先日「青森」・「宮城」を観光してきました。
抑えたいですよね、交通費。
ところがどっこい、今回の旅行は「大阪から最長で青森」とかなり遠出です。
そうなってくると重要なのが、快適度。
長時間の移動は苦痛ですからね。着いたはいいものの疲れきってしまってその後の観光に影響を及ぼしてしまえば本末転倒です。
安くて快適な行き方は何なのか?行く前に色々調べました。
出発地は「大阪」です。交通手段の候補は以下3つ
- 飛行機
- 新幹線
- バス
これらの移動手段を「ルート・時間・料金・快適度」と4つのポイントで比較してみました。
それではいってみましょー!
目次
バス
ルート | 大阪(22:30発) → 東京(05:42着) / 東京(22:30発) → 青森(09:35着) |
---|---|
乗換時間 | 16時間48分 |
所要時間 | 35時間5分 |
料金 | 6,400円(片道) |
上記は一例です。時期や曜日、バスのランクによっては大きく変わります。
大阪〜青森間の距離は1,000km。
その為、飛行機でいえばニューヨークに行ける位の時間をバスで過ごさなくてはいけません。
長距離バスは何度か利用したことがありますが、ぼくは「東京」までが限界です。
東京までは8~9時間かかりますが、それでも体力・気力ともにキツイ。
大阪〜東京の距離は500kmなので、東京でようやく半分っていう。
東京までたどり着いても、あと倍の時間バスで過ごさなくてはいけません。
端的にいって地獄。
バスの何がキツイって、
「移動時間が長い上、暇つぶしができない。」これに尽きます。
新幹線や飛行機はまだいいです。スマホや本で時間つぶしができるから。
バスは無理です。そんなんしたら100%酔う。
なので、ぼくの場合は音楽かラジオの二択になります。友達と行けば話したりもできますが、10時間以上喋ったりしないでしょ。
ただ、調べてみると流石に・・・
「大阪〜青森間」の直行便は無いですね。東京で乗り継ぎとなります。
しかも、東京に到着して、すぐ青森行きのバスに乗り継ぎではなく、ほぼ1日東京で待機になります。
ただ、早く青森に行きたいんやっ!!って人には不向きな交通手段ですね。
大阪-青森間のバスの乗車時間は「約18時間」。
乗り継ぎも含めると到着するのに「30時間以上」かかります。
ただ、料金は6,000円代と安い。
その為、バスは「格安で行けるのが1番。その為には、快適で無くてもOK!時間も十分あります!」って人向けです。
新幹線
ルート | 新大阪(06:03発)→東京(08:26着)→東京(08:40発)→ 新青森(11:51着) →新青森(12:21発) → 青森(12:27着) |
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所要時間 | 6時間23分(乗車5時間56分) |
座席の種類 | 自由席+指定席(東京-新青森間は全列車自由席がないです。) |
料金 | 26,540円(片道) |
上記は一例です。時期や曜日、座席のグレードによっては大きく変わります。
朝一で出発すれば、昼間には着きます。
しかも飛行機と違い、搭乗を待つ時間や荷物検査も無い。
あと、飛行機が苦手な人いますよね。落ちるんじゃないか?っていう心理的不安。
そういった不安も新幹線ならありません。
バスに比べると、揺れも少ない為、スマホや本の閲覧も無問題。いやーいいこと尽くめですね。
値段が高いことを除いては。
往復で5万オーバー。ぼくは、いくら快適で早く着こうとも国内の交通費でここまでの出費は考えられません。
飛行機(ANAの場合)
ルート | 伊丹空港(08:45発) → 青森空港(10:25着) |
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所要時間 | 1時間40分 |
割引運賃の種類 | 特割 |
料金 | 30,000円(片道) |
上記は一例です。時期や曜日、割引運賃の種類によっては大きく変わります。
1時間40分で青森に到着。これ以上早く着く交通手段は無いでしょう。
料金的には新幹線の方に軍配がありますが、
「旅割」を使えば、LCC並みの料金で行くことも可能です!
