サマーソニック2022の大阪2日目に行ってきました。
無事開催されて良かったのと、アーティストが多々キャンセルにならなくてほんと良かった。
↓だって直前までこの状況ですよ。。
- オフスプリング:本公演の2週間前に車が炎上。パスポート含め諸々灰に
- リバティーンズ:(過去の犯罪歴で)ビザの取得不可
- マネスキン:サマソニ前のフェスを直前でキャンセル
- Mrs. GREEN APPLE:若井さんが本公演の3日前にコロナ陽性
- キングヌー:常田さんが本公演の10日前にコロナ陽性
その他、The 1975が公演8日前に到着…と早い段階で来日していたので、コロナに感染するんじゃないか…とビクビクしていました。
…が、蓋を開けて見れば、キャンセルになったのは、リバティーンズとYOASOBIの2組だけ。
そのため、メインステージのアーティストが軒並みキャンセルといった最悪の事態は回避できた感じです。
…てなわけで、見たアーティストのセットリスト/感想を忘備録代わりにまとめてみました。
目次
The Linda Lindas(リンダ・リンダズ)
セットリスト
- Growing Up
- Monica
- Why
- Magic
- Claudia Kishi
- No Clue
- Nino
- Talking To Myself
- Cuántas Veces
- Fine
- Tonite
- Oh!
- Racist, Sexist Boy
- リンダリンダ(ブルーハーツのカバー)
感想
バンド結成に至ったストーリー含め最高。
平均年齢13.7歳(!?)。ライオット・ガールの系譜…
な彼女らですが、BABYMETALがそうであるように少年・少女世代が(歌詞含め)ハードコアな曲をやると、いかつさが中和されますね。そしてめっちゃ合う。
イデオロギータイプのパンクバンドって苦手ですが、彼女らには歌わずにはいられない背景があり、それがアジア系差別ともなれば、自分事としても捉えられるわけで。
また、抑圧された環境下で、映画リンダ リンダ リンダ(懐い!)と出会い、劇中のガールズバンドが歌う「リンダリンダ」に触発されバンドを結成したというストーリーも完璧。
日本人が愛を持って迎え入れないわけがないよね。現場“爆“盛り上がりでした。
Rina Sawayama(リナ・サワヤマ)
セットリスト
- Dynasty
- STFU!
- Comme des Garcons
- Hold The Girl
- Catch Me In The Air
- XS
- This Hell
- LUCID
- Free Woman
感想
中盤、どのアーティストを見るか決めかねていたところ、山崎洋一郎氏のブログでリナ・サワヤマがやばいという情報をキャッチ。
てな訳で、鑑賞。
確かにヤバい。もちろん良い意味で。ダイナミズムあふれる歌声/パフォーマンス。ともにワールドクラス級。
曲自体はポップなんだけど、味付けはR&B/ロック/エレクトロニカ/インダストリアルなど、様々。
ジャンルに捉われないボーダレスな感じいいですね。聞いてて全く飽きない。
今、旬のディーバーをこのタイミングで見れて良かったです。
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The Libertines(ザ・リバティーンズ)
感想
次の出番のマネスキンを良い位置で見るため、ラストの「Don’t Look Back Into The Sun」のみ鑑賞。
…や本来ならフルで見たかったんですよ。全盛期を知ってる世代なので。
でも、予想通り(!?) 来日はできず、代替案も照りつける太陽の下で収録したライブ映像を流すだけ…という地獄のような措置。
ただ、予想に反してテンションは結構上がりました 笑
曲がね〜やっぱいい。演奏は相変わらず“へろへろ“だけど。でも、その分メロディーの良さが際立ちますね。
あと、すっかりおっさんになった”ピート”と”カール”が1つのマイクで歌う様は、グッとくるもんがありました。
ほんと不思議な魅力があるバンドですね。
1曲しか見れなかったけど、見れて良かった。映像だけどw
それにしても”ピート”容姿が変わりすぎ。最初マジで誰か分からんかった。。
ピートのbefore & after#ピートドハーティ#リバティーンズ pic.twitter.com/s5hcL4OZkV
— 鈴木央 (@O_Suzuki) May 19, 2022
当時は、危険な伊達男って感じでほんとかっこ良かったのに。ケイト・モスとのツーショット写真とか見るの好きだったな〜。
ともあれ“ちゃんと“生きててくれて良かったです。一時期ほんと危なかったと思うので。薬物依存からは脱却できたのかな??
