青春18きっぷ 1泊2日の旅「島編」。
2日目は「豊島(てしま)」。
目次
直島 〜 豊島(所要時間・アクセス)
この日の天気は最悪。ザザ降りの雨。
前日「直島」に宿泊した為、スタートは「直島」。
「直島」から目的地の「豊島」への交通手段はフェリーのみ。
また、1日2便しかなく、1本逃すと次発は2時間30分。
1便 | 09:20(直島発)→ 09:42(豊島着) |
---|---|
2便 | 11:55(直島発)→ 12:17(豊島着) |
遅刻する訳にはいかないので、早め(7時30分)に起床。
宿泊先で時間を潰した後、乗船券を購入する為、「宮浦港・海の駅なおしま」へ。
運賃 | 大人:620円、小人:310円 |
---|
乗船券を購入後、「豊島」行きのフェリー乗り場へ。
↑これが「豊島」行きのフェリー乗り場。
↑「宇野 〜 直島」行きのフェリーに比べたら、かなり小さめ。
乗船。そして、出航!
・
・
・
雨足・風が強い為、結構揺れる。しかも速い!!!
・
・
・
「豊島・家浦港」に到着!
豊島に到着!が…
行きたいスポット(展示作品)は4ヶ所。
- 豊島横尾館
- トムナフーリ(1番見たい)
- 豊島美術館館(2番目に見たい)
- 心臓音のアーカイブ
当初は自転車で「家浦港」から近い順に回る予定でしたが、外はザザ降りの雨。
って訳でバスを利用することに。
当初は「豊島横尾館 → トムナフーリ → 豊島美術館 → 心臓音のアーカイブ」順で回る予定でした。
バスに乗り込み「どういうルートで回って行くか?」を友達と話してると、運転手がその会話に参加。
見たい作品の中で、今の時期(1月)に稼働しているのは3作品。
- 豊島横尾館
トムナフーリ(1番見たい)- 豊島美術館館(2番目に見たい)
- 心臓音のアーカイブ
この時点で、一番見たい作品の「トムナフーリ」が消滅し、凹む。
ルートを変える事に…
鑑賞作品が1つ減り、時間に余裕ができるってことで、「犬島」に行く話になる。
訪れた時にはほとんど人がいないと思っていた犬島は、ピーク時には人があふれる観光地だということ、あとになってから知った。そりゃそうやね、いいところやもんね。#犬島 pic.twitter.com/iGH2LlLlaO
— suma (@suma_dao) 2016年12月6日
その為には、豊島・家浦港「12時25分」発のフェリーに乗らなきゃいけない。
1便 | 09:50(豊島発)→ 10:15(犬島着) |
---|---|
2便 | 12:25(豊島発)→ 12:50(犬島着) |
豊島 → 犬島は、1日2便。12:25発の便が最終便となります。
その為、行くスポット(展示作品)を「豊島美術館」1つに絞ることに。
なんですと!!!
( Д ) ゜ ゜ポンッ
な、なん…だと……!?
ここで友達と相談。タクシーを予約するのは良いが、何時に「豊島美術館」まで来てもらうかは作品を見ないと何とも言えない為、この時点では保留。
そうこうしてる間に出発の時間。
発着時間 | 10:05(家浦港)→ 10:19(美術館前) |
---|---|
料金 | 大人(中学生以上):200円 、小人(5歳~小学生): 100円 ※5歳未満は無料 |
時刻表 | 豊島シャトルバス時刻表 |
家浦港 〜 豊島美術館へ(所要時間・アクセス)
・
・
ブルル…
・
・
道中、一番見たかった「トムナフーリ」の入り口前へ停車。
「今の時期は閉まってますけどね…」と場内アナウンス。気持ちを汲みとった案内に感謝しつつ、外からパシャり。いつかまた来ることを心に誓う。
ちなみにこれはカミオカンデが超新星爆発(?)を感知したら連動して光るという、森万里子さん「トムナフーリ」というインスタレーション。瀬戸内芸祭@豊島で見た作品だけど光る瞬間には残念ながら立ち上えず。 pic.twitter.com/RcMglPzdlr
— ぷうこ (@remonsummer) 2016年10月24日
到着! が・・・
「豊島美術館」からは、少し離れた場所に停車。目の前にある坂道をくだって美術館を目指す。
・
・
絶景を眺めつつ、進むと・・・
・
・
ついに・・お目当ての・・スポットに・・
到着だー!!
