京都市京セラ美術館で開催中の「 アンディ・ウォーホル・キョウト」に行ってきました。
てな訳で感想をば。
目次
アンディ・ウォーホル展2022 in 京都のグッズの在庫状況は?
売り切れてたグッズ
9/18(日)の16時時点では「松井酒造の日本酒」と「村上開新堂のクッキー」が売り切れていました。
逆に言うと、それ以外のグッズは残っていましたね。
図録やポストカード、ポスター・キーホルダーなどの”いわゆる”一般的なミュージアムグッズが売り切れることは”ほぼ”無さそうです。
在庫は見た感じ潤沢にあったので。
売り切れそうなグッズ
売り切れ→入荷待ちの状態で、当日売り場にない可能性が高い商品は以下あたりかなーと思います。
- コラボ商品全般
– 鍵善良房/一澤新三郎帆布/聖護院八ッ橋/象彦/村上開新堂/松井酒造/よーじや - CA4LA(カシラ)のバケットハット
コラボ商品は数自体が少なそうなことに加え、いずれも老舗名店の逸品、かつ、この場/このタイミングでしか買えないので、ハケるのも早そうかなーと。
あと、バケットハット自体が流行っているからか↓下記グッズの試着率は高めでした。
売り場に置いてる数も5〜6個と少なめなので、狙っている方は早めに行った方が良いかも。(裏に在庫めっちゃあるかもだけど…)
BE@RBRICKについて
最後の晩餐デザインの「白いBE@RBRICK」についてですが、キャンセルが発生すれば買えるチャンスがありそうです。
その告知ポスターがミュージアムショップの壁に貼っていました。
ただ、キャンセル待ちの受付自体はやってなかったと思います。
アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の所要時間は?
ぼくは展覧会で3時間、グッズ選びで20分かかりました。
↓内訳としてはこんな感じ。
- 展示物に添えられた説明文は全部読む
- 撮影可能な作品は全て写真に収める
- 音声ガイダンスを2回聴く(収録時間18分×2)
- 映像アーカイブは1作品につき2〜3分間くらい滞在(2〜3分×15作品)
- 展覧会を2周する(1週目は撮影中心、2週目は鑑賞中心)
…とまぁ、結構ガッツリめ。鑑賞時間3時間はかなり長い方だと思います。
1巡しかしないのであれば、音声ガイダンスを聞き”じっくり”見たとしても(かかる時間は)2時間くらいですかね。
理由は、以下2つ。
- ウォーホルの作品の特徴が反復/複製のため、1つ1つの作品を注視して見るというより、俯瞰で見る割合の方が多い(ように感じた)
- 作品とは関係が無い、日本滞在時の写真/レシート/旅行先のパンフレットなど、日本と交流があったことを示す足跡資料も多々展示されていた
そのため、展示総数はトータル215点と多いものの、実際はそれよりも”かなり”少なく感じました。
だって↓これで9点ですからね。
あと、作品だけでなく”母に宛てた便り”とかも展示されています。
これらのことから、本展は一般的な展覧会に比べるとサクッと見て回れると思います。
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アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の混み具合は?
日曜日の13時〜16時まで滞在しましたが、“そこそこ“混んでましたね。
…が、入場を30分ごとの時間制、かつ、各時間帯の入場数に上限を設けているため、あくまで”そこそこ”の混雑具合です。
なので、人がひしめき合い、1つの作品を見るのに待ち時間がべらぼうに発生する…ということは無かったですね。
アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の当日券は?
会場で当日券の販売はされています。
ぼくは日曜日の「13:00~13:30」で予約→12時45分に会場に到着しましたが、その時点で「12:30~13:00」の当日券が売られていました。
つまり待ち時間がなく即入場が可能な状態。
開始2日目、3連休の中日でこの状況なので、事前予約をしなくても普通に入れるかと思います。
アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の感想
微妙でした。。よく言えばコンパクトにまとめた、悪く言えば、内容が薄い展覧会だったなーと思います。
良かったのは「空間・販促物・グッズなど全てのデザインが”とにかく”おしゃれ」「音声ガイダンスが無料」なこと位かな。
ただ、本展のターゲット層は(おそらく)アートに関心がない若者だと思います。であれば、ニーズは満せてるかなーと。なんせ…
- 全て撮影OK、かつ、カラフルな壁紙を一面に貼るなどインスタ映えするスポットが充実してた
- いま旬のアイドル/ミュージシャンをプロモーションに起用している
ナビゲーターは乃木坂46・齋藤飛鳥さん、テーマソングはKing Gnu・常田大希さんが担当
そのため、文句を言うのは筋違い。ぼくがターゲット層からズレてるだけですね。
見た目でグッときた絵
波の絵は、葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》のオマージュ。
他は広告シリーズになります。
これらの作品には説明文も付いており、なかでもオノヨーコ邸でジョブズとウォーホルが邂逅(かいこう)→伏線回収した話が面白かったかな。
気になった絵
この絵はちょっと路線が違うな…と思いました。
や、彼の手がけた作品で肖像画は腐るほどあるんですが、その対象はいずれも”煌(きら)びやかな世界の人たち”です。
そんな中、急にポンと”中国の国家主席”が出てきたもんだから、なぜ彼を題材に??と頭の中でクエスチョンマークが浮かびました。
あと、目と口が赤く塗られていたのも気になったり。
この作品の制作意図は未だに気になりますね。ただ、他の肖像画に選ばれた人たちと違い”いい感情”は抱いていないんだろうなと推測。
…というのも当時の中国は、服装一つとっても人民服を着用し、皆同じ格好。
ここら辺がウォーホルがテーマとした「大量生産」と繋がってるなーと感じました。
そんな感じで。終わりッ!!
アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO:概要
会場 | 京都市京セラ美術館 新館 「東山キューブ」 | ||||||||||
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会期 | 2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日) | ||||||||||
開館時間 | 10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで |
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チケット料金 |
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定休日 | 月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日 | ||||||||||
電話番号 | 075-771-4334 | ||||||||||
所在地 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 | ||||||||||
HP | 京都市京セラ美術館 |
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