今年も色々なものを書いました。
今となっては”生活に欠かせないもの“からコレいらんかったな…と”後悔しているもの“まで。それはもう色々と。
…ということで、今年買って良かったものを10個に厳選して振り返り。
目次
10位:スターバックス×フラグメントデザインの「ステンレスボトル」
今年は、マイボトルを買おうと決めていました。
理由は、利用しているコワーキングスペースでフリードリンクが提供されていないから。
長時間の作業(or 勉強)に、コーヒーと水は欠かせません。…とはいえ、毎回コンビニで買うのは、懐(ふところ)が痛い。
なので、家で作った飲み物を持ち歩くべく、マイボトルを導入した…という訳です。
・・・
当初マイボトルは、”塩谷 舞さん”おすすめのものを買おうとしていました。
「マイボトル買おかな!」と思ってる方に伝えたいのですが…重く、飲みにくく、変な味がつく水筒は結構多くて、しかも使ってみなきゃわからない…
最近 @arisa_kamada ちゃんも勧めてたこれを買ったのですが、軽い、味つかない、飲みやすい、見た目かわいいで最高です……https://t.co/J0Etn32HgM pic.twitter.com/KsxRZmpgO1
— 塩谷 舞(mai shiotani)💭 (@ciotan) 2019年9月6日
…が、青春時代に多大な影響を受けた「藤原ヒロシ(=フラグメントデザイン)」がスターバックスと組んで、ステンレスボトルを出すと聞いちゃあ、無視することはできません。 (この時点で既に戦略にハマっている様なもの。)
サイトを見ると、案の上「数量限定」かつ、抽選で当たった人しか購入できない手法で、プレミア感を高め、購買意欲を掻き立ててくる訳です。(裏原時代と同じ手法ですね〜)
期間限定ショップや限定コラボアイテムで完売〜プレミア価格転売の流れを起こし続けている藤原ヒロシはやはりすごいと思う。
— ひゃむ (@logtek_) 2019年2月24日
その後の流れは単純。「応募 → 数日後、当選のメールが → 当たった手前引くに引けなくて購入。」てな感じですね。
..とまぁ、冗談めかして書いてはいますが、ベストバイに入れてる位なので、結構気に入ってます。
9位:マチネの終わりに
良かったものは小説…というより映画。
これを観た時は、心身ともに疲れ切っていました。そういう時は、「現実逃避」するに限ります。
この映画をチョイスした理由は…
- 日本、パリ、ニューヨークと舞台が変わるため、多種多彩な景観が楽しめるだろう。
- 大人向けの恋愛映画、かつ劇中で使用されている音楽は、クラシックギターを中心に構成された楽曲なので、落ち着いて観れるだろう
つまり、ストーリーなんてどうでも良かった訳です。ただただ、映画の世界に浸りたかった。
それがいざ蓋(ふた)をあけてみると、「映像」と「音楽」の素晴らしさはもちろんのこと、「役者陣の演技」、そして特に「演出」が巧(たく)みでどんどん引き込まれていきました。
マチネの終わりに(80点)
無駄の無い話運び、抑圧した演出、ハイレベルな撮影、心地好い音楽。巧い。とにかく巧い映画だった。全編、水やペットボトル、グラスの使い方に拘りが感じられ面白い。中盤はウェルメイド過ぎて少々睡魔に襲われたが、予告編のイメージだけで敬遠してしまうのは勿体無い秀作。 pic.twitter.com/wrFtN5Khli
— マッツン。 (@destruction_ma) 2019年12月6日
ちなみに小説(原作)を読むのはこれからです。映画のストーリーを補完するために購入しました。
読んだ本縛りでいうと、2019年のマイベスト本は「ブルーピリオド」ですね。
8位:”ちえちひろ”の食器
「自分は”こういうデザインのもの”も好きなんだな」と感性(or 視野)が広がった作品。
前々職で陶芸部に入っていたこともあり、当時は、色々な作家さんの作品を見て回りました。そのなかで一目惚れした作品は「青木良太」と「ルーシー・リー」が作った作品です。
ルーシー・リーの器を初めて見たとき、しばらく動けなくなり、目線を低くして、内側と外側が一体となって見えるところ、底の部分が見えるところ、いろんな角度から見ていつまでも見飽きなかった。絵画や織物を見ているような感覚になる。このピンクの鉢はリーが理想とした発色を得たとも言われている。 pic.twitter.com/4cSz26RxEc
