洗濯機を買い替えました。
12年落ちの「タテ型洗濯機」から最新、かつ、最上位機種の「ドラム式洗濯機」へ。
購入機種
購入のきっかけは、「スラムから教える100万円貯める本物の貯金術」という記事内に書かれていた「生活投資を楽しむ」というワード。
この記事を一言でまとめると「良い家電を買い、生活利便性を高めよう!そしてそれを”娯楽(趣味)“にしよう!」です。
ぼくの中で、そういった観点は無かったので割と”この記事”は衝撃でした。
ぼくは元々、家電製品にまったく興味がなかったんですよね。なんせ、12年落ちの洗濯機を使っている位なので。
使えりゃいい…という考えの元、一人暮らしを始めた時に買った製品をずーっと今まで使ってきました。
…が、記事に書かれている内容は、自身の経験を交えているからか”とても具体的で、理にかなっていた“ため、即座に真似したいと思いました。
その第一弾が「洗濯機」です。
洗濯機を購入した(買い替えた)理由としては、以下の通り
- 乾燥機で、干す時間を無くす + 天候に左右されることなく洗濯したい。
- (今使っている洗濯機で洗うと)洗濯物に「黒いカス(?)」が混じるので、洗濯槽が汚れている。
(わざわざ掃除するのは手間なので、これを機に買い替えたい。) - 衣類をできるだけ傷めずに洗いたい。
ただ、値段が値段なので、購入するまで、それはもう色々調べました。(なんせ全く知識が無かったので…)
最終的に購入したのは、パナソニックの最新、かつ、最上位機種である「ドラム式洗濯機(NA-VX9900)」。
この記事では、「なぜ”そのメーカー”・”機種”なのか?」、「どこで買えばいいのか?」などを、自身の経験を交えてつづっていきます。
目次
タテ型かドラム式か、どちらの洗濯機を選べばいいのか?
ぶっちゃけ、ハナから「ドラム式洗濯機」を購入するつもりだったので、この選択肢は無かったです。
…が、念のため、調べることに。
手短に言うと、両方ともに一長一短の特徴があり、「100%ドラム式の方が優れている」わけではないのが、個人的に意外でした。
「タテ型・ドラム式」のそれぞれの違いは、以下の通り。
- 洗浄力に違いはない。
- 価格重視、かつ、ドロや油汚れなど、見た目に分かりやすい汚れを落とすなら「タテ型洗濯機」。
- 光熱費(水道代・電気代)を抑えたい、かつ、皮脂やタンパク質汚れ(襟の黄ばみとか)に対する洗浄力を重視するなら「ドラム式洗濯機」。
って感じですね。
ちなみにぼくが「ドラム式洗濯機」を選んだ理由の9割方は「デザイン性(見た目)」です。
【洗濯機の選び方】
縦型かドラム式か…
まずそこから悩んだのでまとめました!★乾燥機能が必要!ってかたはドラム式
★本体費用抑えて、汚れ落ち重視!な方は縦型 pic.twitter.com/DyWYc2ozx5
— 大川マリエ@踊るiPadお母さん (@marie_okawa) 2019年6月6日
ドラム式洗濯機のおすすめのメーカーは?
これは、ヤマダ電機の店員さんの言葉をそのまま借りると…
それを裏付けるデータが「販売シェア」。
洗濯機市場に関しては、この2社が(市場全体の)半分以上の割合を占めていることからも、人気の高さが伺えます。
ただ、この2社が、他のメーカーと違い”どういった点が圧倒的に優れているか“は最後まで分からず…(各メーカーとも特色があるので、それこそ一長一短といった感じ。)
選ばれる理由は、「日本のメーカー(純日本製)であること」が主(おも)なんですかね??
