ESTA(エスタ)の申請手順・記入例まとめ|写真を交え日本語で解説!

アメリカ旅行に必須のエスタ申請の手順・記入例を写真つきで解説

母の代理で「ESTA(エスタ)」の申請をしました。

ESTAとは、「アメリカ出入国カードの電子版」です。

つまり申請し承認を得なければアメリカへ入国することができません。以下概要。

ESTAについて
  1. ビザに比べ「取得がスピーディ」かつ「審査のハードルが低い
  2. 申請料金は21ドル(約3,000円)
  3. 渡米予定日の72時間以上前に申請する必要がある
  4. 乗り継ぎだけでアメリカに入国する場合でも申請必須
  5. アメリカ本土以外(ハワイ・グアム・サイパンなど)に入国する場合でも申請必須

旅行会社にまるっと申請をお願いすることもできますが、お値段が「9,000円程」かかります。

当初は、代行料が高いので専門的な知識を要求されるのでは…と不安でしたが、いざ申請してみると”めちゃくちゃ簡単“でした。

この記事では、ESTA(エスタ)の申請手順を記入例が記載された写真を交えながら解説しています。

ぼく

これからアメリカへ旅行される方の参考になれば幸いです!

ESTA(エスタ)の申請手順・記入例を写真つきで解説

事前に準備するもの
  1. パスポート
  2. クレジットカード
  3. メールアドレス
  4. 滞在先のホテルの情報(※)

※「4」は必ずしも必要な情報という訳ではありません。滞在先が分からない、もしくは決まっていなくても申請は可能です。

ぼく

あと、ぼくの様に代理申請を行う場合、「(その方の)両親の名前」を聞いておいてください。

STEP1 : ESTA(エスタ)の申請サイトへアクセス

下記ボタンをクリックすると、新しいウィンドウでESTA申請の公式サイトが開きます。


参考
公式 ESTAの申請アメリカ合衆国 国土安全保障省の公式ウェブサイト

ぼく

公式サイトでないと”代行費用を取られる”可能性があるため、注意ください。

STEP2 : 言語を日本語に変更

エスタ申請_言語を日本語に変更

STEP3 : 「新規に申請を作成する」をクリック

新規に申請を作成するボタンをクリック

STEP4 : 「個人 or グループによる申請」をクリック

「個人による申請 or グループによる申請」をクリック

これより下に記載しているのは「個人による申請」の場合の手順です。

家族や友人・夫婦など、複数人まとめて申請する場合は「グループによる申請」ボタンをクリックします。

STEP5 : 「確認&続行」をクリック

セキュリティに関する通告を確認後、確認して続行ボタンをクリック

STEP6 : 免責事項などに合意し「次へ」をクリック

免責事項、The Travel Promotion Act of 2009に合意し、次へボタンをクリック

STEP7 : 申請者・パスポート情報などを入力

7-1 : パスポートの画像 or 写真をアップロード

昔は手入力 or 自動入力かを選べましたが、今は氏名などの情報はパスポートから読み取る形となります。

そのため、パスポートの”顔写真が掲載されたページ”のデータをアップ or 撮影する必要があります。

パスポートをアップロードする

こうすることで、機械がパスポート情報を読み取ってくれるので、国籍やパスポート番号など、いくつかの項目が自動で埋まります。

  姓名、パスポート番号、市民権、パスポート発行国、パスポートの有効期限、市民権・国籍、性別、生年月日が自動入力される

ぼく

姓名、パスポート番号、有効期限、国籍、性別、生年月日の項目が埋まります。

7-2 : パスポートの発行日、出生した市区町村、出生国を入力

続いて未入力の項目を埋めていきます。以下、参考。

パスポートの発行年月日、出生した市区町村名、出生国を入力

項目 記入例・入力内容
発行日 パスポートの発行年月日を入力
出生した市区町村名 Shinjuku-ku
(※新宿区の場合)
出生国 JAPAN(JPN) を選択
ぼく

