左メニュー「設定」→「協力者」から連携が可能です。

Google Search Console(サーチコンソール)とGoogleアナリティクス4(GA4)を連携

データ保持期間を14ヶ月に変更

GA4の左メニュー「データ設定」から「データ保持」をクリック。イベントデータの保持期間を14ヶ月に変更しました。

ユーザーデータとイベントデータの保持期間を2ヶ月から14ヶ月に変更

GA4とGoogleアドセンスの連携

Googleアドセンスの左メニュー「Google アナリティクスとの統合」の「新しいリンク」から連携が可能です。

AdSense と Google アナリティクス 4(GA4)プロパティのリンクの手順

Google アナリティクスの新しいリンクを作成のリンクを作成ボタンをクリック


以上となります。

他やることといえば、7月1日以降にGoogleタグマネージャーの設定先を「Googleタグマネージャー(GTM)」に変更するくらいかな。

そんな感じで。終わりッ!!

ぼく

AIに解析データを食わしたら、解決策を提示…の未来がもうすぐ来そう。

ぼく

…とはいえ、Chat GPTに食わせるのは無理だな。Google Bardに期待。

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