洗濯機が壊れたので購入を検討。気がつけば日本メーカーは以下のような状況に:
東芝→美的集団(中国)へ事業売却
シャープ→鴻海精密工業(台湾)傘下へ
三洋電機→ハイアール(中国)へ事業売却
三菱電機→撤退
NEC→撤退
富士通ゼネラル→撤退
パナソニック→現存
日立→現存— SmartRadio (@SmartRadio2019) 2019年3月23日
家電量販店の店員に「パナソニック」と「日立」の違いを聞いてみた。
3店舗周り話を聞いてきました。
また、セールストークに乗せられない様、「ヨドバシ・ビック・ヤマダ」と会社を分け、意見が偏らないようにしました。
以下、内容です。
ヨドバシカメラ
- パナソニックの方が、繊細な服向き。(生地を傷めない)
- 汚れは日立の方が取れる。
- 仕上がりは、日立の方が綺麗(風アイロン機能で衣類のシワを伸ばすから。)
- 仕上がりの”速さ”は、パナソニックに軍配があがる。
(洗濯~乾燥の目安時間、日立「最大160分」に対し、パナソニックは「最大98分」)
ビックカメラ
- 洗浄力は日立。(洗う時の水の量が多いから)
- パナソニックは脱水の時間が2分ほど短い。肌の弱い人ならかゆみとかが発生するかも。ただし、洗剤や柔軟剤の匂いは、パナソニックの方が残る。
- 日立の乾燥方式はヒートリサイクル式。運転時に発生する熱を利用するため、省エネ。ただ、ヒーターで乾燥させるため、縮みやすい。
- パナソニックの乾燥方式はヒートポンプ式。縮みにくいし、シワも抑えて乾燥させる。
ヤマダ電機
- 大きな違いは乾燥方式(パナソニック:ヒートポンプ式、日立:ヒートリサイクル式)。
- パナソニックは”ふんわり”仕上がる。日立は風アイロンがあるため、”シャキッと”仕上がる。
- 乾燥の電気代が安いのはパナソニック。
- パナソニックは「ナノイー」機能があり、花粉やウイルスまでも洗浄してくれる。
- 洗浄力の高さ・仕上がりの良さは「日立」
- 仕上がりの速さ・生地を傷めずに洗うのであれば「パナソニック」
洗濯機を買うためにヤマダ電機に行って聞いた話のメモ
・洗浄力があるのは日立とパナソニック
・パナソニックのほうが使い勝手に配慮している分割高(ボタン位置など)
・縦型もドラム式も洗浄力はそう変わらない
・洗濯容量の違いは、洗濯槽の大きさもあるが、モーターの回す力の違い— 3mc (@3mc) 2018年12月21日
選んだメーカーはパナソニック。理由は?
「生地を傷めず、汚れを落とす」。この理由で「パナソニック」にしました。
ポイントは次の2点。「私服勤務」+「子供がいない」こと。
この2点の内、いずれか一方でも「逆」であれば、「日立」を選んでいました。
なぜなら、「日立」の方が、洗浄力が高く、シワを伸ばしながら乾燥させる”風アイロン機能”で、(ワイシャツなどの)仕上がりが”シャキッと”なるから。
スーツ勤務を一度でも経験したことがある人ならわかると思うんですが、形状記憶シャツでも無い限り、アイロン掛けを行うか、クリーニングにでも出さない限り、(ワイシャツは)“シャキッと”した仕上がりにはなりません。
これがねぇ…マ・ジ ・で! だるい。
洗濯機に放り込むだけで、そういった点が解消されるのであれば、それはもう”ものすごい”時短につながります。
実際、店舗では風アイロンで乾燥させたワイシャツが展示されていましたが、シワは少なく、思った以上に”シャキッと”した仕上がりになっていました。
なので、スーツ勤務であれば、確実に「日立」を選んでましたね。
子供は言わずもがな。外遊びや体育・部活などで泥だらけになるからです。それなら洗浄力の強い「日立」の方がマッチします。
私服勤務、かつ、子供がいない、加えて上質な服をそこそこ持っているので、”生地を傷めず、汚れを落とす“パナソニック製の洗濯機を選びました。
失礼します。家電メーカーの白物家電からの撤退は凄まじい。理由は利益が見込めないから撤退。当時、洗濯機は都市部でパナソニック、地方では日立が売り上げ数が多かった。その理由を技術者に聞いた。「日立の洗濯機は泥汚れが良く落ちる、だから日立は農村部に強い」と。技術が衰退する日本の現実。
— 原 正美 (@HMasami319) 2019年3月24日
最後まで迷った候補
購入したのは、パナソニックの最上位モデル「NA-VX9900」。理由は?
