先日、「Google Search Console Team」から下記メールが届きました。
https://nichiyogogo.com/ でのアクセス許可エラーの増加をスマートフォン用 Googlebot が検出しました
メールに記載されている内容を見ると…
…なるほど。それは困るということで、サーチコンソールで”アクセスできないURL”を調べることに。
目次
サーチコンソールでアクセス許可エラーのURLを確認
1.「サーチコンソール」にアクセスし、サイドメニューから「クロール > クロールエラー」をクリック。
↓
2.スマートフォンタブをクリック
↓
3.ブロックされているURLを確認
ブロックされているURLを確認すると、共通点が。
それは、「wp-login.php?」ページで「403エラー」が発生しているということ。
これをわかりやすく言い換えると…
「Wordpress管理画面のログインページ」にGoogleクローラーがアクセスしたものの、IDとパスワードを求められ、先の画面へ進むことを断念。
そのため、クローラーが「これらのページにアクセスを拒否されました!!」と伝えてくれてる訳です。
管理画面へのログインは、ブログ運営者であるぼくしかできないのは”当たり前っちゃ当たり前の話”なんですが、クローラーにそんなことわかる訳ありません。
なので、こちらから「このページはクロール(巡回)しなくていいよ!」とクローラーへ知らせる必要があります。
robots.txtを作成し、「wp-login.php?」ページをクロールの対象外に設定する
1.「robots.txt」を「テキストエディタ or メモ帳」で作成します。
テキストエディタ(無料) | サクラエディタ(Win) Sublime Text(Mac) |
---|
↓「robots.txt」に記述する内容は以下の通り。
1 2 3 4 5 6 |
User-agent: * Disallow: /wp-login.php Disallow: /wp-admin/ Allow: /wp-admin/admin-ajax.php Sitemap: [サイトURL]/sitemap.xml |
5行記述しましたが、初期設定で既に「Disallow: /wp-login.php」以外の記述がされているため、実質記述するのは1行です。
ちなみにデフォ(初期)で設定されている「robots.txt」の記述内容は、サーチコンソール上で確認できます。
それぞれの意味は以下の通り。
User-agent | クローラの指定。「*」と記述することで、すべてのクローラーが対象になります。 |
---|---|
Disallow | 指定したページのクロール(巡回)を拒否。 |
Allow | Disallowで指定した中で、特定のページのみクロール(巡回)を許可。 |
Sitemap | サイトマップの設置場所。 |
↓
2.「robots.txt」というファイル名で保存。
↓
3.「ドメイン名/public_html」フォルダに「robots.txt」をアップロード。
FTPソフトを利用してアップロードします。
FTPソフト(無料) | FFFTP(Win) Cyberduck(Mac) |
---|
以下、サイバーダックの場合。
これで「Wordpress管理画面のログインページ」がクロール(巡回)の対象外になりました。
Search Consoleで設定内容が反映されているか確認
1.「サーチコンソール」にアクセスし、サイドメニューから「クロール > robots.txt テスター」をクリック。
↓
2.送信 をクリック。
↓
3.アップロードされたバージョンを確認 をクリック。
↓
4.「robots.txt」に記述した内容が反映されているか確認
↓
5. Googleに更新をリクエストの送信をクリック。
これで「robots.txt」の内容が更新されました。
・・・
正直なぜこのタイミングで「wp-login.php?」ページで「403エラー」が発生したのかは不明です。
コチラ側で最近行った作業は、WordPressテーマ「SANGO」とWordPress自体のアップデート位。
でかいっちゃでかい変更点ですが、いろんな情報を見ていると、サーバー側のメンテナンスが原因っぽいんですよね。。
まぁ、「wp-login.php?」ページ、つまり「Wordpress管理画面のログインページ」に今後クローラーが巡回することは無くなったので、この件は一件落着です。
そんな感じで。終わりッ!!
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