古代エジプト巡回展 in 大阪・ハルカス美術館の感想

新官ホル(ホルス)のカルトナージュとミイラ

前々から楽しみにしていた古代エジプト展へ。

ぼくが小さい頃、世はオカルト・ミステリー・超古代文明など超常現象ブーム。

かくいうぼくも、世界ふしぎ発見やスプリガン、MMRマガジンミステリー調査班がとても好きな少年でした。

ノストラダムスの大予言が外れて以降、ブームは下火になりましたが、それら超常のものに抱いたワクワク感はいまだに胸の奥でくすぶり続けています。

ぼく

マヤ・メソポタミア・エジプト・インダスなど紀元前の文明は男のロマン。とくにぼくら世代にとっては。

ただ、本展は神秘や謎を軸に展開するドラマチックなものでなく、当時の人々の生活様式などに焦点を当てたもの。

思っていた展示内容とは違いましたが(笑)、それはそれで面白かったです。

特に興味深かったのは以下3点。

  1. 生活様式の基盤は紀元前で既にほぼ確立されていた
  2. 壁画の表現手法がピカソのキュビスムと酷似している
  3. ピラミッドはちゃんとした雇用のもとで作られていた

1ですが、古代エジプトって日本でいうと時期的に”縄文時代”。が、文明レベルでいえばはるか上。

国家も文字も職業もある。なんなら税も課してるし給与未払いによるストライキまで起こってる。

今から5,000年以上前の話ですよ!?基盤できあがっとるがな!って思いました。

ぼく

人気No.1職業は書記。今でいうホワイトカラー職。ただし、腰痛や肩こりには悩まされてたみたい。

2は、ピカソ好きなら周知の事実。というのもピカソはアフリカ芸術に傾倒し、キュビスムに行き着いたんですよね。

ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展 in 大阪・国立国際美術館|黄色のセーターと女の肖像の絵

左《黄色のセーター》1939年|右《女の肖像》1940年

キュビスムとは、様々な角度から見たパーツを一つの画面に収めた表現手法(超ざっくり)

2023年のピカソ展ではキュビスムを堪能しましたが、今回はその発想元を堪能できました。

3は、聞いてた話と違うのでびっくり(笑)ピラミッドはずっと奴隷が作ったものだと思ってました。

学校でそう習ったのか、テレビの映像で流れていたのか、はたまた聖帝十字陵のイメージがこびりついているのか定かではないですが、多くの血や涙が流れた建造物だと。

が、実際の労働環境はめっちゃクリーン。

肉やビールまで振る舞ってもらえるし給与も出る。なので流れてたのは”いい汗”だったというのが定説。

王の頭部

クフ王の御尊顔

まぁ、これは良い方向の話なので良いですが、水晶ドクロの真実といい、考古学の発展と共にミステリー感が薄れていくのはやや寂しいですね。

ぼく

最終的にかつてワクワクした超常的な文明や現象はすべて現実的なものに落とし込まれていきそう。。

なお、グッズは”アヌビスのぬいぐるみ”を買いました。

そんな感じで。終わりッ!!

古代エジプト巡回展 in 大阪・ハルカス美術館:概要

会期2026年3月20日(金)  ~ 6月14日(日)
会場あべのハルカス美術館
開館時間火~金 / 10:00~20:00
月土日祝 / 10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
チケット料金
一般2,300円
大高生1,800円
中小生500円
定休日2026年3月23日(月)
電話番号06-4399-9050
所在地大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F

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