京都市京セラ美術館で開催中の”画家・井田幸昌”の展覧会「パンタ・レイ − 世界が存在する限り」に行ってきました。
てな訳で感想をば。
目次
井田幸昌展2023 in 京都市京セラ美術館のグッズは?
図録、ポストカード、雑貨などの定番品はもちろんのこと、Tシャツ、バッグなどのアパレルグッズも取り揃えられています。
変わりダネでいうと、エディション作品の「ろうそく(大)」ですね。

価格は55,000円。
エディションは「100」ですが、開催から1ヶ月以上経過した「11/4(土)」時点でも在庫はありました。
ただ、思うこととしては、このレベルのモノが5万越えかぁ〜です。。
だって3年前は、代表作のポートレート作品が5万円で買えましたからね。(といっても争奪戦でしたが…)

バスキアのポスター。2020年8月に購入
まぁ、状況が違いすぎるだけに、単純な比較はナンセンスですが、昔を知ってるとね。。
活躍が嬉しい反面、いろんな意味で手が届かない存在になってしまい寂しい気持ちも。
ただ裏を返せば、美術館で個展が開催できるとなると、協賛などが得れるため資金面で余裕ができる。
結果、グッズの大量生産が可能となり、安価なミュージアムグッズが発売される…ということなので、悪いことばかりじゃないですね。
売り切れグッズは、BEAMSコラボの総柄ロンT。

引用:ida-2023.jp
これは買う気 満々だったので、凹みました。。
トークショーで井田さんのマネージャーが上記ロンTを着て登壇したんですが、それがめっちゃ似合ってたんですよね。
なので、(売り切れは)尚更凹みました。
購入グッズ

計14,990円也
Tシャツ、ろうそく(小)、ショップ袋、ポストカード2枚、缶バッチを購入しました。
予想外の買い物は「ろうそく(小)」。ブロンズの置物が欲しかったのでちょうど良いな…と。

↑デザインは(大)と同じ
作家さんのブロンズ作品を購入するとなると”うん万円”はするので、手頃な価格で物欲が満たせてよかったです。
井田幸昌展2023 in 京都市京セラ美術館の所要時間は?
ぼくは展覧会で2時間30分、グッズ選びで25分かかりました。
↓内訳としてはこんな感じ。
- 展示物に添えられた説明文は全部読む
- 展示物は全て写真に収める
- 音声ガイドを2回聴く(収録時間20分×2)
- 展覧会を2周する(1週目は撮影中心、2週目は鑑賞中心)
展示総数は約350点。
一見多そうですが、「End of today」という小作品群が展示総数の8割を占めています。

《End of today》シリーズ
そして、これらは365日 日々の印象的な出来事を記録した絵日記です(=コンセプチュアルな作品ではない)
もちろん見応えはありますが、展示位置が高く間近で見れない作品が多くを占めてるんですよね。
なので、基本的には俯瞰(ふかん)で見ることになるかと思います。
そして作品数が多いのは”上の部屋”だけで、他の部屋は基本”大型作品”がドーンと鎮座している感じです。

《Wooden sculptures》シリーズ
そのため、本展については(展示総数の割に)サクッと観て回れると思います。
井田幸昌展2023 in 京都市京セラ美術館の混み具合は?

土曜日、10時30分の混雑状況
井田さんのトークショーに参加するため、展覧会には朝一(あさいち)に行きました。
そのため”かなり”空いてましたね。
ただ、展覧会場には13時くらいまで滞在しましたが、その時間帯でもポツポツ人がいるって感じでした。
本展覧会は空間や構成にも非常に拘っているため、鑑賞する分には最高です。
人でギチギチだと、それらの魅力が半減するので。
井田幸昌展2023 in 京都市京セラ美術館の感想
ビジュアルがほんとイケてる。これに尽きるな…と。

《Queen of the Mirror(Snow White)》2019年
ぼくがアートに触れ出したのは2019年。井田さんを知ったのもその年。
そこから4年経ち、様々なビジュアルを目の当たりにしてきましたが、彼の絵 以上のモノには未だ出会えていない気がします。
それを証明するかのごとく、ここ数年は八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍。
特に、ZOZO創業者の前澤さんが彼の絵を宇宙ステーションに持ち込み/設置されたことは、かなり話題となりました。

そして、2023年現在。現役、かつ、30代前半という若さで京セラ美術館(公立美術館)で個展を開催するという。
ぼくが知る限り、同事例は思い当たりません。(近しい事例で言うとKYNEの壁画くらい?ただ、それも個展では無いですが)
宇宙展示の件もそうですが、スケール感がレベチで規格外。多数の人気芸能人との交流も含め、煌びやかなスター街道を歩んでるなーと。
井田幸昌展2023 in 京都市京セラ美術館:概要
会期 | 2023年9月30日(土) ~ 2023年12月3日(日) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
開館時間 | 10:00~18:00 ※入場は閉館の30分前まで |
||||||
チケット料金 |
|
||||||
定休日 | 月曜日 | ||||||
電話番号 | 075-771-4334 | ||||||
所在地 | 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124 | ||||||
HP | 井田幸昌展公式ホームページ |
(2021/02/13 08:25:47時点 Amazon調べ-詳細)