豊島美術館
道なりにまっすぐ進むと、チケットセンターが。
チケットを購入。尚、再入場は当日何度でも可能とのこと。
チケットセンターを出ると、左右で道が分かれています。右は帰りの順路の為、左に行きましょう。
白いドームの写真を撮りつつ、進む。
進む。
雨の中、ひたすら…
道中、見える景色は中々のもの。
びっちゃびっちゃ…
一際大きいドームが見えてくる。
これが豊島美術館の目玉である「母型」の入り口。
豊島美術館・母型に入る
中に入るとだだっ広い空間。天井2ヶ所に大きな穴。
そこから空が見え、雨が降り込む。そして床からは水が湧き出す。
ザザ降りの中、移動してきたもんだから、服やカバンはびしょ濡れになるし、カメラは撮りにくいしでテンションダダ下がりだったけど、
母型の幻想度が増したのは、不幸中の幸い。
また、雨が降ってるもんだから、床から湧き出す水の勢いの力強さったらない。
係員の人に聞いたら晴れの日でも豊島の地下水をくみ上げてるから、湧いてはくるけど、ここまで湧きはしないとのこと。
水の軌道も見ていて面白く、いつまでもぼーっとできる感じ。実際多くの人が座ってくつろいでた。
4.内藤礼さんの作品『母型』の水の変容プロセス(Ⅰ)です。水はかなりの速度で移動し、離合集散していきます。水の音が豊島美術館内に響き渡ります。 pic.twitter.com/nN9jYlW1bS
— 灯 (@akari_st) 2015年4月29日
苦労してきた甲斐があったよ…最高でした。
豊島美術館の「母型」が舞台の映画『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』が9/19にシアター・イメージフォーラムにて公開!http://t.co/VbNlOjwXgs
箱庭キュレーター:yukari pic.twitter.com/6qsHez96fx— haconiwa / 箱庭 (@haconiwa_mag) 2015年9月17日
母型を出て、タクシーで家浦港へ向かおうとするが・・・
時間がない為、15分程で「母型」を出る。
しばらく進むと、「カフェ & ショップ」が。
まぁ、入るよね。(時間無いけど…)
カフェ内も母型と同じデザイン。円形のソファに座りながら、他の観光客と一緒に食事を楽しむ。
一期一会の食事会。
ちなみに、ショップも兼ねているので、お土産も買えちゃいます。
時間も無い為、早々に「カフェ & ショップ」を切り上げ、入り口 兼 出口でもある「チケットセンター」へ。
すると・・・
島内に1台しか無いタクシーの運転手がいるっていう。
…終わった。
残る手段は、「レンタサイクル」or「徒歩」。
徒歩でのルートを調べる。
…57分。
ぜってー嫌だってことで、レンタサイクルで「家浦港」に戻ることに。
「近場のレンタサイクル屋はどこ?」とグーグル先生に聞くと、唐櫃(からと)港にあるとのこと。
続いて目指すは「唐櫃(からと)港」
豊島美術館:施設概要
開館時間 |
3月1日 ~ 9月30日:10:00 ~ 17:00( 最終入館16:30 ) 10月1日 ~ 2月末日 :10:00 ~ 16:00( 最終入館15:30 ) |
---|---|
休館日 | 火曜日(3月1日〜11月30日)、火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)※ただし祝日の場合は開館、翌日休館※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館 |
カレンダー | 開館カレンダー |
鑑賞料金 | 1,540円(※15歳以下無料) |
電話番号 | 0879-68-3555 |
レンタサイクル屋を目指し、「豊島美術館」から「唐櫃港」へ(所要時間・アクセス)
↓道のりはこんな感じ
Google Mapに従い歩く。
ひたすら歩く。
唐櫃(からと)港へ到着…
近くにあるレンタサイクル屋へ。
・
・
・
(´・-・`)
(´・-:;.:…
(´・₋:;::: .:.;: サラサラ..
…嘘…だ…ろ
徒歩で行くしかないのか..?
やる事なす事全てが裏目に。唐櫃港・待合室へ
唐櫃(からと)港にある待合室へ一旦避難。
犬島に行く為には徒歩で「家浦港」まで行き、12時25分発のフェリーに乗るしか方法はない。
調べると・・・
現在の時刻は、11時45分。徒歩ではもう間に合わない。
「じゃあヒッチハイクじゃね。」って事で、唐櫃(からと)港の前にある駐車場・道路をうろうろ。
が!!!
車が通る気配が全くない…
待合室に戻る。すると・・・
なんですと!!!
