ハガレン展を見に南港のATCホールへ。
開催が発表されてから、ずーっと楽しみにしていたイベント。
ハガレンはとても好きな作品で、コミックスも当然”全巻”持っていたし、アニメも新・旧ともにリアルタイムで見てました。
漫画もアニメもフルコンプリート。そんな大好きな作品が終了から7年の時を経て、原画展を開催!
….となると…
行かない理由が無い!!!
目次
鋼の錬金術師(ハガレン)展 in 大阪の感想
入場口はTHE・映画な空間。
…というのも、今回の原画展は映画公開(実写化)を記念したイベント。
ぶっちゃけ実写化が決まった時は「F○CK!」って感じだったけど、こういった恩恵にあずかれると、「そう…悪く無いかも…」って気になりますね。
なんせ、終了してから結構な年月が経っている為、こういった機会でも無い限り原画展が開催される事は無かった筈。(荒川先生の原画展は開催されても”ハガレン”に特化した原画展は無かった筈。)
そう考えると、”映画化”万歳ですね。
↓ちなみにこれが公開される映画です。
いよいよ、鋼の錬金術師(ハガレン)展 の会場へ
まず出迎えてくれるのは、今回のイベント用に荒川先生が書き下ろしたイラスト(ハガレンのイラストを描くのは5年ぶりとのこと)+ 荒川先生の直筆のサイン。
先に進むと、エドのマントや師匠の胸元、アルの肩に刻印されている「フラメルの十字架」とアメストリス国軍の紋章が展示されてます。
続いては、主要キャラがお出迎え。(スペースの都合か敵側(ホムンクルスとか)がいなかったのがちょっと残念)
このエリアを抜けると、黒幕に覆われた部屋に通され、”始まりの日”を追体験します。
↓始まりの日。
展示エリアへ!ハガレンの原画が多数展示!
黒幕の部屋を抜けると四方八方に慣れ親しんだ絵が。(感涙ッ!!)
ちなみに入場口で「音声ガイド付き(600円)」か「無し」かを選べますが、ぼくは「ガイド付き」を選びました。
これが大正解。
エドとアルが当時を振り返りながら語るっていう構成なんだけど、この”振り返る”っていうのが非常に良くて、キャラと一緒になって「あの時、こうだったな〜」とひとつひとつ記憶を呼び戻していくのが、思い出を共有してるみたいで楽しかったです。
そして何よりハガレンの世界にドップリ浸れるのが良い。
ちなみに展示エリアは、1箇所を除き写真撮影はNG。
・・・
いくつかの原画には、作者のコメントが載っており、「へぇ〜」と思うこともちらほら。
以下、抜粋。
①:2巻はアルだけの表紙にしたかったけど、「何の漫画か分からなくなるから・・・」という理由で担当に止められた 笑
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②:おっさんを描くのがとにかく好き。(分かるッ!荒川先生の描くおっさんはとにかくカッコ良い!)
③:コミックスのタイトルと表紙の色味を合わせ、統一感を出している。(例えば4巻だと傷の男(スカー)の服の色とタイトルを同系色にしている。)
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④:マスタング隊は、初期の頃から【解体される(52話:魔窟の王 参照)】と決まっていた為、解体後のマスタング隊(の集合絵)を描けた時は「ようやく…」と感慨深い気持ちになった。
⑤:ラスト(色欲)は長生きして欲しかった。
⑥:エンヴィー(嫉妬)の真の姿Ver.を描くのは大変だけど、細かい作業が好きなので”苦”ではない。
⑦:原稿用紙の最後のページは「続け!」とか「終われ!」など勢いのある言葉で締められていた。
⑧:1話目「ド三流。格の違いってやつを見せてやる!」のセリフが最終決戦時には「ド三流。オレ達とおまえとの格の違いってやつを見せてやる!」と仲間との絆を強調したセリフに変わっている。
こんな感じです。個人的には⑧が一番「おぉ〜!」と感動しました。確認する為に、わざわざ最初のエリアまで戻ったからね 笑
その他のエリアも見どころ満載!
展示エリア以外も見所満載。個人的にお気に入りなのが”注意書き”。
これほどテンションが上がる”ピクトグラム”が他にあるだろうか…
いやはや素晴らしい。あと、ギャラリーには荒川先生の自画像が置いてありました。
ちなみにお土産屋さん(ハボック雑貨店)もあったけど、ほぼ完売でした…
消えもの系(お菓子とか)か複製原画を買う予定だったけど、全て売り切れていたので「ステッカー」をチョイス。
これだけシンプルにしても”誰”か分かるのが凄い。キャラ立ってんなー。
↓レシートにも「ハボック雑貨店」の記載が。いちいち細かい。でも、こういう”こだわり”超好き。
見ての通り、”ハガレン愛”に溢れた展示会でした。行って良かった!!
【朗報】見逃した方へ!なんと地方巡回が決定!
東京・大阪で終了の筈が…「高知・兵庫・福岡」での開催が決定!
【高知県】
会場:香美市立やなせたかし記念館 詩とメルヘン記念館
期間:2017年12月20日(水)~2018年2月12日(月・振休)
【兵庫県】
会場:神戸ゆかりの美術館
期間:2018年4月21日(土)~7月8日(日)
【福岡県】
会場:北九州市漫画ミュージアム
期間:2018年10月13日(土)~12月9日(日)
2~3ヶ月おきに「西日本」を順々に巡っていく為、見れるチャンスはまだ残っています。
未見の方はぜひ行って体感して欲しいですね。
↓もう一度読みなおしたい。
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