写真で振り返る『進撃の巨人展FINAL』in 大阪・ひらパー|感想・レビュー

最後にして最大の原画展『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|感想・レビュー

ひらかたパークで開催されている進撃の巨人の原画展に行ってきました。

物語も佳境を迎え、ここ最近は怒涛の展開を見せている進撃の巨人。個人的に、今”いちばん”先が気になる漫画です。

ぼく

連載当初から読んでいますが、中だるみが一切なく、ずーっと面白いのはマジで凄い。

そんな漫画の原画展が地元・大阪で開催されると聞いちゃ行かない手はない。…ということで行ってきました。せっかくなので感想をば。

【進撃の巨人展FINAL in ひらかたパークの感想】5年振りの原画展を写真で振り返り

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|会場の入り口

まずは、原画展の概要をサクッと。

  • チケット代は、1,900円。…が、セブンイレブンで前売り券を購入したら、別途540円かかった。つまり総額2,440円(税込)
  • 進撃の巨人展のチケットには、ひらパーの入園特典がついているため、別途ひらパーの”入園券”を買う必要は無い。(ただし、アトラクションは乗れません)
  • コインロッカーあり。料金は400円〜700円(税込)
  • 原画展会場の入口付近で、音声ガイドの貸し出しあり。料金は、800円(税込)
  • “ほぼほぼ”写真撮影OK(動画含む)。

 

会場構成について

原画展は以下の通り、全8パートで構成されています。

  • オープンニングシアター「人生の選択」
    これまでの展開を振り返る映像。
  • 原画の世界1「壁の世界」
    超大型巨人が襲来するまでの軌跡を「パラディ島」「マーレ」、双方の視点でたどる原画を展示。
  • 原画の世界2「衝突と死闘」
    「パラディ島」「マーレ」の争い(対立)を物語る原画を展示。
  • 1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」
    原画を立体的にアニメーション化。大型スクリーンで見る巨人同士の戦い。
  • 現物展示「惨劇の気配」
    アニが巨人化する際に使用していた「棘付リング」など、作中アイテムを10点展示。
  • 原画の世界3「英雄たち」
    主要キャラクターにフォーカスした原画を展示。
  • 音声展示「最後の風景」
    最終話を一足早く展示。ただし、絵はなく「音」だけ。
  • ネーム&インタビュー「物語を創ったもの」
    諫山(いさやま)先生のインタビュー映像とネーム(下書き)を展示。

注意点としては、原画の世界1「壁の世界」は、「パラディ島」か「マーレ」、いずれか一方の原画しか見ることができません。

オープンニングシアター鑑賞後、どちらのルートに行くか選択を迫られるため、事前に(どちらに進むか)考えておいた方がよいかと。(でないと、結構焦る ^^;)

 

展示スタイルについて

額縁やセリフの色は、”そのシーン”が”どの立場から見た視点”なのかが、一目で分かるよう色分けされています。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|「パラディ島(壁内)」は赤色、「マーレ(壁外)」は青色と色分けしている

  • 赤色・・・パラディ島側の視点
  • 青色・・・マーレ側の視点
  • 黒色・・・第3者側の視点

 

原画の世界1「壁の世界」|写真と感想

超大型巨人が壁を破壊し、エレン達「壁内」人類とライナー達「壁外」人類が邂逅を果たす日まで、お互い”どのような人生”を歩んできたかを振り返るコーナー。

「パラディ島(壁内)」か「マーレ(壁外)」、いずれか一方を選択する必要がありますが、迷うこなく「マーレ」を選びました。

理由は、そうせざるを得なかった彼らの境遇・立場に同情の念を禁じ得ないからですね。現時点では、マーレ側の方に気持ちが入っています。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界1「壁の世界」|壁内に送り込まれたマーレの知性巨人を紹介

↑マーレが誇る3大知性巨人「女型・鎧・超大型」の原画。デザイン的には、鎧が一番好き。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界1「壁の世界」|壁内に送り込まれるマーレの戦士達

↑始祖の巨人を奪還するため、パラディ島へ向かうマーレの戦士たち。104期メンバーの中ではライナーが一番好きです。せめて最後は報われてほしい…

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界1「壁の世界」|壁に手をかけシガンシナ区を見下ろす「超大型巨人」

↑全ての始まり。ベルトルト側の視点から描いたバージョンですね。違う立場(視点)から見ることで180度印象が変わるシーン。

長期連載による画力の向上で、「1巻」の時より、格段に迫力が増しており、原作でこのシーンを見た時は鳥肌が立ちました。

 

原画の世界2「衝突と死闘」|写真と感想

相反する立場の違いを表現するべく、「パラディ島」と「マーレ」を対比する形で展示。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|調査兵団入団の決意を語るライナー

↑このシーンは、連載時の煽りが強く印象に残っています。ちなみに、煽りは「その決意、固くエレンらを滅ぼさんとする」です。「人類を救う」って言葉に嘘偽りが無いのが一層心に影を落とします…

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|壁の中と外、それぞれの正義と思惑、正しいのはどっち?

