グランフロント大阪で開催中の「キングダム展 -信-」に行ってきました。
てな訳で感想をば。
目次
キングダム展2022 -信- in 大阪の所要時間は?
ぼくは展覧会で3時間10分、グッズで20分かかりました。
↓内訳としてはこんな感じ。
- 原画内、および、壁面にプリントされたキャラクターのセリフは全部読む
- 展示物に添えられた説明文は全部読む
- 撮影可能な展示物はおおよそ写真に収める
本展は、音声ガイダンス無し、写真撮影NGのエリアが大半を占めています。
また、逆行も禁止です。つまり2周目を楽しむことはできません。
そのため、一般的な展覧会に比べ”時間はかからない”かと。
なお、本展の内容、および、”展覧会設置の文章”や”描きおろしイラスト”については、グッズの「図録」に余すことなく掲載されています。
そのため、時間がない方は、本展をザッと流し見→詳細を図録で回収でも良いかもです。
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キングダム展2022 -信- in 大阪の混み具合は?
開始3日目、10/16(日)の14時50分頃に入場しましたが、結構すいてました。
ワッ!と人が密集し、原画がスムーズに見れない時もありましたが、それは一瞬。ちょっと待つだけで難なく鑑賞できました。
なので、基本的にはストレスフリーでしたね。
開始1週目の日曜日でこの入(い)りなので、混雑していて集中できない・ゆっくり見れない…ということは無さそうです。
キングダム展2022 -信- in 大阪の当日券は?
会場の入り口付近で販売されています。
開始3日目の日曜日、14時50分頃と比較的混雑する曜日/時間帯でも即座に入れました。
そのため、待ち時間が発生することは無いかと思います。
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キングダム展2022 -信- in 大阪のグッズ在庫状況は?
10/16(日)の18時時点では売り切れ商品はなく、在庫も潤沢にあるように感じました。
状況見る限り、お目当てのグッズが買えないことは無いかと思います。
ちなみにグッズは、図録や複製原稿、ポストカード、雑貨などの定番品はもちろんのこと、アパレル・食べ物・食器…と、幅広く取り揃えられています。
グッズは何を購入するのか悩みに悩みましたが、最終的に「複製色紙」をチョイス。
ただこの色紙、受注生産品のため、その日に持って帰ることはできません。
この点はやや不満。
だって、鬼滅の刃展やゴールデンカムイ展では、描きおろしのミニ色紙が入場特典として付いてきたんですよねー。
それと比べると割高感は否めないな…と。
ただ、せっかくの記念だし!ってことで半(なか)ば強引に自分を納得させました 笑
到着は来年の2月中旬以降。忘れた頃にやってくるという…でも楽しみです。
なお、グッズ売り場に入るには、第1会場の出口でもらえる「再入場券」を係員に提示する必要があります。
キングダム展2022 -信- in 大阪の感想
最高でした。
これまで数多くの原画展に行ってきましたが、本展覧会は格別。これまで鑑賞した展覧会の中でもTOP3に入ります。
理由は以下。
- 展示内容をキングダムの中でも特に熱い「1〜40巻(呂不韋との実権争い終結まで)」に絞っている
- 印象的なシーンの描き下ろしイラストが約20点ある
- 嬴政(えいせい)の名セリフ「人の持つ本質は光だ」を際立たせるような構成となっている
良かった点1:展示内容を「呂不韋との実権争い終結まで」に絞っている
キングダムって15年以上続いている長期連載作品にもかかわらず、中だるみが”ほぼ”ない稀有(けう)な漫画だと思います。
つまり”ほぼ”全てのエピソードが面白い。
ただ、そんな中でも「1〜40巻」はすさまじく、最新話まで読んでいても、印象に残っているシーンの多くは これらの巻に集約されています。
中でも王騎(おうき)が命を落とす「馬陽の戦い」/ 中華全土が襲ってくる「合従軍編」は、作中屈指のエピソードかと。
そんな現時点で”最高潮の盛り上がり”を見せたエピソードが多々ある「1〜40巻」に内容を絞ったのはナイスだなーと。
良かった点2:描き下ろしイラストが約20点ある
描き下ろしイラストが多々あるんですよねー。
これだけで本展にかける熱量が高いことがうかがえます。
特に、初期の印象的なシーンを今の画力で描き直してくれたのは、テンションが上がりました!
なかでも、以下シーンの描き下ろしなんかは、当時の絵柄とギャップがあって、おぉ…!と思わず声が漏れてしまいましたね。
- 信と漂(ひょう)の語らい/別れ
- 羌瘣(きょうかい)との出会い
- 紫夏(しか)の最期
- 天下の大将軍に成った信(1話の扉絵)
良かった点3:嬴政のセリフ「人の持つ本質は光だ」を軸とした構成となっている
本展覧会で一番感動したポイント。
普通 原画展って時系列順に構成するかと思います。
でも本展は、あの呂不韋(りょふい)の目頭さえ熱くさせたセリフ「人の持つ本質は光だ」を際立たせるため、一部エピソードの時系列を替えているんですよね。
これがまぁーほんと素晴らしかった。
長平の恨みを一身に背負った政(せい)が。
祭(さい)という儀式で同族内での殺し合いを余儀なくされた羌瘣(きょうかい)が。
そして、天下の大将軍になるため、多くの仲間を失ってきた信が。
それでも、なお「人の持つ本質は光」という考えに行き着くまでの根拠と過程を構成で提示している訳です。
結果、キングダムの核とも言える名言、および、中華統一を成す始皇帝(と従者)の根底に流れる理念/思想が”より”際立つようになっているという。
今後、キングダムの原画展って何度か実施されるかと思います。
でも、「1〜40巻(呂不韋との実権争い終結まで)」に絞った原画展はおそらく無いかと。
そういった意味でも本展覧会は、マストで行くべきですね。キングダム好きなら熱狂できること間違いなしです。
そんな感じで。終わりッ!!
キングダム展2022 -信- in 大阪:概要
会期 | 2022年10月14日(金) ~12月11日(日) | ||||||
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開館時間 | 平日:午前11時~午後8時、土日祝:午前10時~午後7時 | ||||||
チケット料金 |
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休館日 | 会期中無休 | ||||||
電話番号 | 06-6372-6434 | ||||||
所在地 | 大阪府大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 北館 地下1階、4F | ||||||
HP | キングダム展 -信- |
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