個人識別番号の入力は不要です。

7-3 : 別の市民権・国籍の質問に回答する

別の市民権・国籍に関する質問に回答する

ぼく

ほとんどの方が「いいえ」に該当するかと思います。

7-4 : メールアドレスを入力

メールアドレス、確認用のメールアドレスを入力し、次へボタンをクリックする

項目 記入例・入力内容
電子メールアドレス abc@gmail.com
電子メールアドレスを確認する abc@gmail.com

7-5 : 電子メールの確認

電子メールに4桁のコードを送る

7-6 : コードを入力する

7-3で入力したメールアドレス宛に英数混合の4桁のコードが送られてきます。

Validate Email Address with 4 Digit Code

電子メールに送られてきた4ケタのコードを入力し、コードを送信するボタンをクリックします。

電子メールに送られてきた4桁のコードを入力

STEP8 : 個人情報を入力

8-1 : 質問に回答する

他の名前または別称を通用していますか、どこか他の国から、これまでに渡航用のパスポートまたは国家身分証明書を発給されたことはありますか?の質問に回答する

ぼく

ほとんどの方が「いいえ」に該当するかと思います。

8-2 : 連絡先情報を入力

例:東京都新宿区新宿1-1-1 ABCハイツ 101号室 の場合

ホームアドレスライン1、ホームアドレスライン2、アパートメントの部屋番号、市区町村、州/都道府県/地方、国、電話のタイプ、国番号+電話を入力

項目 記入例・入力内容
住所1 1-1-1, Shinjuku
住所2 Abc-Haitsu
アパートメントの部屋番号 101
市区町村 Shinjuku-ku
州/都道府県/地方 Tokyo
JAPAN(JPN) を選択
電話のタイプ 自宅、勤務先、携帯、その他から選択
国番号 JAPAN(JPN) (+81)を選択
電話番号 9012345678
(※電話番号の最初の「0」は削除して入力)

英語での住所の書き方が分からない…という場合は「住所を英語表記に変換するWebサービス」を利用しましょう。

ぼく

利用は無料です。

8-3 :ソーシャルメディアを入力、GEメンバーシップの質問に回答する

ソーシャルメディア(SNS)の使用環境情報を入力、あなたはCBP Global Entryプログラムのメンバーですか?の質問に回答する

ぼく

GEメンバーシップは、アメリカの永住権所持者や一部国籍の方のみが対象です。そのため、ほとんどの方が「いいえ」に該当するかと思います。

8-4 :両親の姓名を入力

両親の姓名を入力(両親の名前が分からない場合は、それぞれの欄に「UNKNOWN」と入力する)

ぼく

名前が分からない場合は、4つの欄に「UNKNOWN」と入力します。

8-5 :勤務先情報を入力後、次へをクリック

例:ABCカンパニー勤務の場合(住所:東京都新宿区新宿1-2-3 新宿ビルディング)

役職名、雇用主名、住所1、住所2、アパートメントの部屋番号、市区町村、州/都道府県/地方、国、国番号、電話番号を入力後、次へボタンをクリック

項目 記入例・入力内容
役職名 Section Chief
(※課長の場合。何も入力しなくてもOK)
雇用主名 Abc Company
(※会社名を入力)
住所1 1-2-3, Shinjuku
住所2 Shinjuku Bld
市区町村 Shinjuku-ku
州/都道府県/地方 Tokyo
JAPAN(JPN) を選択
国番号 JAPAN(JPN) (+81)を選択
電話 301234567
(※電話番号の最初の「0」は削除して入力)

STEP9 : 渡航情報の入力

9-1 : 渡航目的を選択/米国内の連絡先情報を入力

渡航目的を選択、米国内の連絡先情報を入力

連絡先情報が分からなければ、必須入力項目にUNKNOWN」と入力します。

ぼく

*」マークがついている入力欄が必須項目です。

滞在先の住所が確定しているのであれば、そちらの住所を入力しましょう。入力することで、この後に記載している「9-3」の作業をカットできます。

9-2 : 米国滞在中の住所、緊急連絡先情報を入力後、次へをクリック

米国滞在中の住所、米国内および米国以外の緊急連絡先情報を入力

9-3 : ボックスにチェックマークを入れて住所が正しいことを承認し、再度 次へをクリックする(※)

