磁気定期券からICカード(PiTaPa)に切り替えました。
切り替えた理由は、磁気定期券の度重なる紛失です。
収納先はケツポケットだったので、完全に自業自得ですが、買い直して3日後に再び落とした時は比喩ではなくマジで目の前が真っ暗になりました。
…で切り替えた訳ですが、感想はというと「最高」の一言につきます。
PiTaPaは、JR各社や私鉄と連携しています。なので乗り換えの際 わざわざ切符を買う必要もないし、なんなら電光掲示板で目的駅までの料金を調べる必要もありません。
とにもかくにも利便性が凄い。これ一枚でスイスイ行けちゃいます。
ただ、PiTaPaを作るまでが結構大変でした。。というのも、ネットで調べてみたものの あまり情報がでてこないんですよね。。
手続きの流れとしては、「1.カード選び → 2.申請手続き→ 3.定期運賃の適用」ですが、WEB上に転がっているのは大体「1」のみの情報です。
特に3、「定期運賃の適用方法」が分からなくて、結構な時間を費やしました。
…ということで一連の流れをまとめてみました。
目次
PiTaPa(ピタパ)の種類・選び方について
この情報については、多くの方がブログ記事などで発信しているので、手短にまとめます。
PiTaPaの種類は現在(2020年11月)全35種類とめちゃくちゃあります。
…が 系統で分けると「一体型・分離型・単独型」の3つしかありません。
そして、さらに細分化すると2つの系統に集約されます。
- 一体型・分離型 = クレジット機能がついている
- 単独型 = クレジット機能がついていない
…ということで、まずは「クレジット機能のついたカードにするか否か」を選ぶ必要があります。
それぞれの構成比は以下の通り。
- 一体型・分離型(クレカ機能 有り) = 31種類
- 単独型(クレカ機能 無し) = 4種類
なので、クレジット機能が必要なければ「4種類のカード」から選ぶだけです。(ぼくはこのパターン)
単独型(クレカ機能無し)のPiTaPaカードの選び方について
この4つの中から選ぶことになる訳ですが、ぶっちゃけ「3・4」の2択になるかと。
…というのも、これらのカードであれば”ポイント or マイル”が付与されるんですよね。
- STACIAカード・・・阪急阪神グループの施設・交通機関で使用できるSポイントが付与
- LiTEカード・・・大阪メトロ・大阪シティバスで使用できるOsaka Pointが付与
ただ、いずれも還元率は”クレカ付帯”ものに比べると低いです。「有って無いようなものだが、もらえると嬉しい」位に考えておくのがちょうどいいかと。
ぼくは「大阪メトロ」をよく利用するので、「OSAKA PiTaPa LiTE」を選択しました。
OSAKA PiTaPa LiTEの還元率について
「OSAKA PiTaPa LiTE」を利用した場合、「Osaka Point」が付与されます。
還元率は、「1ヵ月の運賃 × 0.5%」。
なお、Osaka Point は、1ポイント=1円として、利用することができ、獲得したポイントは、大阪メトロ・大阪シティバスの運賃、Osaka Point提携店の購入代金に充(あ)てることができます。
サラリーマンであれば、通勤手当で毎月”自動的”にどんどんポイントが加算されるので、お得でしかないですね。
PiTaPa(ピタパ)の申請方法・手順について|OSAKA PiTaPa LiTEの場合
この手続きを行わないと、定期運賃が適用されません。
区間指定割引運賃の適用手順について|阪急電車の場合
ICカード到着後「定期運賃が適用される手続き」を行う必要があります。
手順は以下のとおり。
これで、定期運賃が適用される手続きは完了です。
PiTaPa(ピタパ)の選び方・申請手続きの流れ、定期運賃の適用方法|まとめ
PiTaPaをざっくり分けると「クレジット機能付きか無しか」に分かれる。
「クレジット機能無し」のPiTaPaは全4種類。内(うち)、ポイントが付与されるのは下記2種類。
ニーズに合ったカードを選び、発行会社のサイトで申請手続きを行う。
カード到着後、PiTaPaサイトにて「PiTaPa倶楽部」に会員登録する。
会員登録後、PiTaPa倶楽部で定期運賃が適用される手続きを行う。
大まかにまとめるとこんな感じです。
気をつける点は、カード到着後、PiTaPa倶楽部にて定期運賃が適用される手続きを必ず行うこと。
カードが到着して終わり…ではありません。この手続きをしないまま使うと普通運賃が適用されるので、月末痛い目をみます。
そんな感じで。終わりッ!!