ハガレンの原画が多数展示!鋼の錬金術師展2017 in 大阪の感想

鋼の練金術師展

ハガレン展を見に南港のATCホールへ。

ぼく

この記事は、2017年に開催されたハガレン展の感想記事です。2022年開催のハガレン展の感想記事はこちら


開催が発表されてから、ずーっと楽しみにしていたイベント。

ハガレンはとても好きな作品で、コミックス当然”全巻”持っていたし、アニメも新・旧ともにリアルタイムで見てました。

ぼく

旧アニメはコミックスの6巻が発売された時に放送が開始されましたが、絶対原作抜かすやん!どうすんねん…と思ってました。案の上、サクッと原作を抜かし、斜め上の展開(鬱END)になっていくという…誰得…

 

漫画もアニメもフルコンプリート。そんな大好きな作品が終了から7年の時を経て、原画展を開催!

….となると…

行かない理由が無い!!!

鋼の錬金術師(ハガレン)展 in 大阪の感想

入場口はTHE・映画な空間。

鋼の錬金術師展_衣装

撮影で使用された衣装。

鋼の錬金術師展_オートメイル

エドの機械鎧(オートメイル)/ 等身大のアルフォンス像

…というのも、今回の原画展は映画公開(実写化)を記念したイベント。

ぶっちゃけ実写化が決まった時は「F○CK!」って感じだったけど、こういった恩恵にあずかれると、「そう…悪く無いかも…」って気になりますね。

なんせ、終了してから結構な年月が経っている為、こういった機会でも無い限り原画展が開催される事は無かった筈。(荒川先生の原画展は開催されても”ハガレン”に特化した原画展は無かった筈。)

そう考えると、”映画化”万歳ですね。

1: 2017年11月18日(土) ハガレンの感想ハガレンの感想、原作ファンみんな大批判大号泣でわろた#鋼の錬金術師 #ハガレン感想 pic.twitter.com/537ygskbSn— ポテチ (@l_q6fj) 2017年11月15日 5: 2017年11月18日(土) >>1 2枚目原作への風評被害で草 2: 201

ぼく

ぼく

何ともいえねぇ…

↓ちなみにこれが公開される映画です。

 

いよいよ、鋼の錬金術師(ハガレン)展 の会場へ

鋼の錬金術師展_パネル

まず出迎えてくれるのは、今回のイベント用に荒川先生が書き下ろしたイラスト(ハガレンのイラストを描くのは5年ぶりとのこと)+ 荒川先生の直筆のサイン。

ぼく

ギャラリーエリアにはこの絵の”ホムンクルスVer.”がありました。そちらは一筆描きでササっと書いたイラストだったけど、清書されたものとは違い”アナログ感”が満載で、それはそれで最高でした。

 

鋼の錬金術師展_シンボル

フラメルの十字架 / アメストリス国軍紋章

先に進むと、エドのマントや師匠の胸元、アルの肩に刻印されている「フラメルの十字架」とアメストリス国軍の紋章が展示されてます。

ぼく

赤と青の対比が堪らん!!!

 

鋼の錬金術師展_キャラ

続いては、主要キャラがお出迎え。(スペースの都合か敵側(ホムンクルスとか)がいなかったのがちょっと残念)

 

このエリアを抜けると、黒幕に覆われた部屋に通され、”始まりの日”を追体験します。


↓始まりの日。

ぼく

結構トラウマなシーン。絵柄とのギャップが凄い…


 

展示エリアへ!ハガレンの原画が多数展示!

黒幕の部屋を抜けると四方八方に慣れ親しんだ絵が。(感涙ッ!!)

ちなみに入場口で「音声ガイド付き(600円)」か「無し」かを選べますが、ぼくは「ガイド付き」を選びました。

これが大正解。

エドとアルが当時を振り返りながら語るっていう構成なんだけど、この”振り返る”っていうのが非常に良くて、キャラと一緒になって「あの時、こうだったな〜」とひとつひとつ記憶を呼び戻していくのが、思い出を共有してるみたいで楽しかったです。

そして何よりハガレンの世界にドップリ浸れるのが良い。

 

ちなみに展示エリアは、1箇所を除き写真撮影はNG。

鋼の錬金術師展_プライド

唯一撮影可能なエリア。人の動きに合わせて影が伸びる仕掛け。

ぼく

プライド(傲慢)が正体を表すシーンですね。

・・・

いくつかの原画には、作者のコメントが載っており、「へぇ〜」と思うこともちらほら。

以下、抜粋。


①:2巻はアルだけの表紙にしたかったけど、「何の漫画か分からなくなるから・・・」という理由で担当に止められた 笑

②:おっさんを描くのがとにかく好き。(分かるッ!荒川先生の描くおっさんはとにかくカッコ良い!)

