行きたいなーと思っていた「森山大道写真展」へようやく行けた。
開催地は、兵庫県立美術館。
ぼくは、そんなに美術館に行くタイプではないけど、ここは年1ペースで訪れてる気が・・・
パッと思いだせるのが「木梨憲武展・天野喜孝展」。
「あっ!見たい!!」と思わせてくれる様な企画が多いんですよねー。
こういった企画って、美術館の担当者が考えるものなのかな? それともアーティスト側からの提示?
ここと「天保山・大阪文化館」が、ぼくの中での2大美術館です。
目次
森山大道ってどういう人?
森山 大道(もりやま だいどう、1938年10月10日 – )は、日本の写真家。大阪府池田市生まれ。 日本写真批評家協会新人賞、日本写真家協会年度賞、第44回毎日芸術賞受賞、ドイツ写真家協会賞受賞などを受賞。 日本のみならず、海外でも高く評価されている。
引用:Wikipedia
「らしい」という言葉を使っている様に、ぼくはこの方に対する知識は薄いです。
森山大道を知ったきっかけ
ポパイです。
といっても、だいぶ前の号だけど。
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1Pの特集なので、内容は、使用カメラと作品が3枚、インタビューと非常にシンプル。
あまりに情報が少なすぎて、特に何かに惹かれた訳でもないけど、この号自体がとても好きで、何回も読み返している内に、いつの間にか「森山大道」が脳にインプットされ・・・
阪急の駅に貼られている広告を見て・・・
阪急の宣伝具合が半端ない#森山大道 pic.twitter.com/VjLa1Q81Ab
— なつみ (@drop_eow) 2016年9月15日
ひらめき・・・
そして調べる。
GRとは・・・リコーの名機。お値段もそれなり。
えぇ、そうなんです。
ぼくは一眼レフ・コンデジの2台持ちですが、コンデジは「GR」を使ってるんです。
使用しているモデルは「GR DIGITAL IV (4)」。5年前のモデルですけど、まだまだ使えます!
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↓そして、勝手にシンパシーを感じ、写真展を見に「兵庫県立美術館」まで。といった流れ。
にしても、やっぱ雑誌っていいなー。
ネットだと知りたい情報に直で辿り着くから、興味の対象が中々広がらないけど、雑誌は、思いがけない出会いがある。
まぁ、こんな感じです。
そんな薄ーい知識で行ってきた。
森山大道写真展「仮想都市~増殖する断片」|感想
モノクロ、カラー、シルクスクリーン、スライドショーの4部構成。
カラー以外は、全てモノクロの写真。※シルクスクリーンの作品で1点カラーあり。
森山さん的には、モノクロ推し。
ただ「これはカラーかな。。」って作品だけを「カラー作品」としてチョイスしているから、結果的にモノクロの割合がとても多い。
ただ、個人的には「カラー写真」の方が断然好き。
カラー写真で感じたのはエロスと哀愁。
路地裏、メルヘンな外観やのにやたら寂れてるアパート。
喫煙場に集うサラリーマン。そして、路上の女性達。
女性達は元気ハツラツというよりちょっとくたびれる感じ。けど、それが良い。
人物写真は、真正面のものは少なく、ほとんどが背中。それが一層哀愁を際立たせている。
対して、モノクロは質感が凄く、とても力強い。
けど、こっちにはあまり惹かれなかったな。さっと切り上げてカラー写真ばかり見入ってました。
カラー写真で印象的だったのは、公園(?)桜の木の下で談笑している女性。
但し、枝が被っており、顔は見えない。
この枝の配置が絶妙なんですよねー。顔、胸、下腹部にちょうどかぶさっているので、何ともいえないエロさが漂ってる。
ただ、背景は「桜」と華やか。じめっと感はない。この対比が良かったなー
↓モノクロ写真で良かったのは、コレ。
迫力満点。表情、佇まい共に完ぺき。
いやーこのポーズを引き出した時は、「よし、やったった!」って感じでしょうね。
この写真ですが、展示室を出れば、撮影しても良い作品が何点か展示されています。その内の1枚。
最後に・・・
ぼくはスナップ写真を見るのは好きです。
ただ、そこに凄さはあんまり感じないんですよね。
森山大道の言葉に「量のない質はない」というのがあります。これはほんとその通りだと思う。
ただ、何千枚も撮って、その中から良いものを数枚チョイスって所が・・・
といった感じ。
それよりも、決め打ちでバシッと取る方が個人的には凄いと思う。
篠山紀信みたいに。
まぁ、作品を見て「あーいいなー」と思えれば、過程なんてどうでもいいんですけどね。
個人的に、写真家のスタンスとしてカッコイイのは、決め打ちで撮れる人といった感じですかね。
スナップ写真家について
梅佳代の「うめめ」を見た時も思いましたが、
スナップを主体にしている写真家って、許可取りってしてるんかな? たぶんしてないと思うんだけど・・・
盗撮と作品の線引きがよく分からないんですよね。
例えば、梅佳代が「男子」に収められている写真を撮影していた時、小学生を撮りまくってる女がいると警察に通報されかけた。という話もあるように、
森山大道の写真も、結構きわどいと思うんですよね。
だってどう考えても勝手に撮ってるもの。
後ろから知らんおっさんに勝手に写真を撮られて、しかもそれが女性の足にフォーカスしたりとエロさもある。
というのが率直な疑問です。それともこれを突っ込むこと自体が野暮なのかな。
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兵庫県立美術館周辺のご飯屋
ついでに、ご飯屋さんの情報も。
ぼくは、ここ一択。「ラーメン まぜそば 縁(食べログ)」。
兵庫県のラーメン屋で間違いなく5本の指に入るであろう名店。
濃厚なラーメンが好きな方は絶対ハマると思う。美術館と合わせて是非とも行って欲しい店。
↓ただ、最近はココも気になっています。スリランカ料理の「カラピンチャ(食べログ)」
カラピンチャのカレーをスパイスライス&フルオプションで!!#カラピンチャ pic.twitter.com/ekRL0AFuLe
— amily(青魚担当) (@amily2222) 2014年11月29日
次美術館に行く時は、ここで飯食おう。
兵庫県立美術館:施設概要
営業時間 | 10:00~18:00(入場は17:30まで) | |||||||||
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森山大道展料金 |
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定休日 | 月曜日(祝休日の場合は翌日)年末年始(12月31日、1月1日)メンテナンス休館(2017年1月2日~1月10日) | |||||||||
電話番号 | 078-262-0901 | |||||||||
所在地 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1 | |||||||||
HP | 兵庫県立美術館 |
MAP(地図)
アクセス |
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