— アルスクモノイ ARSKUMONOI (@arskumonoi) April 1, 2020
つまり自分が好きな作風は、”そういったもの”だと思っていました。”ちえちひろ”の陶器に出会うまでは。
好きな作風とは真逆。土感のあるゴツゴツとした表面に、飴細工のようなツヤツヤした質感の澄んだ青をベターっと無造作に貼り付けている一品。
見た瞬間、”ビビッ”ときました。…ということで即購入。
なお、すべての陶器に、ゆるいイラストが描かれています。この点も「おやすみプンプン」的な感じで気に入っています。
【9月11日・出展者紹介①】ちえちひろ
佐賀生まれの姉妹ユニット。
「楽しく作る」を基本に、焼き物やイラスト、絵本など様々な制作を行っています。あのaikoや、夢眠ねむも作品を愛用しているなど、著名人の中にもファンが多い。 pic.twitter.com/hLUASrgZne— カ フ ェ ク ウ ワ (@cafecouwa) 2016年9月8日
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7位:ロジクールのワイヤレスマウス
Apple「純正マウス(Mighty Mouse)」からロジクールの「ワイヤレスマウス(MX Master 2)」に買い替えしました。
結論からいって最高。
まずは、フィット感。Mighty Mouse(マイティマウス)が何の凹凸もない”のぺっ”とした形状に対し、MX Master 2Sは、手の形に合わせた形状になっています。
また、サイドボタンが押しやすい様、左側面(親指側)の下部が出っ張っている点もグッド。
必然的に親指とボタンの距離が近くなるため、長時間使用しても疲れにくいよう配慮されています。
そして、何より気に入っている点は、「スクロールホイール」。
一度スクロールすると、ホイールが回っている限り、スクロールが持続するので、とにかく手間が省ける。しかも(スクロールの)速度も速い。
なんせ、今まで使っていたMighty Mouse(マイティマウス)は、スクロールホイール自体がぶっ壊れていたので、わざわざブラウザのスクロールバーを選択して、下まで下げていたんですよね。
その煩(わずら)わしさから解放され、無駄な手間や時間が減りました。パソコンで作業する度、買ってよかったな〜と思います。
デザイナとして物心付いたときから無条件にAppleを信仰していたのだけど, Magic MouseからLogicoolのマウスに変えてみたら使い心地よすぎて驚いた。握りやすい、ポインタ精度が高い、ショートカットが登録できる等々…制作効率が2倍は上がったのでは
Logicool MX Master 2Shttps://t.co/UVjdJHrgUk
— タカヤ・オオタ (@198Q) 2019年2月12日
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6位:カミーユフォルネの小銭入れ
今年は、財布を「二つ折り財布」から「マネークリップ」×「コインケース(小銭入れ)」の二刀流に切り替えました。
理由としては、現金で払う機会が昔に比べ少なくなったので、コンパクトにまとめ持ち運びが楽になるよう、お金周りをスリム化させたかったからです。
「コインケース(小銭入れ)」に関しては、毎日持ち歩くもの、かつ使用頻度は(マネークリップに比べ)高い筈なので、とにかくこだわりました。
以前は、ファッションブランドの財布を使っていましたが、耐久性に難(なん)があったため、革製品に定評のあるブランドのものをチョイス。
それが功を奏したのか、購入してから半年以上たった今も”全くへたれることなく”、新品同様のハリ感を保っています。いい買い物でした。
【Table Talk 豆知識】
カミーユ・フォルネ
Camille Fournet
フランスの高級レザーブランド。1945年、馬具職人のカミーユ・フォルネ氏によって「高級時計のベルト」の工房として創立された。1980年以降は一流時計ブランドの純正ベルトを数多く手がける。 pic.twitter.com/lHVDG6eHSS— 試験管ベビー (@shikenkan_baby_) 2017年7月12日
