アンディウォーホル展2022 in 京都の感想。グッズの在庫状況・所要時間・混み具合など

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館の感想。見所・グッズの在庫状況・所要時間・混み具合など

京都市京セラ美術館で開催中の「 アンディ・ウォーホル・キョウト」に行ってきました。

てな訳で感想をば。

アンディ・ウォーホル展2022 in 京都のグッズの在庫状況は?

売り切れてたグッズ

9/18(日)の16時時点では「松井酒造の日本酒」と「村上開新堂のクッキー」が売り切れていました

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館で売り切れているグッズ

2日目なのに完売…
(引用:アンディ・ウォーホル・キョウト)

逆に言うと、それ以外のグッズは残っていましたね。

図録やポストカード、ポスター・キーホルダーなどの”いわゆる”一般的なミュージアムグッズが売り切れることは”ほぼ”無さそうです。

在庫は見た感じ潤沢にあったので。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館の購入グッズ

購入グッズ。合計2,640円也

売り切れそうなグッズ

売り切れ→入荷待ちの状態で、当日売り場にない可能性が高い商品は以下あたりかなーと思います。

  • コラボ商品全般
    – 鍵善良房/一澤新三郎帆布/聖護院八ッ橋/象彦/村上開新堂/松井酒造/よーじや
  • CA4LA(カシラ)のバケットハット

コラボ商品は数自体が少なそうなことに加え、いずれも老舗名店の逸品、かつ、この場/このタイミングでしか買えないので、ハケるのも早そうかなーと。

あと、バケットハット自体が流行っているからか↓下記グッズの試着率は高めでした。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|CA4LAのバケットハット

引用:アンディ・ウォーホル・キョウト

売り場に置いてる数も5〜6個と少なめなので、狙っている方は早めに行った方が良いかも。(裏に在庫めっちゃあるかもだけど…)

ぼく

このハット、CA4LA(カシラ)だし、デザインもいいしで買う気満々だったけど、裏地の花柄が可愛すぎて断念した…

BE@RBRICKについて

最後の晩餐デザインの「白いBE@RBRICK」についてですが、キャンセルが発生すれば買えるチャンスがありそうです。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《最後の晩餐》1986年

《最後の晩餐》1986年

その告知ポスターがミュージアムショップの壁に貼っていました。

ただ、キャンセル待ちの受付自体はやってなかったと思います。

アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の所要時間は?

ぼくは展覧会で3時間、グッズ選びで20分かかりました。

↓内訳としてはこんな感じ。

滞在時間3時間20分の内訳
  • 展示物に添えられた説明文は全部読む
  • 撮影可能な作品は全て写真に収める
  • 音声ガイダンスを2回聴く(収録時間18分×2)
  • 映像アーカイブは1作品につき2〜3分間くらい滞在(2〜3分×15作品)
  • 展覧会を2周する(1週目は撮影中心、2週目は鑑賞中心)

…とまぁ、結構ガッツリめ。鑑賞時間3時間はかなり長い方だと思います。

1巡しかしないのであれば、音声ガイダンスを聞き”じっくり”見たとしても(かかる時間は)2時間くらいですかね。

理由は、以下2つ。

  • ウォーホルの作品の特徴が反復/複製のため、1つ1つの作品を注視して見るというより、俯瞰で見る割合の方が多い(ように感じた)
    アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《ジャッキー》1964年

    《ジャッキー》1964年

  • 作品とは関係が無い、日本滞在時の写真/レシート/旅行先のパンフレットなど、日本と交流があったことを示す足跡資料も多々展示されていた
    アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|徹子の部屋に出演時の写真

    「徹子の部屋」出演時の写真(1974年)

そのため、展示総数はトータル215点と多いものの、実際はそれよりも”かなり”少なく感じました。

だって↓これで9点ですからね。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《キャンベル·スープI》1968年

《キャンベル·スープI》1968年

ぼく

全体で1作品とカウントするのではなく、1つ1つを1作品としてカウントしています。

あと、作品だけでなく”母に宛てた便り”とかも展示されています。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|母に宛てた絵葉書(1956年)

ぼく

作品ではないので、コンテクストなどあろう筈もない。

これらのことから、本展は一般的な展覧会に比べるとサクッと見て回れると思います。

アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の混み具合は?