待合室に貼ってある時刻表を見る。
そうなんです。「唐櫃港」からは、「宇野港」行きのフェリーが出てるんです。
「宇野港」は、初日「直島」行きのフェリーに乗った港ですね。
岡山本土にある港で、近くにはJR宇野駅があるので、「倉敷」まで1時間程で行けちゃいます。
予定変更。「倉敷」へ。
とは行っても、次発(13:40)まで1時間40分程時間がある為、
唐櫃(からと)港の近くにある作品「心臓音のアーカイブ」へ行くことに。
唐櫃港 〜 心臓音のアーカイブ(所要時間・アクセス)
↓道のりはこんな感じ。
結構距離がありますが、案内標識が要所要所に設置されている為、迷うことはないかと。
途中、屋外作品の1つである「勝者はいない」を鑑賞。
鳥居を抜け・・・
砂利道を歩き・・・
海岸を抜けると・・・ようやく・・・
到着!!
心臓音のアーカイブ
この作品は「地中美術館」と同様、体感するアート。
できることは2つ。
- 心臓音を「聴く」
- 心臓音を「録る」
聴くだけなら510円。録るも含めると、聴く料金に加え、別途1,540円かかります。
館内に部屋は3つ。聴く部屋が2つ・録る部屋が1つ。
027
心臓音のアーカイブ「世界中の人の心臓音が聴ける『図書館』」。心臓音の鼓動に合わせて電球が明滅するインスタレーション空間「ハートルーム」、人々の心臓音が聞ける「リスニングルーム」、心臓音を採録する「レコーディングルーム」
— * あ ぶ * (@abu55) 2014年6月20日
ハートルームへ入室
まずは、「ハートルーム」と呼ばれる部屋へ。
その名の通り、心臓音のアーカイブ、インスタレーションでは特別なガラスが貼られた部屋で、爆音で世界の誰かの心臓音が鳴り響き、鼓動に合わせてライトが点滅。暗所が怖い人は無理だろうと思った。これも撮影NGなので出回っているイメージはこんな pic.twitter.com/L0ipNGAjgJ
— 大きい水 (@yotsuitaii) 2015年12月13日
鳴っている音は「心臓音」
その音に合わせて、部屋の中央にある電球が点滅してます。
鼓動がある時は、電球が点き、無い時は消える。
当たり前だけど、心臓は絶えず動いてる。なので電球は「チカチカ」点滅してる。
普段心音なんて意識しないけど、こうして可視化されると一定のリズムでひたすら脈打ってるのが分かる。
いや、働かない = 死だから、もちろん働いて欲しいんだけど、電球の点滅ぶりを見てるとすげー不安になる。
最初は、「おーこの重低音クラブみたいやなー!」と呑気に考えてたけど、段々怖くなってきた…
出る時、何気に壁を見ると、心音の持ち主のデータが。
どうやら韓国の人の心音だったみたいだ…
リスニングルームへ入室
続いては、リスニングルーム。
「心臓音のアーカイブ」
人々が生きた証として、心臓音を収集するプロジェクトを展開するクリスチャン・ボルタンスキー。自分の心臓音をここで採録できる。https://t.co/i2WuWniEvg @benesse_artsite pic.twitter.com/SyGUwpkqQy— Tokyo dub agent (@dub_agent) 2016年4月10日
パソコンで検索を行い様々な国の人の心音を聞くことができる。
ぼくは日本人、かつこの施設を訪れた人の心音を聞いてたけど、友達はランダムで聞いてたみたい。
友達曰く外国で録音された音は適当で、人の話声も録音されてるとのこと。
なので、きちんと心音を聴きたければ「日本」を選んだ方が無難。
心音を聴くという意味では「ハートルーム」と同じだけど、登録した人が残したメッセージを見れる為、その人をより近くに感じれる。
また、前方には海が広がっていて、生命の始まりである海を見つつ、1個人の生きてる証(心臓音)を聴くというのは、なんとも言えない不思議な気持ちになる。
後ろが控えていた為、10分ほどで席を譲り、再び唐櫃(からと)港に戻る。
心臓音のアーカイブ:施設概要
開館時間 |
3月1日 ~ 9月30日:10:00 ~ 17:00( 最終入館16:30 ) 10月1日 ~ 2月末日 :10:00 ~ 16:00( 最終入館15:30 ) |
---|---|
休館日 | 火曜日(3月1日〜11月30日)、火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)※ただし祝日の場合は開館、翌日休館※ただし月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館 |
カレンダー | 開館カレンダー |
鑑賞料金 | 鑑賞料 510円 ※15歳以下無料 登録(録音)料 1,540円 |
電話番号 | 0879-68-3555(豊島美術館) |
唐櫃港 〜 宇野へ(所要時間・アクセス)
出航まで待合室で待機。
そして乗船
発着時間 | 13:40(唐櫃港)→ 14:39(宇野港) |
---|---|
料金 | 大人:1,030円 、小人: 520円 |
時刻表 | 時刻表・料金表 |
宇野へ!