5位:マサオシミズのスウェットシャツ
今年買った服の中で1番気に入っている服。
「シンプルなもの」から「デザイン的にインパクトのあるもの」まで様々なバリエーションの服を購入しましたが、着用期間が長くなると最終的には、シンプルなものに帰結(きけつ)しますね。
この服が気に入っている点は、「色味」「パターン」「シルエット」。一見普通のスウェットに見えますが、全然普通じゃありません。
↓下記の通り、前と後ろで袖のパターンが違うし…
↓身幅も大きく取っているため、ドレープ(波のような形状)を作り出してくれます。
なかでも、シルエットの綺麗さは抜群で、着るたび”着れる喜び”を味わっています。
着用イメージ
なお、(買って良かった服の)次点は、Uniqlo Uの「ワイドフィットストレートジャージーパンツ」です。
これはもうとにかく着用した時のシルエットが美しい。しかも値段は、3,000円ほど。このクオリティのボトムをこの価格で出すのか〜とめちゃくちゃ唸った記憶が。
このレベルのものがユニクロで”バシバシ”リリースされるようであれば、セレオリ(セレクトショップオリジナル)はもう勝てないですね。
4位:ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター
エアコンがとても苦手です。真夏は使わざるをえませんが、それ以外の季節では極力使いたく無い。
…となると、必然的に夏は「扇風機」、冬は「ファンヒーター or ストーブ」を選択せざるを得ません。そして、それらは季節家電のため、使わない時期は、しまっておく必要があります。
限りあるスペースを長期間使わないもので占有されるのは嫌やな…という理由で買ったのが、「ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター」です。
「扇風機(冷風)」及び「ファンヒーター(温風)」がコレ1台で賄(まかな)えることに加え、「空気清浄機能」までついた一品。
「1台3役」、年中使えるため、(クローゼットなどに)しまう必要もありません。
さらにデザイン性も優れているため、インテリアとしても映える。所有欲をも満たしてくれる家電…ということでかなり気に入っています。
ダイソンはファンヒーターなので空間全体が温まるので、部屋のどこにいても暖かいし、パネルヒーターと違って熱くなりすぎる事もない
ここまでは殆どのファンヒーターは同じなんだろうけど、ダイソンは吹き出し口が全体にあるので触っても熱く無いし、設定した温度に達すると勝手に切れるのも凄く良い— よっちゃん (@zucca666) 2019年3月3日
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3位:”一乗ひかる”さんの絵
人生で初めて絵を購入しました。
この絵は、きっかけやタイミングが諸々重なり、購入した一品…ということもあって感慨深いものがあります。
地下スペース Chika No Akichi 展示情報
一乗ひかる「実験と成熟」
2019. 6.29 Sat – 7.15 Mon
12:00 – 19:30 <7/3と10は休み>気鋭のイラストレーター「一乗ひかる」の個展開催です‼️
同じ図柄でカラーパターンを変えることによって生まれる印象のちがいを展開した展示です。 pic.twitter.com/m1NupxJNO4— NEW PURE + (@npp_osaka) 2019年6月2日
購入時期は7月ですが、個展の開催時期が少しでもずれていれば、巡り会うことはなかったかと。
購入するか否か結構迷いましたが、結果的に購入して良かったな〜と心から思います。
理由は、「絵が好みであること」そして「インテリアとマッチしていること」ですかね。
ぼくは、絵でいうと「絵画(デフォルメされていないリアル寄りな絵)」より「イラストレーション」や「グラフィティ」の方が断然好みです。
…が、王道のスタイルだと、インテリアとマッチしずらくなるという弊害も。その塩梅(あんばい)というか”バランス”が非常に難しい。
