「イベント」の次の日、せっかく山形まで来たんだから、観光名所に行きたいッ!!ってことで行ってきました。
山形の名刹「立石寺(りっしゃくじ)」へ。
行った理由は単純。「山形 観光」とかのキーワードで検索すると、ほとんどのサイトがこのお寺を1位で取り上げているから。
じゃあ間違いないっしょ!!ってことで、迷わず行くことを決断。
そのため、宿泊先もイベント会場がある「新庄駅」ではなく、比較的山寺に近い駅である「山形駅」で宿泊しました。
そして迎えた朝、電車に乗って一路「山寺」へ。
目次
山形駅から山寺・立石寺の行き方は?
色んな行き方がありますが、公共交通機関に絞るのであれば、「バス or 電車」の2択です。
交通機関 | 所要時間 | 料金 | 時刻表 |
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電車 | 約20分 | 240円 | NAVITIME |
バス | 約39分 | 700円 | 路線バス時刻表 |
そしてこの2択であるならば、「電車」に軍配が上がります。
当然ぼくも「電車」で向かいました。
山寺駅についたものの、背中には大きなバックパックが。
なのでまずは、荷物を預けるためのロッカーを探すことに。
山寺駅にロッカーはあるの?
観光地なので当然あります。しかも2箇所。
ぼくは、比較的人が多い土曜日に行きましたが、数が多いからか、ロッカーは埋まっておらず問題なく荷物を預けられました。
ロッカーについて | ||
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サイズ | 料金 | 個数 |
大 | 500円 | 12個 |
中 | 400円 | 22個 |
小 | 300円 | 32個 |
また、荷物を預けられるのはロッカーだけでなく、近隣のお店でも預かってくれます。(しかも1店舗だけでなく、複数のお店で。)
観光地ならではの配慮!なので、荷物が多くても問題なく観光を楽しめます。
山寺駅から山寺・立石寺までの行き方・所要時間は?
まずは山寺の入り口である「登山口」を目指すことになるかと思いますが、「山寺駅」から「登山口」は徒歩6分とめちゃくちゃ近いです。
道中には朱色の橋があったり、数多くの飲食店・お土産さんが軒を連ねてたりと、観光地ならではの風情豊かな景観と賑わいがあり、見る人の目を楽しませてくれます。
…うん。端的にいって最高!!
カメラでバシャバシャ撮りながら進んでたら、あっという間に「山寺 登山口」へ。
ここがいわばスタート地点。ここから最終目的地である「納経堂・五大堂」を目指します。
山寺・立石寺|ご朱印とか感想とか写真とか
登山口の階段を登ると見えてくるのは、「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」。
山寺・立石寺の本堂です。
国指定の重要文化財でもあるこの本堂。
500年以上の歴史を感じさせる荘厳な佇まいは、山寺の数ある建物の中でもひときわ際立っています。
まずは参拝。ちなみにこちらは神社ではなく、寺院のため、手は叩かずに合掌(がっしょう)して祈願する必要があります。
参拝後は御朱印をいただきに受付所へ。
御朱印を受け取り、「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」を後に。
先に進むと鳥居があり、くぐった先には「日枝神社」があります。
そして、ここにも御朱印所が。
今まで1箇所1御朱印(?)のところしか行ったことがないため、珍しい形態やなーと思いましたが、大きい寺院・神社だとこれが普通なのかな??