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Måneskin(マネスキン)
セットリスト
- ZITTI E BUONI
- In nome del padre
- MAMMAMIA
- Beggin’
- For Your Love
- SUPERMODEL
- TOUCH ME(& My Generation)
- I Wanna Be Your Dog
- I Wanna Be Your Slave
感想
大本命。この人たちを見るためにサマソニに来たと言っても過言じゃない。
結論、最高。マ・ジ・で最高。
重低音のハスキーボイス/激しく動くけどもブレない演奏力/ビジュアル/パフォーマンス/キャッチーな曲、すべてが完璧。
今後ロック史に名を残すバンドの黎明(れいめい)期を見れた…という感じです。そう言い切れるくらい圧巻のステージでした。
それにしても、この時代にまさか”ロックバンド”がくるとは。しかもUK/USでもなく、イタリアから。
皆が「ラップだ」「ダンスミュージックだ」と右向け右のときに、逆方向のジャンルで成功するのはすごい。総取りですね。
シーンに転換期をもたらせた新世代のロックスターを生で見れて幸せでした。
King Gnu(キングヌー)
セットリスト
- Slumberland
- 飛行艇
- Sorrows
- BOY
- 白日
- The hole
- カメレオン
- Prayer X
- Teenager Forever
- Flash!!!
- 雨燦々
- 逆夢
- 一途
感想
別ステージのオフスプリングと半々で見るつもりでしたが、疲労と人だかりでオーシャンステージから動けず。。
結果、最初から最後まで通しで鑑賞。
ただ、正直なところ、あまりノレなかったです。。
↓考えられる理由は以下あたり
- 迫力あるボーカル、迫り来るような重厚なサウンド、熱狂に導くパフォーマンス。それらが前アーティストに比べ一段階落ちた(ように感じた)
- Aメロ→Bメロ→サビという構成が冗長に感じてしまった
その結果、ノレなかったのかなーと。
でも、一発目の「Slumberland」の常田さんパートと「Flash!!!」はテンションが上がりましたね。
あと、一番好きな曲「The hole」を聞けて良かった。歌い手・楽器隊が渾然(こんぜん)一体となるエモーショナルな展開は痺れました。
ラスト2曲は「呪術廻戦」締め。
前方にいた小学生くらいの兄弟が顔を見合わせ、遠目からでもわかる位、パァーっと顔が華やいでいったのが印象的だったかな。
The 1975
セットリスト
- If You’re Too Shy (Let Me Know)
- Love Me
- Chocolate
- Me & You Together Song
- TOOTIMETOOTIMETOOTIME
- It’s Not Living (If It’s Not With You)
- Paris
- Tonight (I Wish I Was Your Boy)
- Happiness
- Robbers
- A Change Of Heart
- I´m in love with you
- Somebody Else
- Love It If We Made It
- People
- The Sound
- Sex
- Give Yourself A Try
感想
解散すんの!?と言うくらい豪華なセトリ。信じられん。
コロナ渦で2年半ライブを自粛。そのブランクを経ての一発目のライブが日本ということで、気合が尋常じゃなかった。
なんせ久々のライブがホームのイギリスじゃなく、異国の日本ですからね。しかもワンマンではなくフェスという。
それが蓋を開けてみれば、ステージを埋め尽くす人・人・人。(まぁ、YOASOBIキャンセルの影響もあっただろうけど…)
ラスト、マシューが感極まった顔で、観客を肯定するかのごとく何度も頷いた姿が大型スクリーンに映し出された時は、流石にグッときました。
いや、これは泣く。
「何が何でも成功させるんだ!」と「めっちゃ不安…」が入り混じった結果のオールタイムベストなセトリ。
エモーショナル、かつ、ハッピーなバイブスに満ち溢れた空間で、至福の90分間を過ごせました。
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バンドTを4着購入。
自分用にマネスキン、オフスプリング、キングヌーを。お土産にYOASOBIをチョイスしました。
あと、The 1975のバンドT、プライマル・スクリームのハットも欲しかったのですが、前者は売り切れ/後者のアーティストは東京のみの出演のため、大阪会場では売っていませんでした。残念。
…とはいえ、概(おおむ)ね満足かな。
まぁ、目の前でマネスキンのTシャツ(Lサイズ)が売り切れたのはかなりショックでしたが。。
なので、マネスキンのTシャツは苦渋のMサイズです 笑
お目当てのグッズも買えたし、お目当てのアーティストも見れたし、最高の1日でした。
そんな感じで。終わりッ!!