兵庫県立美術館で開催中の「 李禹煥(リ・ウファン)展覧会」に行ってきました。
てな訳で感想をば。
目次
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館の所要時間
ぼくは展覧会で2時間50分、グッズ選びで10分かかりました。
↓内訳としてはこんな感じ。
- 展覧会入り口にある”鑑賞ガイド”を全部読む
- 展示物は全て写真に収める
- 展覧会を2周する(1週目は撮影中心、2週目は鑑賞中心)
- ベンチに置かれている図録をざっと読む
- 音声ガイダンスを1回聴く(収録時間30分)
…とまぁ、結構ガッツリめ。なので、鑑賞時間2時間50分はかなり長い方だと思います。
というのも、本展。展示総数が63点と一般的な展覧会に比べ”かなり”少なめです。
加えて、土・日・祝であれば、写真撮影ができません。
そのため、土・日・祝に行き、展覧会場を1巡しかしないのであれば、1時間30分くらいで見て回れると思います。
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館の混雑具合
平日・金曜日の14時頃に会場に入りましたが、まったく混んでいませんでした。
もっとも人が多かった時でも、視界に映る範囲では7人〜8人程。
そのため、平日であれば、人が写り込まない引きの写真が取り放題です。
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館の音声ガイド
音声ガイドのナビゲーターは、なんと中谷美紀さん!超豪華。
そしてさらに凄いのが無料で貸し出しを行っているという。太っ腹ですね〜。
音声ガイドの利用方法は超簡単。
会場入り口に設置されているQRコードをスマホで読み込み、専用のサイトへアクセス。再生ボタンを押し、自前のイヤフォンで聞く…という形です。
ちなみに、イヤフォンが無い or スマホが無かったとしても、専用の機器の貸し出しを行っているので、ご安心を。
注意点は、有効期限が3時間で切れることですね。なので、家に帰って聞くことはできません。
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館のグッズ
図録、ポストカード、雑貨などの定番品はもちろんのこと、Tシャツ、バッグなどのアパレルグッズも取り揃えられています。
なお「1月27日(金)17時」時点では売り切れ商品はなく、在庫も潤沢にあるように感じました。
状況見る限り、お目当てのグッズが買えないことは無いかと思います。
購入グッズ
A4クリアファイルを購入しました。
当初はポスターがいいな…!と思っていたのですが、モチーフが極々(ごくごく)シンプルな線画だったので、購入は見送りました。。
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館の感想
アンディ・ウォーホルの消費社会マンセーとは真逆の方向性。
自然石(じねんせき)、鉄・木材・キャンバスなどの人工物を無加工なまま配置。
単体では”何ら意味を持たないモノ”同士を引き合わせることにより、それらから生み出される空間で「美」を表現する様は、日本庭園の世界観に通ずるものがあるな..と思いました。
ただ、日本庭園は、砂紋(さもん)や剪定(せんてい)など、素材に対し手を加えていますが、李禹煥(リ・ウファン)の作品は真逆。
素材の状態はニュートル。そのため、配置・それらの周りに生み出される空間(余白)で”美やコンセプト”を表現しているわけです。
そのため、先に挙げた日本庭園とは「似て非なるモノ」だと思いました。…が、調和が織りなす得も知れぬ美しさは同じですね。
李禹煥 展覧会2023 in 兵庫県立美術館:概要
会期 | 2022年12月13日(火) ~ 2023年2月12日(日) | ||||||||
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開館時間 | 10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで |
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チケット料金 |
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定休日 | 月曜日 | ||||||||
電話番号 | 078-262-1011 | ||||||||
所在地 | 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 | ||||||||
HP | 李禹煥 展覧会ホームページ |