過ぎ去ったことは、どうでもいいと思うタイプなので、振り返りは基本”しない”のですが、去年(2020年)は”さすが”に振り返りたいなーと。
目次
2020年を漢字一文字で表すなら「零(ぜろ)」
零、つまり「0」。もっと具体的にいうのであれば、±0(プラスマイナスゼロ)ですね。
要は、良いこともあったし、悪いこともあった。それらを合算すると「0」といった感じ。
個人的に、2020年は「良い年」だった。
理由は、以下の通り。
- 周りの人や自分自身が”仕事・健康面”共に何事もなく無事に過ごせた
- リモートワーク(在宅勤務)が始まった
- 収入が上がった
- 特別定額給付金(10万円)/GoToの恩恵を受けられた
- 生きるための心理的ハードルが下がった
中でも、①と②かな。大きかったのは。
①は言わずもがな。
②(リモートワーク)に関しては、うず高く積み上げられた新しいパソコン群(=莫大なコスト)、上層部やSEのドタバタぶりを見てると、コロナが無ければ、100%実現しなかったんだろうなーと。
リモートワークって、雇う側するとリスキーなので、できれば”したくない”というのが本音かと思いますが、雇われる側すると”最高”です。
…とはいえ、ぼくは、以下理由で、基本”出社勤務”を選択しています。
- 会社に近いところに住んでいる
- 自宅より会社の方が集中できる
- 会社にいると食事の節制ができる(間食しない、コーヒーを飲みすぎない)
そのため、リモートワークは”ほぼ”していないのですが、ぼくみたいな人は”ごくごく”一部。
出社せざるをえない人を除くと、8割〜9割は、リモートワークを選択しています。
つまり、社内に人は”あまり”いません。この状況が個人的には最高。むちゃくちゃ集中できるので。
あと、仕事を家に持ち帰れるのもメリットの一つ。
今まで残業しか手段が無かったのが、心身ともに一旦リセットした状態で仕切り直しが出来る点は有り難いな…と。(これはまぁ、デメリットでもあるんですが。)
あと、⑤(生きるための心理的ハードルが下がった)を補足すると、”生きてるだけでえらい”が去年以上に尊ばれた年は、現代において無いんじゃ無いかと。
これが個人的には、非常に心地よかったです。自己研鑽に励むのが当たり前の職業なので、特に。
そんな感じかな。てな訳で、個人的に2020年は「良い年」でした。
続いてはキツかった点。
2020年は正義を盾に他人を攻撃する人が目立った年だった
自粛警察/正義マン/マナー警察、つまり独りよがりの正義を振りかざし、悪意をぶつけ、憂さを晴らすような人が特に目立った1年だったなーと。
SNSが流行る以前から、この手の口撃には、心底うんざりしており、できるだけ(そういった情報が)入ってこないよう努めていますが、今年はどれだけフィルタをかけても通過してくる始末。
特に印象的だったのは岩手初の感染者への誹謗中傷。
「感染第1号は、ニュースじゃすまない」と、帰省希望の息子へ送った内容の重みがすごいとTwitter上でバズっていましたが、まさかその内容そのままの事態が巻き起こるとは。
岩手に住む父に「そろそろ帰っていいかな」と軽く言ってみたところ… pic.twitter.com/CyfmBbI8zA
— けいし (@pandafun20) June 24, 2020
↓
”岩手県で初の感染者となった盛岡市の40代男性に対する誹謗中傷、個人を特定しようとする動きが過熱している”
”県内外から100件近い電話やメールが殺到。「感染した人間はクビにしたのか」「従業員の指導がなってない」といった本人や会社を攻撃する内容が多かった”https://t.co/EMukPCNCAo— ワイド師匠 (@feedback515) August 1, 2020
これだけ話題になったのだから、 自浄作用が少なからず働くんかなーと思ってたんですけど、全く関係無いんですね。。
ホリエモンの餃子騒動の時も思いましたが、不利益を全く被っていない赤の他人が、わざわざ電話、ないしは、SNS上で吊るし上げを行い、袋叩きにする心理がほんと分からない。
こういった悪意を目にする度、心底ブルーになります。そして、このような事が特に目立った1年だったな…と思います。
日本人は他国よりも顕著に「スパイト行動」(自分が損してでも他人をおとしめたいという嫌がらせ行動)をする、と。 » 【悲報】日本人の性格が悪いことが研究で証明される【日本人の本質】 | とよDays https://t.co/D7HMqKiNY7
— Hiroshi Yamaguchi (@HYamaguchi) October 27, 2020
他は、ぼくが好きな業界(アパレル・観光・エンタメ)が壊滅的な打撃を受け、未だに希望の光が見えないこと。
そして、著名人の相次ぐ自殺。特に竹内結子さん・鷹野日南さん・津野米咲さん・三浦春馬さんの訃報はかなり心に来るものがありました。
若く、才能や仕事、友人・家族、健康に恵まれても、最終的に自死を選んだこと。
上述の誹謗中傷の件もそうですが、他者依存/他者承認や物質的な豊かさより、自己を確立し、精神的充足感に重きを置くことが、幸せに生きていく上で何より重要なんだな…と再認識した年でもありました。
あと、今年キツかったことして”自粛生活”を余儀なくされ、ストレスが半端ない…を、多くの人が挙げていましたが、個人的にそのストレスは皆無でした。
2021年の目標は、ポートフォリオの作成
2021年は、ポートフォリオ、つまり作品集の制作に重きを置きたいなーと。
ポートフォリオを作る一番の目的は、スキルアップ。目標なく、”ただただ”勉強するのは面白く無くやる気もでないので。
あとは、自己紹介用のツールがあると、色んな場面で活用できるからですね。
なので、ブログの優先度は下げようかなーと。
ブログについては、もはや初志とは違い、ライティング技術の向上、興味あることや考え・学んだことなどを文章化し、深堀りしていくための場所という位置づけですが、今はどちらかというと”デザインや実装の技術力”を上げたい。
それが色んな意味での近道だと思うので。
20年前に人気男性演歌歌手が化粧して網タイツはきたいって言ったら恐らくとんでもないことだったわけで、氷川きよしさんはなりたい自分になるために実績を積み自由にやれるポジションまで上り詰めて、年齢は重ねてもあの衣装を美しく着こなしあの歌をかっこよく歌える実力を身につけて…すごい人だ…
— なのふな (@nanofunya) January 1, 2021
まぁ正直、今の職業に関しては、「努力を努力と思わないレベルで楽しいか?」と問われたら100%違うと言い切れるのですが、やりきった感は全く無く、まだまだ足掻けるかな…と。
天職の人に比べるとかなり分が悪いですが、努力する中で見えてくるものもあると思うので。
…と思ったのも、さんタクでCreepy Nutsが披露した即興ラップに対して、さんまさんが「基礎をいっぱい詰めてんねんな。それがものすごい分かった」と言った時は、むっちゃ感動しました。
しゃべくりの第一線の人に、今まで培ってきた努力の痕跡(こんせき)がちゃんと伝わり、共感してもらえるって、それはもう言葉にできない位うれしいことだろうなーと。(ゆえに経験してみたい)
ただ、人に褒められるために頑張るのは本末転倒なので、あくまで自分のために頑張り、結果として…って感じですね。なので、これは裏テーマ。
そんな感じかな。
2021年もよろしくお願いします。
今年は収束するといいなぁ。本当に。
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