2025年(令和7年) 下半期に見た映画の感想まとめ

チェンソーマン レゼ篇の原画

上半期に続き、下半期に見た映画の感想をまとめました。

国宝

国宝の広告

「話題になってるし見に行くかー」と軽い気持ちで行ったら、上映時間が3時間(!?)で不安に。

結果、杞憂(きゆう)でした。まごうことなき名作。

しかも邦画にありがちな”配信でええやん”感も全く無く、映画館の大スクリーンで観ることに意義がある大作。

話題になるのも納得。これ2,000円で見てもいいの!?とお値段以上の価値を感じられる映画でした。素晴らしい。

歌舞伎に関しては、昔ダウンタウンの松ちゃんが「あの世界は所詮 血。お笑いに血は関係ない。よって俺らの世界よりヌルい。」

…的な事を本に書いており、そうだよなぁ〜と納得した記憶が。

そして本映画で”やっぱ血筋がものを言う世界なんだなー”と改めて思ったり。

本作みたく一般人から成り上がれるルートもあるかとは思いますが、血筋よりハードルは激高。

小さい頃から血の滲むような努力をしていることは分かるんですが、世襲がものをいう世界はあまり好きにはなれないですね。。

海がきこえる

映画『海がきこえる』

ジブリの作品、なのに、これまで見たことなかった映画。

公開も1993年と古く、金ローで見る機会がいくらでもありそうなのに何故…と思いましたが、見て納得。

尺が短いし、未成年なのに飲酒喫煙している描写がある。そら流せんわなーと。

ただこの映画は”ある程度”年を取ってから見て真価を発揮するタイプですね。

利害関係がない友人関係・学生生活・淡い恋愛など瑞々しい青春の1ページを切り取ってるので、とにかく郷愁に駆られます。

ぼく

舞台となった高知の街並み・手描きのセル画・当時のファションでさらにブーストがかかってる感じ。

展開は他のジブリ作品と比べると淡白ですが、つまらないという訳では無く、引っ掛かりがなくスッと飲み干せる感じ。

説明しすぎず余白の部分を設けたり、ラスト”2人の再開”でバツっと終わる余韻の持たせ方も最高でした。

今このタイミングで見れて良かったです。

ヴァージン・パンク

ヴァージン・パンクのINFORMATION

バイオレンス×ガンアクション、そしてロリ。癖(へき)が詰め込まれた至高の40分!

ぼく

これぞ梅津節といった映画。

この”節”を支えたのがシャフト×アニプレックス。

あなたのやりたいようにやったらええ…とクリエイターに取って最高の環境を用意。

オリジナルは10年ぶりとのことですが、何てことはない本作の制作に費やしてただけ。

ぼく

声優さんの収録は5年前に終わってた…は笑った。

結果、クオリティは激高。

動きはヌッルヌッルで、アクションは言わずもがなですが、おぼつかない足取り・悦に浸って身悶えしてるシーンなど戦闘以外の動作も凄い。

ゆえに怖い。続きを観れるのがものすごい先になりそうで。

というかそもそも上映館は東京(池袋/新宿)・大阪(梅田)・兵庫(三宮)の4館だけ。

なので興収も期待できないだろうし、配信もいけるのかな??

1⚪︎歳の裸体・女性&老人を爆⚪︎・頭パッカーンなどのシーンは今のご時世やや厳しい気が。

続きが見たいだけに、今後の動向がやや不安ですね。。シャフトも他の制作で忙しいだろうし。

A KITEのヴィンテージTシャツ

ぼく

名作KITEのTシャツ。お値段4万Over…




リンダリンダリンダ

映画『リンダ リンダ リンダ 4K』のパンフレットなどの写真

大傑作。青春映画の金字塔と言っても過言ではないかと。

何がすごいって「特別なことは起こらない。急遽バンドを組んだ4人の練習の日々・高校生の日常を描いてるだけ」。

でも、飽きない。ずっと見てられる。

これは監督の手腕・センスだろうな〜。そもそも主役に韓国人のペ・ドゥナを起用し、リンダリンダを歌わせる発想がすごい。

また演出や編集、カット割も見事。特に最後の曲目「終わらない歌」の構成の妙には震えました。

リンダリンダとは違い、彼女たちの演奏は全部映さない。校舎のカットを差し込み。エンドクレジットで本家を流す。このコンボにはやられましたね。

あと致死量の平成を浴びてエモ散らかしてました。平成最高!