例えば、最近だと「蘇 詩帆(そ しほ)さん」の絵が好きなんですが、インテリアとして飾ると考えた時、ポップに寄りすぎているため、(ぼくの)部屋の雰囲気にはマッチしないかな〜と。
今回はハイライツ株式会社の忘年会のイラストを担当させて頂きました!この度のお仕事はすごく楽しかったです。🎵✨
擔任日本設計公司highlights忘年會活動的插畫。以DJ派對為主題,畫得超愉快又快速💕 pic.twitter.com/GXSWQVEhkE— Shiho So 蘇 詩帆 (@so_shiho) 2017年11月27日
これは、グラフィティも同様ですね。
逆にインテリア先行で考えた場合、”ジャクソン・ポロック“みたいな抽象画であれば、部屋の雰囲気とマッチするかもしれませんが、単純に好みでは無い…
「絵が好み」かつ「インテリアとマッチしていること」双方のニーズを満たした作品が、今回購入した絵という訳です。
2位:指圧代用器具「骨盤職人」
これはもう、ぼくにとって無くては無らないものです。
1日に少なくとも10時間以上 座る生活をしていると、カッチカチです。全身が。
結果、血流が悪くなり、疲労物質がどんどん溜まっていく訳です。そのままにしておくと、コリはひどくなる一方だし、寝ても疲れが取れません。
その悪循環を断ち切るために購入したのが、「骨盤職人」です。
なお、コレを導入するまでは、(マッサージに)野球ボールを利用していました。…が、サイズが大きすぎて深部にまで到達しなかったんですよね。
対して、骨盤職人は、球体を「指圧にもっとも近い感覚を再現できる大きさ」にしているため、患部の深いところにグッと押し込まれます。効いてる感じもするし、気持ち良さも段違い。
あと、ぼくは「腰椎すべり症」です。この商品を買ってからというもの、すべり症が”ほぼ”解消されたことも手放せない理由の1つです。
デスクワークの方全般に自信をもって”おすすめできる商品”ですね。
1位:パナソニックのドラム式洗濯機
1位は断然「ドラム式洗濯機」です。もはやこれが無い生活は考えられません。
乾燥機・洗剤自動投入の便利さといったら…とにかく時短・効率化の機能が満載です。
それに加え、おしゃれ着洗いで生地の傷みを抑えるなど、デリケートな衣類を長持ちさせることまでできちゃいます。(+クリーニングの手間も省けるという)
今まで欲しい…欲しい…と思っていましたが、値段の高さから躊躇していました。…がコレは全然元が取れますね。社会人であれば、マストでもっておくべき家電だと思います。
新入社員のボーナスの使い道は『洗濯乾燥機』がおすすめ。干して取り込むのを1回15分週2回と仮定すると、月2時間の家事削減になるし、いつでも洗濯できるって便利で快適。洗濯物を出社前にぶちこんでおけば、帰宅時にふんわりした状態でお出迎え。一人暮らし用であれば10万円強から購入できる
— 柊ユウ (@yuhiiragi_pj) 2017年6月3日
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【2019年】買ってよかったもの10選|まとめ
2019年の”買ってよかったもの”をまとめると以下の通りです。
- 10位:スターバックス×フラグメントデザインの”ステンレスボトル”
- 9位:マチネの終わりに(映画)
- 8位:“ちえちひろ”さんの食器
- 7位:ロジクールのワイヤレスマウス
- 6位:カミーユフォルネの小銭入れ
- 5位:masao shimizuのスウェットシャツ(服)
- 4位:ダイソンの空気清浄機能付ファンヒーター
- 3位:“一乗ひかる”さんの絵
- 2位:骨盤職人(指圧代用器具)
- 1位:パナソニックのドラム式洗濯機
ジャンル is バラバラ。来年は家電に注力します。(とりま”ホットクック”が欲しい…)
ただ、バイクを買おうかとも思っているので、その他のものは買い控えするかも。。
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年末は色々な方のベストバイを見るのが楽しみなんですが、去年に引き続き、今年もぶっちぎりでサカナクション 山口一郎さんの記事が1番好きです。
そんな感じで。良いお年をお迎えください!