↑捕食されるマルセル(ガリアードの兄)とカルラ(エレンの母親)、マーレの戦士として責務を果たそうするライナーと(そんな彼らに対し)惨たらしい死を望むエレン。そして決闘…と互いに譲れない思いを表現するかのように展示されています。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|落下する無垢の巨人

↑爆弾として活用される無垢の巨人。このシーンだけ切り取ると可愛いですね。一番人気の撮影スポットでした。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|進撃の巨人と鎧の巨人

↑決して交わることない主義・主張。このコーナーはL字型となっており、お互いの主張をぶつけ合うがごとく、各原画が向かい合わせで展示されていました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|リヴァイ対獣の巨人

↑こんな感じで、ウォール・マリア奪還作戦を相対する形(向かい合わせ)で展示しています。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|マーレの巨人部隊を率いるジークと対峙するパラディ島の勢力「調査兵団」

↑L字型の交点。開戦前”バッチバッチ”の状態。展覧会全体を通してこのディスプレイが一番グッときました。構図の妙ですね。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界2「衝突と死闘」|九つの巨人(知性巨人)の紹介

↑九つの巨人・継承者達の紹介。戦鎚の巨人の出番が少なかったのが個人的には残念でした…エレン側でその能力をいかんなく発揮する形になるのかな??

 

1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」|写真と感想

エレン(進撃の巨人) vs ライナー(鎧の巨人)と、パラディ島 vs マーレの戦いを大型スクリーンで上映。

個人的には、後者が嬉しかったかな。後者は、まだアニメ化されていないので。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」|エレンの巨人化

↑くしくもタイバー公の宣戦布告が、そのまま開戦の狼煙に。ここからの展開は激アツ。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」|戦鎚の巨人に雷槍を打ち込むミカサ

↑戦鎚の巨人に雷槍を打ち込むミカサ。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」|リヴァイ対獣の巨人

↑因縁の対決。(打ち合わせ済み)…にしてもこの構図はめちゃくちゃかっこいいですね。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|1分の1ジオラマシアター「巨人大戦」|パラディ島 対 マーレの戦争

↑全面戦争。この時アルミン(超大型巨人)は、軍港にいるので、「進撃 vs 獣・顎(あぎと)・車力・戦鎚(せんつい)」とパラディ島側は結構分が悪いですね。

だから初っ端ライナー(鎧の巨人)を退場させたのかな??だとしたら退場のさせ方が秀逸。

何の違和感も無いですもんね。話の組み立て方がほんと上手い。

 

現物展示「惨劇の気配」|写真と感想

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|現物展示「惨劇の気配」|兵士のマントと棘付リング

進撃の巨人に出てくる象徴的なアイテムを展示。ただ、ここはあんまりテンションが上がらなんだ…

展示アイテム
雷槍、貝殻、エルディア語で書かれた本、棘付リング、兵士のスカーフ、ニシンの缶詰、兵士のループタイ、少女のマフラー、兵士のマント、ふかした芋
『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|現物展示「惨劇の気配」|棘付リングを使用しアニが巨人化するシーン

上記アイテムが使用されたシーンの原画も展示されていました

 

原画の世界3「英雄たち」|写真と感想

主要キャラクターにフォーカスした原画群。

各キャラクターとも印象的なシーンがチョイスされています。概ね納得のシーン。意外だったのはアルミンくらいかな??

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|エレン・イェーガー

↑グリシャ(父親)がエレンに巨人の力を継承するシーンと、「ヨロイ ブラウン(薬瓶)」を嚙み砕き、巨人化するシーン。後者シーンの連載時の煽り「希望よ膨れ上がれ!」もかなり好きです。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|ミカサ・アッカーマン

↑女型の巨人を削ぐシーンと、エレンに「マフラーを巻いてくれてありがとう」とお礼を言うシーン。後者のシーンは、コマ割り・セリフまわし含め「からくりサーカス」の影響を受けていると予測。(フランシーヌが死ぬシーンね。)

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|アルミン・アルレルト

↑ジャンを守るため、憲兵団を殺し、その後葛藤するシーンと、巨人化したエレンにナイフを突き立て呼び覚ますシーン。

個人的には意外なシーンをチョイスするなーと。個人的には、黒焦げアルミンやピクシス指令の前で決死の説得をするシーンの方が印象的だったかな…

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|リヴァイ・アッカーマン

↑女型・獣の巨人を削ぐシーン。最高。特に獣の巨人との戦いは毎回スリリングで血がたぎります。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|エルヴィン・スミス