「高かろう良かろう」、「安物買いの銭失い」精神ですね 笑
ただ、念のため、ドラム式のモデルである「VXシリーズ」は全て確認しました。
まず、「洗剤・柔軟剤自動投入」機能は、上位2モデル(VX9900・VX8900)にしか搭載されていません。
この時点で、他のモデルは対象外に。
そして、上位2モデルの違いは、以下の通りです。
VX9900 | VX8900 | |
---|---|---|
スマホで洗濯 | 〇 | ー |
ナノイー X | 〇 | ー |
ジェット乾燥 | ◎(ふんわりジェット乾燥) | 〇 |
自動お手入れ | ◎(ナノイーあり) | 〇 |
カラータッチパネル | 〇 | ー |
販売価格(定価) | 332,640円 | 297,000円 |
価格差は、約3万5千円。
この中で大きかったのは、「ナノイー X」、「カラータッチパネル」の対応可否ですかね。
ナノイー Xは除菌、脱臭や脱臭に効果がある機能。
カラータッチパネルは、直感的に操作ができるパネルになります。
見ての通り、上位2モデルのタッチパネル(フロント部)の違いは歴然。
見た目はもちろんのこと。せっかく買ったのだから搭載されている機能を全て使いこなしたい!…という思いから、説明書を読まずとも直感的に理解できるカラータッチパネル搭載の「VX9900」をチョイスしました。
Panasonic na-vx9900
長らく縦型洗濯機を使っていた身としては、ドラム式洗濯機が洗濯物を量る時間を待つのが苦痛と判断し、洗剤の自動投入機能を採用したのだが、これが正解だった…あと説明書(お手入れ方法とかコース内容)が画面ですぐ見れるのが本当に良い。遠隔操作はまだしてない。— ymy (@KZstrawberry) 2019年2月9日
なお、デザイン的には、同じパナソニックのドラム式洗濯機である「Cuble キューブル」の方が良かったんですが、「ヒートポンプ乾燥」を採用していないので止めました。
低温風パワフル乾燥は「ヒーター排気式」のため、乾燥時間が長い上、換気も必要です。さらに、電気代も高いため、何一つメリットがありません。よって、没としました。
@mmyy9 実は最初スッキリしたデザインと小さい型番なら設置が余裕なためキューブルに飛びつきかけたんですが調べたら乾燥がヒーター排気式で乾燥時は換気が必要で。湿気を屋内に吐き出されるのは嫌だなぁ思いヒートポンプ式乾燥の機種を探してたんですよねー。時季がほんの少し遅かったです;;
— 行商のおkyo (@Kyo_jp) 2016年5月4日
カッコイイんだけどな…
(2024/11/20 20:51:10時点 Amazon調べ-詳細)
洗濯機購入前に設置場所や搬入経路の「幅」確認は行うべし
これめっちゃ大事。
家具と違って、洗濯機は分解できないので、搬入経路の幅が洗濯機のサイズ以下だったら、いくらその洗濯機を気に入ったとしても、諦めるしかないです。(そもそも入らないので。)
これは、設置場所に関しても同様。
家電量販店に行けば、「設置寸法確認シート」が洗濯機近くに置いてあるので、それを用いて設置場所や搬入経路の幅を事前に測っておいた方がいいです。
ドラム式洗濯機の内階段2階上げとか3階上げとかホント勘弁してほしいでござる すげぇ重いんすよ奥さん んだから別に費用がかかります、はい で、通常の洗濯機より幅取るんで「通らない、入らない」ってこともあります よくお店の人と相談して購入してください(ΦωΦ)>RT
— りょう@OSN54 (@ryo_dtmer) 2018年7月17日
価格コムの最安値店か家電量販店、どちらで買えばいいのか?