  • 音楽にスマパンのジェームス・イハを採用
  • 部室のポスターにTHE MUSICやeastern youth、マリリンマンソン。etc etc..
  • ガラケー・MD・カセットテープ・着メロ

ぼく

この作品は円盤で欲しいな〜。コレクションとして取っておきたい。

チェンソーマン レゼ篇

チェンソーマン レゼ篇の原画

TVアニメ版の最後でレゼが姿を見せてから約3年。

原作でも好きな章なので、待ちに待ってました。なので、公開2日目の朝イチに鑑賞。

感想は”やや”冗長だったかな…

本作は静と動がパキッと分かれた2部構成ですが、前半のレザとデンジの蜜月を描いた”静”は楽しめました。

…が後半のvs ボム・台風の悪魔戦で描かれた”アクションが目まぐるしいシーン”なんかは「何をやってるのかがよく分からん」と感じた瞬間があり、意識がやや逸れました。。

迫力は凄いんですけどね〜。

呪術アニメの宿儺 VS 魔虚羅でも思いましたが、派手なドンパチは情報処理が追いつかず逆に集中力が削がれてしまいますね。。(年齢の問題かもですが…)

とはいえ、ちゃんと続編を描いてくれたこと。

そして何より!レザのお声と米津玄師×宇多田ヒカルの曲が良すぎる!これだけで十分満足です。

ぼく

興収も順調みたいだし、続編は今回みたく3年も待たされることは無いと予想。

その要因となったアニメ1期に関しては、ぼくもそこまでノレなかったですが、姫野先輩がこの世から消える演出なんかは身震いするほど感動しました。

ネットをみていると、アニメ1期の監督に対する攻撃的、かつ、蔑む意見が散見されますが、こういうのを見る度”心底”うんざりします。

アニメチェンソーマン一期もオタクにキャンセルされてたのか

アニメチェンソーマンは普通に面白かったから叩かれてるのが謎だった。総集編では監督の名前がスタッフから消されたらしい、オタク達は監督の…

『もののけ姫』4Kデジタルリマスター

前方しか席の空きがなかったため、やむを得ず前方で。やや上向きで鑑賞。

結果、めっちゃ良かった。

なにせIMAX。しかも国内に2つしかない超巨大スクリーンのIMAX。

本作はこれまで何度も見てきましたが、没入感は今回が一番。

だって視界の端から端 “余すことなく”もののけ姫ですからね。

美術監督が5人もいる気合いの入った背景画を思う存分堪能しました。

まさに”お、ねだん以上。”の鑑賞体験。

面白さは言わずもがな。2時間越えの映画ですが、集中力が切れず”ずっと”画面に釘付け。これまで何度も見てるのに。

普及の名作ですね。




『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来

吾峠呼先生の描き下ろし特典をGETすべく、公開から4ヶ月後にようやく鑑賞。

感想は、テンポが悪いな…です。戦闘・回想シーンが交互に”頻繁に”切り替わるので、テンションがとにかく持続しない。。

あとキャラが状況をめっちゃ説明するなーと。

作画はエグく動きもヌルヌル。なので、戦闘シーンの躍動感/スピード感/緊迫感は抜群。テンションMAX。

そのまま駆け抜けてくれたらいいのに、合間合間に水を差すシーンやセリフが差し込まれるものだからテンションDOWN。結果全然ノレなかったです。。

ぼく

原作通りなので仕方ないっちゃ仕方がないですが、漫画で見ると全然気にならないんですよね。不思議。

とはいえ、恋雪(こゆき)ちゃんのシーンは涙腺が刺激されました。原作でも”猗窩座の過去編”は相当喰らったシーンなので。

それにしても興収の1位・2位を独占って本当すごい。無限列車編の快挙は”コロナ禍”という要因があったから…という見方が強かったですが、今回で払拭。

このまま行くと興収の上位4位を独占しそうですね。まさに漫画界の縁壱。作者本人に承認欲求/自己顕示欲が無さそうな所もまさに。

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