大阪のひらかたパークで開催中の「大ベルセルク展」に行ってきました。
てな訳で感想をば。
目次
大ベルセルク展2022 in 大阪の見どころは?

キャスカの精神世界での1コマを再現
見どころは以下3点。
- 300点以上の原画
- 世界観を具現化した精密なフィギュアやジオラマ
- 三浦建太郎先生のインタビュー映像
見どころ1:300点以上の原画

ガッツ、グリフィスのタペストリー
これはもう”言わずもがな”。本展覧会のメインコンテンツなので当然ですね。
“1コマ1コマが絵画の域”と評される濃厚で緻密な絵を間近でたっぷりと堪能(たんのう)できます。
一度だけベルセルクのお仕事で関わらせて頂いた事があります。昔出ていたベルセルクのカードゲームですが、色彩を担当させて頂きました。実はこれは漫画のコマから切り抜いて、そのまま原画として使用しています。つまり、一コマ一コマが一枚絵に耐えられる程、クオリティが高いと言う事なんです…! pic.twitter.com/o6acmIHBOF
— Yocky (@Yockyy) May 20, 2021
見どころ2:世界観を具現化した精密なフィギュアやジオラマ
会場の各所にはフィギュアやジオラマが配置されています。
これがまぁー凄い。そのあまりのハイクオリティぶりに感嘆の唸(うな)りをあげました。

ガッツ、ゾッド、グリフィス、ドクロの騎士
漫画から抜け出してきたかの如(ごと)く精巧。三浦建太郎先生の世界観を完璧に表現しきってます。
特に圧巻だったのが、蝕(しょく)のジオラマ。
あの禍々(まがまが)しい空間を緻密に再現しており、鷹の団の面々が味わった絶望を追体験できます。
三浦先生もインタビュー映像の中で、フィギュアやジオラマを本展の見どころの1つに挙げており、そのことからも”リスペクトしあえる関係”だったことが見てとれます。

ガッツ、キャスカ、シールケ、イシドロ
見どころ3:三浦建太郎先生のインタビュー映像
生前最後に撮影された三浦建太郎先生のインタビュー映像が見れます。
制作秘話や影響を受けた漫画、デジタルに移行した理由、そして今後の展開にも”ちらっと”触れるなど、ファン垂涎(すいぜん)の内容となっています。
個人的には、このインタビュー映像が”本展1番の見どころ”でしたね。
大ベルセルク展2022 in 大阪の感想

ドラゴンころし、グリフィスの甲冑、ガッツの義手
残念だった点
以下3点です。
- 原画の写真撮影がNG
- 絵の裏話が無い
- 音声ガイドの内容が薄い
絵は当然素晴らしいです。
ただ、これまで通しで何十回と見返している漫画なので、目新しは無いんですよね。
なので、個人的に原画展で楽しみにしているのは、制作秘話です。
通常、原画展ではいくつかの絵に「この絵を描いた時はこうだったんだよね〜」みたいな裏話を載せてくれたりするんですが、本展はそれが皆無でした。
例:進撃の巨人の場合
エレンから見たミカサなので、エレンの視点のミカサの表情にこだわりました。
ミカサの目が若干寄り目なのは、近くを見ているからです。今見ると寄り目すぎる気もしますが。
上記のようなコメントがあるだけで、印象や見え方が変わり、そのシーンを見る楽しみや思い入れが増すんですよね。
なので、制作秘話はマストで入れて欲しいコンテンツではあります。
なお本展は元々”連載30周年を記念しての展覧会”。
三浦先生が急逝(きゅうせい)される前から企画が動いていたので、コメントは入れれた筈なんですよね。。
あと、音声ガイドの内容が薄すぎてビックリしました。
キャラ同士の掛け合いを”ただただ”聞くだけで内容はゼロ。700円の価値は全く無かったです。
良かった点
以下2点です。
- 本誌では描かれていない”黒い剣士”時代の日常絵が見れた
- インタビュー映像で今後の展開が聞けた
“黒い剣士”時代の日常絵は、感慨深いものがありました。
あの血なまぐさく、憎悪・狂気しか無かった時代の中でも、穏やかな日常が確かにあったんだなーと。

ロスチルで何気に好きなシーン(撮影可能エリアで撮影)
インタビュー映像は、まさに秘話って感じで食い入るように見てました。
印象に残っている内容は以下の通り。
- 海神編からリッケルトの王都脱出まで、速さを求めて鉛筆で描いてた。
- 鉛筆描きでは、速さは解消されず。模索(もさく)した結果、デジタルに。
- デジタルは細かい箇所まで凝れるので、速さは結局変わらなかった 笑
- デジタルは細工師。アナログは書道家のイメージ。アナログは偶然が加味されるから面白い。
- 日本人はアナログを重宝するが、労働基準法を守ろうとすると、デジタルに移行せざるを得ない。
- ストーリーは現在5分の3、ないしは、5分の4まで来てる。
- 話は広げない。これからは(物語の)風呂敷を畳むだけ。
- これまでグリフィスとの直接対決は無かったが、ここから大きな山場がいくつかあり、そこでグリフィスとの戦いを描く。
- 仲間との旅路は終わりを迎え、別の形で”新たな物語”が始まる。
- ドクロの騎士に重きを置いたストーリーも描いていく。
特に気になるのは「8〜10」ですね。“ベルセルク“ファンなら文字面だけでも興奮する筈。
ただ、もう続きを見れることはありませんが…
晩節(ばんせつ)を汚す可能性があるならば、やめて欲しい…というのが個人的意見。
大ベルセルク展2022 in 大阪の購入グッズ

アクリルジオラマ2点とクリアファイルを購入
グッズはむちゃくちゃ豊富。
複製原画、食べ物、文具や雑貨などの定番品はもちろんのこと、本格的なシルバーアクセサリーまで取り揃えられています。
特に図録は、ほとんどの人が購入してましたね。

図録(画集)と複製原画も購入
そんな感じで。終わりッ!!
大ベルセルク展2022 in 大阪・ひらかたパーク:概要
会期 | 2021年12月11日(土)~2022年1月30日(日) | ||||||||
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開館時間 | 10:00~17:00(最終入館16:30) | ||||||||
チケット料金 |
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定休日 | 2021年12月15日、31日 2022年1月1日、7日、11日~14日、17日~21日、24日~28日 |
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電話番号 | 072-844-3475 | ||||||||
所在地 | 大阪府枚方市枚方公園町1−1 | ||||||||
HP | 大ベルセルク展 公式サイト |
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