三重の珍観光スポット「ルーブル彫刻美術館」でアート鑑賞。感想を綴ってみた

三重の珍観光スポット「ルーブル彫刻美術館」の正面外観写真

近鉄の車窓の景色で、ひときわ存在感を放つ巨像を見に行ってきました。

近鉄の車窓から見えるルーブル彫刻美術館の写真

ちなみに巨像がある最寄駅は「榊原(さかきばら)温泉口駅」。巨像がある場所は「ルーブル彫刻美術館」です。

行った感想や行く前に気になった情報をまとめてみました。

ルーブル彫刻美術館の所要時間は?

ルーブル彫刻美術館の館内写真1

ぼくは約1時間50分滞在しました。

↓内訳としてはこんな感じ。

滞在時間1時間50分の内訳
  • 展示物に添えられた説明文は全部読む
  • 撮影可能な展示物はおおよそ写真に収める
  • 展覧会を2周する
  • 10分休憩を1回取る

この滞在時間は、比較的”長め”だと思います。

…というのも、展示作品数は1,300点とかなり多いものの、メインどころは10点未満とかなり少ないので。

ルーブル彫刻美術館に展示されているミロのヴィーナスとハンムラビ法典の写真

メインどころ(ミロのヴィーナス|ハンムラビ法典)

ぼく

メインどころとは、教科書やテレビなどで取り上げられている有名な作品を指しています。

これらは”いわば”人類史に刻まれる文化遺産なので、興味が湧かない方が難しいかと。

よって、備え付けの説明文含め注視できますが、問題はそれ以外。

ルーブル彫刻美術館の石膏像や仏像群の写真

それ以外の作品群1

有識者が見ると、メインどころに引けを取らないくらい有名な作品群かもしれません。

…が、古代東洋/西洋彫刻に興味がないぼくとしては、同じような仏像や石像・銅像などがざっと並んでいるだけにしか見えなかったです。。

ルーブル彫刻美術館の石膏像や壁飾り彫刻の写真

それ以外の作品群2

ぼく

これらの作品は、ただただ”もったい無い精神”で、説明文読んだり写真撮ったりしてた。

なので、メインどころ以外の作品群についてはよほど興味が無い限り、ざっと流し見になるかと。

となると、館内の広さ的に40分〜50分もあれば十分見て回れます

ぼく

実際、ぼくよりだいぶ後に入館した人が、先に退館してました。

ルーブル彫刻美術館の写真撮影はOKか?

チケット(入場券)の裏面には、写真撮影NGと書かれていますが、実際は写真撮影OKです。

なお、ホームページ上でも撮影可と謳(うた)っています。

ルーブル彫刻美術館のお土産は?

気軽に買えるものから、高価格帯のものまで様々。ラインナップは結構豊富です。

ルーブル彫刻美術館のお土産の写真(低価格帯)

気軽に買えるもの

ルーブル彫刻美術館のお土産の写真(高価格帯)

高価格帯のもの(2万〜23.5万)

ただ、メインどころのルーブル関連のグッズは高価格帯に分類されてるので、買う人いるのかな…というのが本音。

ぼく

低価格帯のグッズ展開は、権利の関係で難しいのかな?

ロゼッタストーンのミニ重石(おもし)が、1,500円くらいで売っていれば欲しかったですね。

ルーブル彫刻美術館に展示されているロゼッタ・ストーンの写真

ロゼッタストーン

ぼく

スプリガン好きとしては堪らない。




ルーブル彫刻美術館にコインロッカーはあるのか?

無いです。

ただ、近場に2ヶ所コインロッカーが設置されている場所があります。

1つは「榊原(さかきばら)温泉口駅」。もう1つは、隣接のお寺「寶珠山(ほうじゅざん)大観音寺」です。

ただ、お寺は入山料がかかるので、ルーブル彫刻美術館にしか行かないのあれば「榊原温泉口駅」のコインロッカーを利用しましょう。

榊原温泉口駅に設置されているコインロッカーの写真

榊原(さかきばら)温泉口駅にあるコインロッカー

ぼく

料金は小ロッカーで300円。大ロッカーで500円です。

なお、寶珠山(ほうじゅざん)大観音寺には、世界一の高さを誇る純金大観音像が設置されています。

寶珠山 大観音寺の純金大観音像

こちらも見応え満載

ルーブル彫刻美術館との共通割引券を購入すると、お得に入山できるので、併せて見学するのであれば、お寺側のロッカーを利用した方が良いです。

寶珠山(ほうじゅざん)大観音寺に設置されているコインロッカーの写真

お寺にあるコインロッカー

理由は安いから。100円で利用可能なので、駅設置のコインロッカーよりお得です。

ルーブル彫刻美術館の注意点

  1. エアコンの設定温度が28度なので、夏場の館内はとにかく暑いです
  2. 200円割引券が公式サイト上に掲載されてるので、チケット購入時に画面を見せましょう

割引券は、下記バナーをクリックした先のページ下部にあります。


参考
入館割引券ルーブル彫刻美術館の公式サイト

↓これです。

ルーブル彫刻美術館の感想

ルーブル彫刻美術館に展示されているツタンカーメン王の黄金のマスクとナポレオンのデスマスク

左:ツタンカーメン王の黄金のマスク|右:ナポレオンのデスマスク

個人的には、あまり楽しめませんでした。

改めて思ったのは、自分はいわゆる古典的な彫刻、いわゆる黎明期(れいめいき)のモチーフや造形には興味が無いんだなーと。

Mr.のかりん -甘酸っぱい思い出と空山基のセクシーロボットの写真

立体作品は、現代の方が断然好き

ただ、はるか昔の方々が生きた痕跡を感じる、当時の文化・文明に思いを馳せる…という観点では若干楽しめました。

…が、一方で「でもこれレプリカやしな…」と冷めた自分もいました。

ぼく

鑑賞の観点を、造形ではなく歴史にするとレプリカでは物足りない。。


ルーブル彫刻美術館の館外に展示されているお宝蛙

館外展示のカエルのオーケストラ

本美術館に行って感じたことはバブル時代の羽振りの良さ、そして、その時代の芸術熱の高さですね。

2020年代、世界における日本のアート市場の規模は約3%ほど。具体的な数値でいうと2,000億くらい。

対し、バブル時代はなんと2兆円!?

ぼく

当時はテレビCMにアンディ・ウォーホルや岡本太郎を起用するなど、生活の中に芸術が一定根付いていました。

本美術館もその頃建設されたわけですが、まぁーほんとスケール・熱量ともにレベチ。

私財を投じて作ったこともそうだし、ルーブル相手に17回も直接交渉 → 作品の型取りをOKしてもらえたのも凄すぎる。

ルーブル彫刻美術館の館長とルーブル美術館の館長の写真

ルーブル美術館 館長との2ショット

でも、今や「夏草や兵どもが夢の跡」って感じですね。

そう考えると「失われた30年」の影響は大きいな…と改めて。

ぼく

贅を尽くした彫刻品に囲まれながらセンチな気持ちになっていました。

そんな感じで。終わりッ!!




ルーブル彫刻美術館:概要

三重の珍観光スポット「ルーブル彫刻美術館」の正面入り口写真

開館時間 9:30〜17:00
※入館は16時30分まで
チケット料金
一般 1,500円
65才以上・学生 1,000円
小人(小・中学生) 800円
小学生未満 無料
定休日 年中無休
電話番号 059-262-1111
所在地 三重県津市白山町佐田東谷1957
HP ルーブル彫刻美術館ホームページ

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