旅割はいくつか種類がありまして、早く予約をすればするほどお得になります。
旅割を使うと「大阪 → 青森」へは、12,800円で行けますね。
ただ、早めに予定を立てる必要はあります。「来月行きたいなー」では、無理ですね。
ちなみに・・・
「青森空港 → 青森」は、バス移動となります。
乗車時間は35分。料金は700円です。
新幹線と飛行機(ANA・JAL)、どちらで行くと聞かれたら、ぼくは飛行機です。
料金の差はあるものの、時間が3分の1以上短縮されるのは嬉しい。
飛行機(LCCの場合)
大阪 → 仙台(飛行機:ピーチ)
まず大前提として・・・
「大阪 →青森」の直行便はありません。その為「仙台」で乗継が必要です。
またLCCを利用して、関西から東北に行くのは「Peach(ピーチ)1択」です。
ぼくは今回この手段で青森まで行きました。内訳は以下の通り。
ルート | 関西空港(07:20発) → 仙台空港(08:40着) |
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所要時間 | 1時間20分 |
運賃 | 7,090円(行き) / 4,790円(帰り) |
合計 | 11,800円(往復) |
上記は一例です。時期や曜日、座席のグレードによっては大きく変わります。
平均すると仙台までの片道が約6,000円。
↓ 続いて・・・
仙台 → 青森
公共交通機関で仙台から青森に行くには、2つの方法があります。
- 新幹線
- バス
料金、所要時間を比較すると以下の通り。
ルート | 仙台〜青森 |
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新幹線 | 料金:11,210円/所要時間:2時間5分(乗車1時間54分) |
バス | 料金:4,900円/所要時間:4時間50分 |
時間(新幹線)とお金(バス)、どちらをとるかですね。
できるだけ早く着いて、1つでも多くの観光地を回りたいんや!って方は「新幹線」を選んだ方が良いです。
ぼくの場合、青森で行くのは、下記3つの場所と決めていました
それぞれ離れている場所の為、1日に1つしか回れません。
となるとそれほど早く着いても意味がない為、バスを選びました。
その為、ぼくの場合、大阪 – 青森間の交通費の合計は、
飛行機(ピーチ):約6,000円 + バス:4,900円 = 10,900円です。
所要時間は、8時間(乗車:6時間10分)
ちなみに新幹線を利用した場合は、下記の通り。
LCC + 新幹線 |
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上記は一例です。時期や曜日、座席のグレードによっては大きく変わります。
料金はバスに比べて当然高くなりますが、到着時間は早い。
同じ時間に出発してますが、新幹線を利用すると12時前には青森に着きますね。
お金を節約したい方は「バス」。到着時間を早めたい方は「新幹線」。目的に応じて使い分けてください。
まとめ
何を優先するかによって交通手段は使い分ける必要があります。主にお金と時間になるかと思いますが・・・
バスで行くのは、安いです。但し、時間がかかる分、過酷です。
お金を節約するのが何より重要という方はこちらですね。
ただ、交通費は抑えられるかもしれませんが、乗継で東京にほぼ1日滞在しなくてはいけない為、+αの出費がかかります。
旅行の計画を少なくとも3ヶ月以上前から組める人は、一般航空会社(ANA・JAL)を利用した方がいいです。
旅割など早く予約すればする程安くなる為、LCCを利用した時の料金並みになりますし、
乗継がなく、直でたどり着くのは非常に魅力的。所要時間も2時間未満とダントツで早い。
こうなってくると新幹線のメリットって何だろう? 飛行機が心理的に不安の方向けかな・・・
青森駅から十和田市現代美術館に行くのは結構大変なんですよね・・・
青森駅に行くついでに美術館に寄れるというのが新幹線を利用する最大のメリットかも。
「あー来月旅行に行きたいなー」とか急に思い立った場合は、
「ピーチ(LCC) + バス or 新幹線」を利用して行くと費用も時間も抑えられます。
【大阪-青森】安くて快適な行き方をまとめると・・・
・旅行の計画を早く組める人は、「ANA・JAL」を利用する。
・急に旅行を思い立ったら、「ピーチ + バス or 新幹線」を利用する。
いかがだったでしょうか?
ちなみに、車や利用した場合、新幹線の株主優待割引券、金券ショップにて回数券を購入し利用した場合などは除いています。
そして、空港・駅までにかかる時間・費用も省いてます。
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関西から東北は、九州に行くのに比べて門戸が開いてません。
その為、交通手段を考えるのは楽でしたね。バスなんてはなっから選択肢に入ってません 笑
今回東北に生まれて初めて行きましたが、素晴らしかったです。
特に「恐山」。死ぬまでに是非一度 足を運んでもらいたいです。
西日本に住んでると東北ってある意味未知の世界です。今回行けて良かった。
行こうぜ、東北。少しでも旅の参考になれば幸いです。
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