↑王政側から処刑を言い渡されるシーンと獣の巨人に特攻をするシーン。特に後者は、進撃の巨人 屈指の名シーンですね。

リヴァイの台詞「夢を諦めて死んでくれ。新兵達を地獄へ導け。「獣の巨人」は俺が仕留める」後のエルヴィンの表情。そして、その後の演説→特攻。無残に死んでいく兵士を見て「すまない…」と呟くリヴァイのシーンは何度見ても泣けます。

 

原画の世界3「英雄たち」|諫山(いさやま)先生のコメント

特定の原画には、諫山(いさやま)先生のコメントがついていました。

個人的に、絵が描かれた背景や意図を知ると、印象や見方がガラッと変わり、その絵に対する愛着が深まるため、(背景などは)断然知りたい派です。

以下、内容。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|グリシャがエレンに巨人の力を継承したシーン

諫山(いさやま)先生のコメント
今までひっぱってきた、種明かしのシーンなので、このシーンを描くときはドキドキしました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|エレンにお礼を言うミカサ

諫山(いさやま)先生のコメント

エレンから見たミカサなので、エレンの視点のミカサの表情にこだわりました。

ミカサの目が若干寄り目なのは、近くを見ているからです。今見ると寄り目すぎる気もしますが。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|エレンを気付けするアルミン

諫山(いさやま)先生のコメント

時間の流れを意識して描いてはいるのですが、エレンのところまで超大型巨人がすぐにたどり着いてしまいそうでハラハラしました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|アルミンがジャンを守るため、銃を撃つシーン

諫山(いさやま)先生のコメント

メインキャラであるアルミン達が人を殺すシーンは、丁寧に描かないと と思って描きました。

人が死にまくる漫画ですが、人殺しが重い行為であるとわかるように描きたかったです。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|獣の巨人を切り刻むリヴァイ

諫山(いさやま)先生のコメント

それまで溜まっていた鬱憤(うっぷん)を晴らすようなシーンにしたかったのですが、少し加虐(かぎゃく)的すぎる表現だなと思いました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|獣の巨人へ特攻するエルヴィン

諫山(いさやま)先生のコメント

エルヴィンに一流の詐欺師のようなセリフを言わせなくてはならないので、作者として説得力のあるセリフにしなくてはと必死でした。

 『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|コニーのギャグエレンの家ぇぇがぁぁぁぁ(イェーガー)

諫山(いさやま)先生のコメント

ダジャレを思いつくと、言うのを止められません。最近、私生活でもそうです。

会場内、ほぼ全ての人が噴いてたコメント。

これは笑ったし、何なら原作を見た時も、「なんでライナーとベルトルトが正体を明かすシーンよりコマがでかいねん」と苦笑いした思い出が。下記アマゾンレビューと併せて見ると、より面白さが倍増します。

諫山創さん、
完走してください。
走り抜けてください。
編集からの水増しドーピングは無視してください。
でも「このダジャレはちょっと・・・」と言われたら従ってください。

引用:https://www.amazon.co.jp

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|ハンジを助けるモブリット

諫山(いさやま)先生のコメント

ハンジが井戸に落ちるとき雷槍を二本持っていますが、出てくるときは一本です。

瓦礫で埋まった井戸から脱出するために一本使いました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|ジーク初登場シーン

諫山(いさやま)先生のコメント

ジークの初登場ですが、本当の初登場は前回の巨人展の展示用のイラストです。

そのジークは、割と急いで描きました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|同期に訴えかけるベルトルト

諫山(いさやま)先生のコメント

2コマ目のベルトルトの表情はやるせない気持ちを込めた顔ですが、

執筆時自分でやるせない顔をしてみて、その表情を鏡で見ながら描きました。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|第91話「海の向こう側」新キャラ初登場シーン

諫山(いさやま)先生のコメント

91話「海の向こう側」は今まで漫画を描いてきた中で、一番楽しく描けた回ですが、一番読者の反応が怖かった回でもあります。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|原画の世界3「英雄たち」|ポルコ・ガリアードと四つ這いのピーク

諫山(いさやま)先生のコメント

新しく出たキャラクターを立てようと必死でした。

後になって「ああすればよかった、こうすればよかった」と思うばかりで、空回り感が否めません。

ファミチキが大好きです。

ファミチキが好きなのは、先生…?だよね…?唐突のファミチキで一瞬頭がこんがらがったコメント。

 

ネーム&インタビュー「物語を創ったもの|写真と感想

諫山(いさやま)先生のインタビュー映像とネーム(下書き)、そしてサインが展示。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|ネーム&インタビュー「物語を創ったもの」