③:コミックスのタイトルと表紙の色味を合わせ、統一感を出している。(例えば4巻だと傷の男(スカー)の服の色とタイトルを同系色にしている。)

④:マスタング隊は、初期の頃から【解体される(52話:魔窟の王 参照)】と決まっていた為、解体後のマスタング隊(の集合絵)を描けた時は「ようやく…」と感慨深い気持ちになった。

⑤:ラスト(色欲)は長生きして欲しかった。

⑥:エンヴィー(嫉妬)の真の姿Ver.を描くのは大変だけど、細かい作業が好きなので”苦”ではない。

 

⑦:原稿用紙の最後のページは「続け!」とか「終われ!」など勢いのある言葉で締められていた。

ぼく

最終回の原稿の「終われ!」は噴きました 笑

⑧:1話目「ド三流。格の違いってやつを見せてやる!」のセリフが最終決戦時には「ド三流。オレ達とおまえとの格の違いってやつを見せてやる!」と仲間との絆を強調したセリフに変わっている。


こんな感じです。個人的には⑧が一番「おぉ〜!」と感動しました。確認する為に、わざわざ最初のエリアまで戻ったからね 笑

 

その他のエリアも見どころ満載!

展示エリア以外も見所満載。個人的にお気に入りなのが”注意書き”。

鋼の錬金術師展_注意

凝った注意書き / 荒川先生の自画像(金ピカVer.)

これほどテンションが上がる”ピクトグラム”が他にあるだろうか…

いやはや素晴らしい。あと、ギャラリーには荒川先生の自画像が置いてありました。

ぼく

自画像は1巻のカバー裏の絵ですね。「荒川 勝負パンツ」で検索したら出てくるので、元絵が気になる方はチェケラ。

 

ちなみにお土産屋さん(ハボック雑貨店)もあったけど、ほぼ完売でした…

ハボック雑貨店

赤枠が売り切れの商品。見ての通りほぼ完売。

 

消えもの系(お菓子とか)か複製原画を買う予定だったけど、全て売り切れていたので「ステッカー」をチョイス。

鋼の錬金術師展_ステッカー

これだけシンプルにしても”誰”か分かるのが凄い。キャラ立ってんなー。

ぼく

ちなみに展示会のトイレのピクトグラムは、上のステッカーと同じでした。

 

↓レシートにも「ハボック雑貨店」の記載が。いちいち細かい。でも、こういう”こだわり”超好き。

鋼の錬金術師展_ハボック雑貨店

見ての通り、”ハガレン愛”に溢れた展示会でした。行って良かった!!

 

【朗報】見逃した方へ!なんと地方巡回が決定!

東京・大阪で終了の筈が…「高知・兵庫・福岡」での開催が決定!


【高知県】
会場:香美市立やなせたかし記念館 詩とメルヘン記念館
期間:2017年12月20日(水)~2018年2月12日(月・振休)

【兵庫県】
会場:神戸ゆかりの美術館
期間:2018年4月21日(土)~7月8日(日)

【福岡県】
会場:北九州市漫画ミュージアム
期間:2018年10月13日(土)~12月9日(日)

“ハガレン”史上初、大規模原画展 開催決定!!公式サイト内にてティザービジュアルも初披露!一部しか明かされていなかったアルフォンスの姿を公開!

2~3ヶ月おきに「西日本」を順々に巡っていく為、見れるチャンスはまだ残っています。

未見の方はぜひ行って体感して欲しいですね。

ぼく

終わり。

↓もう一度読みなおしたい。

ぼく

ハガレンはストーリーの間延びが一切無く、伏線の回収・終わり方など全てが綺麗にまとめられた完璧な作品だと思っています。超好き。

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