ベルセルクの最新話が掲載されたヤングアニマルを購入しました。
今年の個人的ベストニュースは、ベルセルクの連載再開です。
残り半年ありますが、おそらくこのニュースを超えるインパクトは無いでしょう。
前代未聞、かつ、奇跡だと思います。
1だけでも、2だけでも成立しない。たぶん人類の創作の歴史の中でも、これと似たようなことは起きたことがない。『続明暗』とかとは全く違う。
— 樫原辰郎 (@tatsurokashi) June 25, 2022
上記の方のコメント通りで、どちらか一方が欠けていると成立しなかった事案かと。
特に「学生時代からの盟友がいて、その人も漫画家として大成している」ってこと自体が”もはや”奇跡。
そして、その盟友は結末を聞いており、自身の連載を抱えながらも監修に入ると。
考えられる限り最強の布陣による連載再開の一発目。てな訳で感想をば。
ベルセルク連載再開!365話「十六夜のしじま」と366話「潮流の目」の感想
365話、最初の3ページは”もう”ほんとテンションが上がりました。
「えっ!三浦先生が描く絵と遜色(そんしょく)無いやん!」みたいな。
ただ、4ページ目、主要キャラである”キャスカ”が出てきた辺りから違和感が…
絵柄はそれほど気にならないのですが、コマ割りや構図・演出ですかね。。
最新話では、剣の丘で再開した時のように、ガッツが激昂(げっこう)して斬りかかることは容易に想像できました。
なので、いかにそれを魅せるかが本エピソードの肝かと思います。
…や、斬りかかる瞬間の魅せ方は異論ありません。
おそらく、三浦先生も大ゴマを用いインパクトある描写にした筈。
ただ、剣を振るい幽体のグリフィスを切り刻むシーンは、剣の丘でのゾッドとの攻防みたく、細かいコマ割りで見たかったなーというのが正直なところ。
ただ、文句言うと罰が当たるレベルですね。それ程のクオリティを保っていました。
批判や比較をされることを百も承知で書いており、作者が思い描いた結末を見せるためだけに”いろんな方”が尽力しているので、文句を言うこと自体が無粋(ぶすい)ですね。
余計な肉付けはせず、作者が語ったエピソード、かつ、”記憶に残っているもの”しかやらない…ということなので、最短スピードで結末にたどり着く筈。
ガッツとグリフィスの因縁がどのような形でけりが付くのか見届けたいと思います。
そんな感じで。終わりッ!!