諫山(いさやま)先生のインタビュー内容

・理想通りの絵が描ける様になって絵を描くのが楽しくなってきた。アシスタントの力が大きい。

・気に入っている絵は、進撃の巨人と戦鎚(せんつい)・顎(あぎと)の巨人が戦うところ。線が多くて大変だったけど、今だに出来たっていうのをチラチラ見たくなる。

・連載当初はお金のことしか考えてなかった。

・漫画を書く理由は、攻撃がしたい。読者を裏切る。これが一番したいこと。人を裏切る。人を傷つける。それにより、人の心に残したい。

・最初はアルミンが好きだったけど、今はエレン。あまり見たくなかった自分の内面を投影している様な気がして…

・無音じゃないとかけない。

・「名もない新人がそうじゃなくなる期間」についての記憶が無い。少し残念。思い出したい。

個人的に「理想通りの絵が描ける様になって」がグッときました。なんせ4年前の原画展では、自身の画力の無さを揶揄(やゆ)する様な絵を描いていたので。

今から4年前、進撃の巨人展 WALL OSAKAの時の写真

4年前の原画展より

ものすごい気にしてたんだろうなー」と。今は”ほんと”上手ですもんね。努力の賜物。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|ネーム&インタビュー「物語を創ったもの」|編集者による校正(朱入れ)

↑…と思えばこういったものも展示されていたり。編集者の朱入れ(あかいれ)ですね。「まったくわからん」。確かに ww

 

諫山創先生のサイン

諫山(いさやま)先生の直筆サイン

↑デフォルメ化したミカサ。可愛い。

 

原画展を見終わって|感想

進撃の巨人の魅力を最大限に引きだした原画展だったかなと思います。

(進撃の巨人は)どちらがいい、悪いではなく、どちらにも正義があるため、単純な勧善懲悪では語ることはできません。

どちらの立場にも感情移入できる点が、物語に厚みをもたらし、結果、よりグッと話に引き込まれます。

そういったシーンのチョイス、また各々の正当性を主張しするかのごとく(各原画が)配置されていたのが良かったです。

そして、何より「好きな作品の原画を生で見れた!」これに尽きます。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|ライナーがエレンに正体を明かすシーン

↑衝撃のシーン。いろんな意味で。ぼくが漫画家だったらこのシーンに丸々1ページ使います。

・・・

お土産に下記複製原画を..!と思いましたが、飾るところが無いので諦めました。

ぼく

せっかく来たので、記念にクリアファイルを購入。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|購入したグッズ

そんな感じで。終わりッ!!

ポニーキャニオン
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進撃の巨人展 FINAL in ひらかたパーク:概要

会期 2019年9月21日(土)~12月1日(日)
開館時間 10:00~18:00(最終入館17:00)
チケット料金
一般 〜 大学生 1,900円
中学生 〜 高校生 1,400円
4歳 〜 小学生 900円
定休日 水曜日
電話番号 072-844-3475
所在地 大阪府枚方市枚方公園町1−1
HP ひらかたパーク

 

混雑状況や待ち時間、滞在時間は?

混雑状況や待ち時間は、「時間帯」、「平日・土日祝」で異なるかと。

ぼくが行ったのは、平日の午後3時。平日、かつ、閉館時間(午後6時)の3時間前とあってか、一切並ぶことなくスムーズに入場できました。

また、会場内も比較的空いている状態。なので、ゆっくり鑑賞することができましたし、写真撮影も滞りなく行えました。

なので、平日に行くのがおすすめです。特に会場全体が写る様な「引きの写真」は、平日じゃないと撮るのが難しいかと思います。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|写真の撮りやすさは、来場者が少ない平日に軍配があがる。

滞在時間に関しては、混雑具合にもよるかと思いますが、「3時間」あれば十分かと。

行く時間帯に関しては、「コラボカフェ」込みで行くのであれば、なるべく早めに行った方がいいですね。

 

会期詳細

前期と後期に分かれており、前後期で展示内容が一部入れ替わります。

  • 前期:9月21日(土)~10月27日(日)
  • 後期:10月28日(月)~12月1日(日)

原画の世界1壁の世界(最初のコーナー)に関しては「パラディ島」か「マーレ」、いずれか一方の原画しか見ることができません。

両方見るには、再度チケットを購入し、入場し直す必要があります。

同じ日に二度入場するメリットはあまり無いため、近場にお住い、もしくは、日をずらし再度”ひらパー”まで行くのが苦でない場合は、会期をずらして行くのがおすすめです。

また、(会期を)ずらすことで来場者プレゼントである”ネーム用紙”も違うものがGETできるので、そういった意味でも(会期をずらして行くことを)おすすめします。

『進撃の巨人展FINAL』を写真で振り返り in 大阪・ひらかたパーク|来場者プレゼントの複製ネーム

行くと必ずもらえるネーム用紙。

 

ひらかたパーク:MAP(地図)

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