京都音楽博覧会2023の1日目に行ってきました。
…てなわけで、見たアーティストのセットリスト/感想を忘備録代わりにまとめてみました。
目次
羊文学
セットリスト
- 光るとき
- more than words
- FOOL
- マヨイガ
- OOPARTS
- あいまいでいいよ
- 夜を越えて
感想
羊文学は去年の音魂で見る予定だったのですが、開演時間が11時ということで断念。
それから1年半後、ようやくリベンジを果たせました。しかもホットな新曲「more than words」も携えているという完璧なタイミングで。
ライブを見た感想は、めちゃめちゃカッコイイ。これに尽きます。
3ピースなので、音はギターとベースとドラムのみ。とてもシンプル。だけど骨太なバンドサウンド。それに乗るのはモエカ嬢の透明感のある歌声。
一見相反する要素が絶妙なバランスで組み合わさって成り立っているバンドなんだなーと実感しました。
正直ライブを見るまで、楽曲にはあまりピンときていませんでしたが、ライブを見たら納得。
あとパフォーマンスは苛烈なんですが、MCはとても可愛らしく、そのギャップにもやられました。
ハナレグミ
セットリスト
- My California
- 独自のLIFE
- オハナレゲエ
- オリビアを聴きながら
- Quiet Light
- 家族の風景
感想
前半は物販/飲食エリアで音漏れを楽しみ、後半はスタンディングエリア待機列で鑑賞。
独自のLIFEの盛り上がりっぷりを外野で指を加えて聴くしかなかった時は「なぜオレはこんなムダな時間を…」と呑気に飯を食ってる自分を責めました 笑
ただ、後半。特に「オリビアを聴きながら」「家族の風景」はちゃんと目で見て楽しめたので結果満足です。
この日のライブは、バンド編成。
音博という性質上、弾き語りかなーと思っていましたが、個人的にはグルーヴが生まれ多彩なサウンドを楽しめるバンドスタイルの方が好きなので”そういった意味”でも満足。
歌唱力の高さ。歌声の唯一無二性はもちろん。お客さんを沸かせることがほんと上手くてベテランの妙味を感じさせてくれるライブでした。
凄い満足感。
中村佳穂
セットリスト
- シャロン
- アイミル
- きっとね!
- get back
- LINDY
- MIU
- さよならクレール
感想
本フェスで一番楽しみにしていたアーティスト。
期待にたがわず素晴らしい歌声。まったく飾らない超・自然体のパフォーマンス。
そして何より終始笑顔。お客さんの声かけにも元気良く反応するなど、会場中がハッピーなバイブスで満ち溢れていました。
セトリは新旧交えて。そこにアドリブも交え、最終的にはくるりのドラムまで引き連れ、縦横無尽に展開するステージングにはとても魅せられましたね。
この日この時しか見れない「これぞライブ!」を堪能した40分間となりました。
彼女を知ったのは「竜とそばかすの姫」。
この映画のオープニングを映画館で見たとき、これ以上ない程の高揚感と多幸感に全身を包まれました。
なんせこの年(2021年)はコロナ渦真っ最中。当然ライブやフェスはほぼ中止。なので、音楽に相当飢えてました。
その欲求を満たしてくれたのが彼女になります。
そんな彼女を2年越しに生で体感でき幸せでした。
マカロニえんぴつ
セットリスト
- サンデーモーニング(くるりのカバー)
- レモンパイ
- 愛の波
- 悲しみはバスに乗って
- 恋人ごっこ
- だれもわるくない
- ヤングアダルト
- 星が泳ぐ
- なんでもないよ、
感想
知っている曲は”ダイの大冒険”のオープニング曲「生きるをする」のみ。
なので、イメージとしては、 疾走感のあるロックチューンを得意とするバンドかな?と思っていました。
そんな(イメージの)彼らが放った1曲目はまさかの「サンデーモーニング」。
これにはガッと心を掴まれました。ナイス選曲。そして若者にこそ合いますね。この曲は。
ライブを見た感想は、メロがめっちゃいい!キーボードによる味付け最高!爽快で爽やかな青春ロック!
なので、概(おおむ)ね当初のイメージ通りという感じ。
あと「若者的青春音楽」と言われていた時代のくるり、andymori・昔のフジファブリックを思い出しました。
そう考えるとエモいですね。
ちょうど”くるり”もオリジナルメンバーに立ち返ったタイミングでもあるので、余計に。
槇原敬之
セットリスト
- もう恋なんてしない
- Are You OK?
- 遠く遠く
- 君の後ろ姿
- 僕が一番欲しかったもの
- SPY
- どうしようもない僕に天使が降りてきた
- 冬がはじまるよ
- 四つ葉のクローバー
感想
最高。マ・ジ・で最高。
ど真ん中のJ-POP。普段聞いているジャンルとは違う。にも関わらず一緒に歌える曲がゴロゴロありました。凄すぎでしょ。
澄んだ綺麗な歌声 × 激強(げきつよ)のメロディ。もうね耳が心地よすぎる。
特に1曲目、および、5〜8曲目なんて老若男女の垣根なくみんな「良いッ…!」というじゃないでしょうか?
しかも聴き込んでじゃなく一聴しただけで。
ミリオンヒットを世に送りだしている国民的アーティストって次元が違いますね。
学生の頃なんかは”いわゆる”売れ線の人たちを忌避(きひ)してましたが、この歳になると尊敬しかありません。
皆でシンガロングできるのがこんなに楽しいとは!
ジャンル的嗜好(しこう)の違いをメロディで”ねじ伏せられる”という貴重な経験ができました。
くるり
セットリスト
- 琥珀色の街、上海蟹の朝
- World’s End Supernova
- Morning Paper
- 潮風のアリア
- In Your Life
- California coconuts
- aleha
- 世界はこのまま変わらない
- ばらの花
感想
1〜3曲目で大満足です。最高の出だし。
逆に4〜8曲目は、最新作から…ということであまりノレず。
…というのも近年のくるりはミドルテンポの聞かせる系の曲が多いため、それらをガッとまとめて一塊(ひとかたまり)で演られると中々辛いものがあります。。
特に昼頃からずーっと立って疲れ切ってる身としては。
個人的には新旧の曲をブロックで固めるのではなく織り交ぜて(緩急付けて)欲しかったかな。
ただ、冒頭にも記した通り1〜3曲目で大満足なので、それらの曲を前方エリアで見れて幸せでした。
今年のくるりの大きなトピックスは、20年ぶりにオリメンのもっくんを交えての活動!かと思います。
ただ、正直なところ”もっくん期”には馴染みがないんですよね。。
個人的には、自身が激烈にハマった「達身」「クリストファー・マグワイア」交えてのくるりがもう1回見たいです。
そんな感じで。終わりッ!!
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