ドラム式洗濯機の場合、価格が価格なので、個人的には「家電量販店 一択」です。
大手という信頼感、保証期間の長さ、多数の店舗を抱えているため、何かあった時に即座に対応してくれそう…など安心感を感じられるのが大きなポイント。
その他、家電量販店で買うメリットとしては、以下の通り。
- 長期保証が有料オプションではなく、「標準」でついてくる。
- 「クレジットカード払い」ができる。
- 旧洗濯機の引き取り料が安い。
- 設置費用が基本無料
価格コムの最安値店は、確かに洗濯機本体の料金は安いんですが、「長期保証」や「旧洗濯機の引き取り料」、「設置費用」で別途数万円かかるため、最終的な価格は「家電量販店」で購入するのと”さほど”変わりません。
そして、「クレジットカード払い」ができるのも大きなポイント。
価格コムの最安値店の場合、高い確率で「現金払い」となります。まれに「クレジットカード払い」ができる店舗もあるのですが、大体が「価格com安心支払い」を通しての支払い。それだと、手数料が2%も取られるんですよね…
以上のことから、ドラム式洗濯機の購入は「家電量販店」がおすすめです。
価格コムは底値なので…アマゾンも良いのですが故障時の保証が?なので出来れば新居から行きやすい家電量販店で安く買う方が良いのかなーと私は思います。
(BDレコーダーや洗濯機が壊れた時保証で助かった事があるので)一人暮らしの食器洗いは想像より少なくて済むと思いますよー。
— ぉあ~い!@中ボス☆ (@rosso_oai) 2018年10月11日
元の洗濯機の処分方法について
購入した店舗に引き取ってもらいます。
…が無料ではありません。
洗濯機の本体代金とは別に「家電リサイクル券」を購入する必要があります。
家電量販店で購入した場合は、洗濯機購入時に「家電リサイクル券」も合わせて購入できます。
価格コムで購入した場合は、ご自身で郵便局に赴き、洗濯機が届く当日までに「家電リサイクル券」を購入する必要があります。
なお、リサイクル料金は「洗濯機のメーカー」によって異なります。
@Mary_HNST
アーカイブ今見終わりました⭐
洗濯機は、いつも10年位は使うので売れないので買い換え時に、購入店に無料引き取りをしてもらっています(但し法律で決まっているので、リサイクル券(処分費用券)をお店で購入しないといけないです)
買取店に出せそうなら、見積もりを取るのもありです。— 桜文鳥キキ 🔮🎸🐑🐧🦀 (@nao24miaka13) 2019年3月15日
なお、店舗によっては、「家電リサイクル券」以外の料金(引き取り料)が”かかってくる”ため、洗濯機を購入する際は、洗濯機本体の料金だけではなく、トータルの料金を見て検討した方がいいです。
ヤマダ電機の場合は、「家電リサイクル券」の他に収集運搬料が「1,080円」かかりました。
【まとめ】タテ型からドラム式洗濯機へ買い替え|購入の決め手と注意点。
タテ型・ドラム式の違いについて
洗浄力に違いはありません。ただし、得意とする汚れが違います。
タテ型は、泥など見た目に分かりやすい汚れ。ドラム式は、ワイシャツの黄ばみなどに代表される皮脂汚れに強いです。
コスト面でいうと、本体価格は当然「タテ型」の方が安いですが、光熱費(電気代・水道代)は、ドラム式の方が安いです。
洗濯機の販売シェアについて
国内では、パナソニックと日立の2強体制です。この2つのメーカーが洗濯機の市場シェアの約6割を占めています。
メーカ選びで迷ったら、この2社の内のどちらかを選べば間違いないかと思います。
日立・パナソニックの特徴について
- 洗浄力の高さ・仕上がりの良さは「日立」
- 仕上がりの速さ・生地を傷めずに洗うのであれば「パナソニック」
購入したモデルについて
最終的に購入したのは、パナソニックの最上位モデルである「NA-VX9900」。
決め手は「洗剤・柔軟剤自動投入」、「カラータッチパネル」、「ナノイー X」を搭載しているから。
各機能の良さを言葉で表すと「時短・かんたん・衛生的」って感じですかね。
購入前に気をつける点について
洗濯機の設置場所や搬入経路の「幅」確認は必須。
これをしないでいると、最悪 家に洗濯機が入りません。
そのため、家電量販店に置いてある「設置寸法確認シート」を活用し、幅や奥行きに問題ないか事前に測っておきましょう。
おすすめの購入先は
「家電量販店」一択です。
価格コムの最安値店は、保証などの上乗せ代を含めると、量販店との価格差は”さほど”ありません。
長年使うことを考えると、資本力のある「家電量販店」で買うのがベストかと。
元の洗濯機の処分について
購入した店舗に引き取ってもらえます。…が、当然有料です。
最低限必要なお金は家電リサイクル券の購入費用である2,484円。
あとは、収集運搬料ですね。これは店舗によって違います。
そんな感じで。終わりッ!!
購入機種