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さらに先に進むと、松尾芭蕉の銅像が。
「なんで芭蕉??」と思うかもしれませんが、実はここ「おくのほそ道」の舞台の一つであり、かつ、かの有名な俳句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が詠まれた場所でもあります。
ちなみに隣には、おくのほそ道 執筆の旅に同行した弟子「曽良(そら)」の銅像が建っています。
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さらに先に進むと「山門」が。
「山門」をくぐった先に、今回の旅の終着点「納経堂・五大堂」があります。
ちなみに「これより上、山上にトイレはありません。」と立て札には書かれていますが、登った先にはちゃんとトイレがあるのでご安心を。
ただ、ここを逃すと途中で催したとしても、山上まで我慢しなくちゃいけないので、事前に済ましておいた方が良いです。
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入山料(300円)を支払い、「山門」の中へ。
まず向かうは、寺務所。
ここでは、長ぐつの無料レンタルを行っています。
ここまでの道中もそうですが、これより先の道も雪だらけです。
そのまま登ると”びちゃびちゃ”になること請け合いなので、スニーカーなど、普段履きの靴で行った場合は、「絶対」履き替えた方がいいです。
長ぐつに履き替え、いざ出陣。
階段をひたすら登っていきます。
最上部(奥の院)までの階段数は約1000段。
ちなみに階段はこんな感じなので、くれぐれも滑って転ばない様に気をつけて下さい。(…と言いつつ、2回コケた。)
登るのは結構大変ですが、そそり立つ岩壁や古木に囲まれた風景はまさに絶景で、非日常感を味わえます。
ただ、そこは修行場。空気は厳かでピーンと張り詰めています。
自然に交じり地蔵・卒塔婆(そとば)などが点在。それもあってか独特な景観が形成されています。
しばらく歩くと「せみ塚」が。
この岩壁の下に複数の「石の塚」が設置されており、そこに芭蕉の句がしたためられた短冊が埋められています。
さらに登ると「仁王門」が見えてきます。
1848年に再建と100年以上の歴史を持つこの門。
なんでも邪心を持つものが通らない様、門の両脇には仁王尊像が設置されているのだとか。
「へー」と思い、網目の隙間から覗いてみると仁王像が思いっきり睨みをきかせてました。くわばらくわばら。
「仁王門」を通り抜けると、見えてくるのは「性相院(しょうそういん)」。
ちなみに、ここでも御朱印の受付をしています。
ここから先は左右に道が分かれていて、右側、つまり階段を登っていくと「奥の院」にたどり着きます。
そして、その道中には「御朱印」をいただける箇所が4箇所もあります。
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そして、階段を登らず、左側に進むと、今回の目的地の一つである「納経堂」が視界に飛び込んできます。
見よ。この神々しさ。
背景の山々・雪化粧が施された景観と相まって幻想的な雰囲気を醸し出しています。
遠景からもパシャり。銀世界に朱色は映えますねー。コントラストが素晴らしい!!
ちなみに「納経堂」の横にある「開山堂」は改装中でした…
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そして、「開山堂」の右脇には今回の旅の終着地点「五大堂」につながる階段があります。
最後の階段を登り終わると、眼前には「五大堂」が。
中に入るとそこはまさに展望台。
そして、ここから見える景色は絶品です。
このように山寺周辺の景色を一望できます。
登ってきた甲斐があるというもの。これまでの苦労が吹っ飛びますね。
ちなみに景色は絶景ですが、「五大堂」の中は落書きだらけでちょっと萎えます…(なんでやねん。ありえへん…)
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これにて終了。先へ進もうにもこれより先は、一般客は入れません。
山寺を堪能し尽くしたので、あとは下山するだけ。
下りはスイスイ。スケートみたいに滑って階段を下りて行きました。
立石寺:概要
営業期間 | 8:00~17:00 | ||||||||||||
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入山料 |
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電話番号 | 023-695-2002 | ||||||||||||
所在地 | 山形県山形市山寺4456−1 | ||||||||||||
HP | 宝珠山 立石寺 |
立石寺:MAP(地図)
アクセス |
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観光の締めはご当地グルメ。
食べログで一番評価の高い「瀧不動生そば」に行ってきました。
地鳥蕎麦を注文。疲れた体に染み渡る優しいお味。美味しゅうございました。
山形に行かれる際は、是非!!!オススメです。
そんな感じで。終わりッ!!
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