日曜日の13時〜16時まで滞在しましたが、そこそこ混んでましたね。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館の混雑具合

日曜、13時半頃の入り口付近

…が、入場を30分ごとの時間制、かつ、各時間帯の入場数に上限を設けているため、あくまで”そこそこ”の混雑具合です。

なので、人がひしめき合い、1つの作品を見るのに待ち時間がべらぼうに発生する…ということは無かったですね。

ぼく

ただ、引きで”人が入らないように”写真を撮るのはかなり難しいです。




アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の当日券は?

会場で当日券の販売はされています。

ぼくは日曜日の「13:00~13:30」で予約→12時45分に会場に到着しましたが、その時点で「12:30~13:00」の当日券が売られていました。

つまり待ち時間がなく即入場が可能な状態。

開始2日目、3連休の中日でこの状況なので、事前予約をしなくても普通に入れるかと思います。

ぼく

ただ、即時入場できる保証はないので、予約はしといた方が無難ですね。

アンディ・ウォーホル展2022 in 京都の感想

微妙でした。。よく言えばコンパクトにまとめた、悪く言えば、内容が薄い展覧会だったなーと思います。

良かったのは「空間・販促物・グッズなど全てのデザインが”とにかく”おしゃれ」「音声ガイダンスが無料」なこと位かな。

ただ、本展のターゲット層は(おそらく)アートに関心がない若者だと思います。であれば、ニーズは満せてるかなーと。なんせ…

  • 全て撮影OK、かつ、カラフルな壁紙を一面に貼るなどインスタ映えするスポットが充実してた
    アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《花》1970年
  • いま旬のアイドル/ミュージシャンをプロモーションに起用している
    アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|ナビゲーターの乃木坂46・齋藤飛鳥
    ナビゲーターは乃木坂46・齋藤飛鳥さんテーマソングはKing Gnu・常田大希さんが担当

そのため、文句を言うのは筋違い。ぼくがターゲット層からズレてるだけですね。


見た目でグッときた絵

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《広告:シャネル(1985年)》と《広告:アップル(1985年)》と《広告:理由なき反抗(ジャームズ・ディーン)(1985年)》と《波(1986年)》

制作年は1985年〜86年

波の絵は、葛飾北斎《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》のオマージュ。

他は広告シリーズになります。

これらの作品には説明文も付いており、なかでもオノヨーコ邸でジョブズとウォーホルが邂逅(かいこう)→伏線回収した話が面白かったかな。

ぼく

そして”その翌年”、ジョブズはアップル社を追放されるという…

気になった絵

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《毛沢東》1972年

《毛沢東》1972年

この絵はちょっと路線が違うな…と思いました。

や、彼の手がけた作品で肖像画は腐るほどあるんですが、その対象はいずれも”煌(きら)びやかな世界の人たち”です。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《三つのマリリン》1962年

《三つのマリリン》1962年

そんな中、急にポンと”中国の国家主席”が出てきたもんだから、なぜ彼を題材に??と頭の中でクエスチョンマークが浮かびました。

あと、目と口が赤く塗られていたのも気になったり。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《毛沢東》1972年のアップ写真

この作品の制作意図は未だに気になりますね。ただ、他の肖像画に選ばれた人たちと違い”いい感情”は抱いていないんだろうなと推測。

ぼく

個人的には、画一的な様式を強要する共産主義を皮肉ってるのかなーと思ってます。

…というのも当時の中国は、服装一つとっても人民服を着用し、皆同じ格好。

ここら辺がウォーホルがテーマとした「大量生産」と繋がってるなーと感じました。

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《ブリロの箱(1964年)》と《キャンべル・トマトジュースの箱(1964年)》

ブリロとキャンべル・トマトジュースの箱

そんな感じで。終わりッ!!

アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO:概要

アンディ·ウォーホル展2022 in 京都市京セラ美術館|アンディ·ウォーホル《自画像》1986年

会場 京都市京セラ美術館 新館 「東山キューブ」
会期 2022年9月17日(土)~ 2023年2月12日(日)
開館時間 10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで
チケット料金
土日祝一般 2,200円
平日一般 2,000円
大学・高校生 1,400円
中学・小学生 800円
未就学児 無料
定休日 月曜日(但し祝日の場合は開館)、12月28日~1月2日
電話番号 075-771-4334
所在地 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
HP 京都市京セラ美術館

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