ボックスにチェックマークを入れて住所、電話番号が正しいことを承認証明(証明)する

※9-1で米国内の連絡先情報を「UNKNOWN」と入力した場合のみ必要な作業です。

STEP10 : 適格性についての質問に答える

10-1 : 適格性についての質問

適格性についての質問に回答

10-2 : 権利の放棄を確認/申請内容に関する証明にチェック後、次へをクリック

権利の放棄の確認、虚偽の申請ではないことを誓う

STEP11 : 申請内容を確認後、次へをクリック

11-1 : 申請内容を確認する

申請者情報、個人情報、渡航情報、適格性に関する質問、各項目の申請内容に間違いがないか確認する。間違いが無ければ確認して続行ボタンをクリックする。

「申請内容の内容を変更する」ボタンをクリックすると、強制的に”その情報を入力したページ”まで戻されます。(この画面上で変更する…といった仕様ではありません。)

…がご安心を。入力した情報は、全て残されているので、もう一度入力する必要はありません。

11-2 :「確認&続行」をクリック

確認して続行ボタンをクリック

入力した内容に問題がなければ「確認して続行」ボタンをクリックします。

なお、ボタンは1つだけではありません。

> 申請者情報、> 個人情報、> 渡航情報、> 適格性に関する質問 の中に格納されている「確認して続行」ボタンをクリックする必要があります。

11-3 : パスポート情報を入力後、次へをクリックする

パスポート情報を再入力後、次へボタンをクリックする

STEP12 : 支払い手続きを行う

12-1 : 免責事項にチェックをつけ、今すぐ支払うをクリック

今すぐ支払い手続きを行い、申請を完了する

12-2 : 支払い方法を選択し、続行をクリックする

 支払方法をPayPal、デビットカードまたはクレジットカードのいずれかから選択する

これより下に記載しているのは「デビットカードまたはクレジットカードで支払う」場合の手順です。

12-3 : カード情報をフォームに入力し、続行をクリックする

 クレジットカードまたはデビットカードの情報をフォームに入力し、続行ボタンをクリック

12-4 : 支払い内容を確認して送信する

支払い内容を確認して送信ボタンをクリックする

12-5 : 支払い手続きが完了。認証が完了するまで待機。

支払い手続きが完了

支払い手続き完了後、72時間(3日)以内に認証が完了します。

なお、認証が完了してもSMSやメールなどに通知はありません。自分で認証状況を確認する必要があります。

16桁の申請番号をメモに残す

また「16桁の申請番号」はメモに控えるなどしてください。この後行う申請状況の確認時に必要です。

STEP13 : 認証状況を確認

13-1 : ESTA(エスタ)の申請サイトへアクセス

下記ボタンをクリックすると、新しいウィンドウでESTA申請の公式サイトが開きます。


参考
公式 ESTAの申請アメリカ合衆国 国土安全保障省の公式ウェブサイト

13-2 : 言語を日本語に変更

エスタ申請_言語を日本語に変更

13-3 : 「既存の申請を続行する」をクリック

既存の申請を続行するをクリック

これより下に記載しているのは「個人申請の状況確認」です。

13-4 : 申請情報の検索を行う

MもしくはTから始まるパスポート番号、生年月日、16桁の申請番号を入力後、申請の検索をクリック

13-5 : 認証状況の確認

認証は承認されました

認証は承認されました」と表示されていれば、無事手続きは完了です。お疲れ様でした。

ぼく

ESTAの有効期限は2年です。2年以内であれば、その後 何度渡米しようがESTAの申請は不要です。

ぼく

ただし、その2年の間にパスポートの有効期限が切れてしまったら、再度手続きが必要なのでお気をつけください。

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